アクション映画でもないのに、主人公ダニエルは何度も血を流していた。さて、この映画では彼の流血シーンが何回あったでしょうか・・・
妻を失うんじゃないかという牧師の被害妄想と暴力亭主コニーの狂気ぶり。想像していた音楽映画の展開とはかけ離れていた。もうひとつ予想できなかったのは、ダニエルの恋の相手。年齢差もかなりありそうだし、彼氏もひょいひょい乗り換えちゃうんだから、まさか彼女ではないだろうと思っていたのに・・・。しかし、最大のサプライズはスウェーデン語やドイツ語が中心だというのに、字幕翻訳家が戸田奈津子さんだったことです。
聞いたこともない音楽を聴かせてやるんだ!というダニエルの思いはユニークな練習法にも現れていた。周りの音、隣の人の声、集中するためにハンド・イン・ハンド♪一瞬、谷村新司が背後霊になっているんじゃないかと思いましたが、“天使”というキーワードからも堀内孝雄の姿まで目に浮かんできました。そして、頭を人のお腹に乗せ、その人も次の人のお腹に・・・とジグザグに寝そべってる光景を見ると、もしかして怪しい宗教か・・・などと、妄想が膨らむばかりです。妻インゲを心配していた牧師も、この光景を見て怖かったに違いありません。「まだ歌わないのか」という言葉の裏腹には「変な宗教じゃないだろうな」という言葉が隠されていたのだと思います(妄想です)。
音楽映画は大好きなのですが、この映画でもっとも心を鷲掴みにされたシーンは歌の場面じゃなく、レナが「好きな人ができたの」と告白しようとするところでした。あ、おっさんでも好きになってくれるんだ・・・やっぱりレナは天使やなぁ・・・などとドキドキして鼻血が出そうになってきたほどです。
教会のコンサートはガブリエルのソロが中心だったのでそれほど感動もしなかったのですが、オーストリアのコンクールは胸が熱くなりましたね。音楽映画の定番であるかのような演奏に間に合わないという緊迫感。頑張れ!と思わず声を漏らしそうになるほどのめり込んでしまいました。そして、地鳴りのように自然発生的に始まるコーラス・・・やっぱり「聴いたこともない音楽」を目指したダニエルの思いが・・・
★★★★・
妻を失うんじゃないかという牧師の被害妄想と暴力亭主コニーの狂気ぶり。想像していた音楽映画の展開とはかけ離れていた。もうひとつ予想できなかったのは、ダニエルの恋の相手。年齢差もかなりありそうだし、彼氏もひょいひょい乗り換えちゃうんだから、まさか彼女ではないだろうと思っていたのに・・・。しかし、最大のサプライズはスウェーデン語やドイツ語が中心だというのに、字幕翻訳家が戸田奈津子さんだったことです。
聞いたこともない音楽を聴かせてやるんだ!というダニエルの思いはユニークな練習法にも現れていた。周りの音、隣の人の声、集中するためにハンド・イン・ハンド♪一瞬、谷村新司が背後霊になっているんじゃないかと思いましたが、“天使”というキーワードからも堀内孝雄の姿まで目に浮かんできました。そして、頭を人のお腹に乗せ、その人も次の人のお腹に・・・とジグザグに寝そべってる光景を見ると、もしかして怪しい宗教か・・・などと、妄想が膨らむばかりです。妻インゲを心配していた牧師も、この光景を見て怖かったに違いありません。「まだ歌わないのか」という言葉の裏腹には「変な宗教じゃないだろうな」という言葉が隠されていたのだと思います(妄想です)。
音楽映画は大好きなのですが、この映画でもっとも心を鷲掴みにされたシーンは歌の場面じゃなく、レナが「好きな人ができたの」と告白しようとするところでした。あ、おっさんでも好きになってくれるんだ・・・やっぱりレナは天使やなぁ・・・などとドキドキして鼻血が出そうになってきたほどです。
教会のコンサートはガブリエルのソロが中心だったのでそれほど感動もしなかったのですが、オーストリアのコンクールは胸が熱くなりましたね。音楽映画の定番であるかのような演奏に間に合わないという緊迫感。頑張れ!と思わず声を漏らしそうになるほどのめり込んでしまいました。そして、地鳴りのように自然発生的に始まるコーラス・・・やっぱり「聴いたこともない音楽」を目指したダニエルの思いが・・・
★★★★・
そうでしたか~詳細までは思い出せないけど、宗教の歴史がそのまま描かれていたんですね。その点を踏まえてもう一度観てみたいです!
映画って奥が深いものですねぇ・・・
音楽映画つながりですね~
しかも主人公は独身中年男性。
もしかすると、『コーラス』からずっとつながってるのかもしれません。
今度、今まで観た音楽映画をまとめてみようかなぁ~
天使にドキドキしちゃいけませんよね(汗)
音楽に関してもリアリティーを感じさせるため、むちゃくちゃ上手いと思わせないところがよかったかな。
あの練習風景がよかったです。
音楽よりドラマのほうが中心でしたね。
特に美形!じゃない普通の役者さんたちに妙にリアリティーを感じました。
いい組み合わせを楽しみました。
『春が来れば』はあきらめてたんですよ・・・北陸じゃ上映されないだろうって。福井で上映されてることがわかり、ラッキーでした。
戸田さんの字幕は英語版からでしたかぁ~まぁ、脚本を基にするのが普通らしいですから、それもあったのでしょうね。
レナとダニエルの関係、なんとなく共感しちゃいました。俺も若い子をみつけて・・・(笑)
そーいえば戸田さんの字幕は私も英語版から起こしてるようなことを聞いた覚えがあります。
この作品を受けての「春が来れば」だったんですね。いい流れ、いい組合せだと思います。
男から見るとやっぱりレナちゃんがいいですよね~
最初は軽いタイプなんじゃないかと思って観ていると、そのうち芯がしっかりした女性だとわかるし・・・
そのうちハリウッド映画でも・・・って難しいですよね。
インパクトありますよね。戸田さん。
>しんちゃん様
文部科学省特選って書いてある横に、青年向、成人向と書いてありましたもんね。どういう基準で選んでいるのかさっぱりわかりません・・・
とりあえずDV亭主は警察に捕まりますが、もっと早いうちから訴えてもよかったですよね~
同じ年代・・・そろそろ成人病も心配しなくてはいけないし、小学校を買い取る財力もほしいところです。
>sakurai様
配給会社が力を入れていたんですね!
その意気込みわかります。
しかし、石川県にまでは力を入れなかったようで、もうちょっと早く観たい人も田舎にいることを忘れないでほしいです(笑)
北欧といえばサウナ。
コーラスが終わったあとみんなで風呂入ってサウナ入って、ビール飲んで・・・あぁ、夢のような生活。
『春が来れば』・・・だんだん観たくなってきたじゃないですかぁぁぁ~~行こうかな・・・
やけにロングランだったのですが、配給会社にかなり強く頼まれたらしいです。
北欧の映画の持つ奔放さと、朴訥さと、大胆さが結構好き。
そういや最近、ピレ・アウグストの映画とか見れなくてさびしいわん。
これの韓国版が「春が来れば」になりそうです。
この映画文部科学省特選なんだけど・・・
やっぱヌードやベッドシーン、DVなどが満載なので子どもには見せたくないです
これも例の「グランドホテル形式」なのかも知れませんね(^^;
主演の彼、ふるさとに帰って、みんなと触れ合ううちに段々若返ってきたのがメチャ印象的でした。
で・・・設定はどうか分かりませんが、あの暴力亭主と同い年だし、彼女とも10歳くらいの年齢差じゃないかな?
かなり可愛い女性でしたねえ。
ハリウッドの女優さんと違って今後見る機会がなさそうなのが残念でなりません。
戸田奈津子翻訳には私もビビリました。
英語すらろくに・・・ねえ・・・
こういう音楽モノはすごくいいですよねー。
若い若いと思っていたら30歳くらいでした。
まぁ、俺からすれば若いのですが・・・(汗)
俺が教会のコンサートでイマイチだと感じたのは、ガブリエルを主役にすることによって夫コニーに対しての和解を演出することが目的だったと感じたからなのです。
男性陣もユニークでしたね~
目立たなかったけど、デブと言われてた人がよかった。
>charlotte様
オーケストラのコンサート。
最初にコニーに殴られる。
2回目コニーに殴られる。
そしてラスト。
この4回だったでしょうか・・・他にもあったような。
レナちゃんが脱いだのはお国柄?
スウェーデンといえば、かつては・・・なんて、古いですよね。
ラストには、俺もじわりと涙が・・・自然ですよ~
それに翻訳が戸田女史だった事も…
あれ、結構驚きました。なっち、スウェーデン語わかるのか?と。
レナちゃん可愛かったですね♪でもいきなり全部脱がなくても…って思いましたけど。笑
あれじゃあ、逆に可愛そうです。(←こういう事はなぜか覚えている自分)
この作品で化粧が落ちました。(泣いて)
目が腫れる位泣きましたわ。阿呆ですね^_^;
あの素人集団がコンクール??って不思議な気がしたので、コンクールシーンよりも教会のコンサートシーンの方が好みでした。
女性陣はもちろん、口八丁のアーンとか牧師、デブ公さん、コニーなど、男性陣も個性豊かで面白かったです。