手におえなくなった者は焼いてしまえ!魔女狩りにとどまらず、痛烈なブッシュ批判なのではないかと思えるくらいの社会派SF映画。
だと思っていたら、ゲームが原作であるホラー映画だったらしい。それほど怖くないのです。そもそも恐怖映画などというものは、誰であろうが殺してしまうシリアルキラー的なホラー映画以外は、後ろめたいことがなければ怖さが半減するはず。主人公のローズは娘を探し出したい一心で行動する設定ですし、魔女狩りに関しては嫌悪感を抱いている様子でしたから、彼女に共感すればするほど怖くなくなってくるのです。だけど、公式サイトはちょっと怖い・・・
廃墟と化したサイレントヒルという町へ入ったローズ(ラダ・ミッチェル)と娘シャロン(ジョデル・フェルランド)だったが、忽然と姿を消してしまった娘。そして女性警官シビル・ベネット(ローリー・ホールデン)も加わって、シャロンの行方を追ってこのゴーストタウンを彷徨い歩く。夫であるクリフ(ショーン・ビーン)は妻の後を辿り、サイレントヒルへ入ろうとするが、人間の気配すら感じられない町には手掛かりすらつかめなかった・・・
序盤において、彼女たち3人が30年前の同じ場所へタイムスリップしていて、ショーン・ビーンと他の男衆はわけもわからず空回りするばかり。偶然にも同じ場所にいた彼が「匂いが・・・」などとつぶやくのですが、30年も残り香があるなんて、よほど強烈な匂いだったのかもしれません。死んでしまったらタイムパラドクスが起きてしまうだろう?といった不安定な世界観ではありましたが、どちらかというとパラレルワールドのような雰囲気なので、彼の直感は多分気のせいだったと思ったほうがよさそうです。
恐怖感が薄れたのはこのタイムパラドクスのせいかもしれませんが、これは終盤までわからなくしたほうが良かったのでしょう。もしかすると主人公の夢の中なのではないかと思わせる浮遊感とか、現実離れしたCG効果も原因だったかもしれません。結局、憎き相手はクリスタベラだ!などと社会派映画的昂揚感によって、すでにホラー映画であるということを忘れさせてくれたのです。さすがにでかい包丁は怖かったけど・・・
途中までは★一つだったけど、♀マーク四つのカルト教団のおかげで徐々に加点・・・そして秀逸なラストシーンでもう一つ加点。匂いとともに生きていくことになったショーン・ビーンに乾杯。
★★★・・
そる様のブログ記事が詳しいです。
だと思っていたら、ゲームが原作であるホラー映画だったらしい。それほど怖くないのです。そもそも恐怖映画などというものは、誰であろうが殺してしまうシリアルキラー的なホラー映画以外は、後ろめたいことがなければ怖さが半減するはず。主人公のローズは娘を探し出したい一心で行動する設定ですし、魔女狩りに関しては嫌悪感を抱いている様子でしたから、彼女に共感すればするほど怖くなくなってくるのです。だけど、公式サイトはちょっと怖い・・・
廃墟と化したサイレントヒルという町へ入ったローズ(ラダ・ミッチェル)と娘シャロン(ジョデル・フェルランド)だったが、忽然と姿を消してしまった娘。そして女性警官シビル・ベネット(ローリー・ホールデン)も加わって、シャロンの行方を追ってこのゴーストタウンを彷徨い歩く。夫であるクリフ(ショーン・ビーン)は妻の後を辿り、サイレントヒルへ入ろうとするが、人間の気配すら感じられない町には手掛かりすらつかめなかった・・・
序盤において、彼女たち3人が30年前の同じ場所へタイムスリップしていて、ショーン・ビーンと他の男衆はわけもわからず空回りするばかり。偶然にも同じ場所にいた彼が「匂いが・・・」などとつぶやくのですが、30年も残り香があるなんて、よほど強烈な匂いだったのかもしれません。死んでしまったらタイムパラドクスが起きてしまうだろう?といった不安定な世界観ではありましたが、どちらかというとパラレルワールドのような雰囲気なので、彼の直感は多分気のせいだったと思ったほうがよさそうです。
恐怖感が薄れたのはこのタイムパラドクスのせいかもしれませんが、これは終盤までわからなくしたほうが良かったのでしょう。もしかすると主人公の夢の中なのではないかと思わせる浮遊感とか、現実離れしたCG効果も原因だったかもしれません。結局、憎き相手はクリスタベラだ!などと社会派映画的昂揚感によって、すでにホラー映画であるということを忘れさせてくれたのです。さすがにでかい包丁は怖かったけど・・・
途中までは★一つだったけど、♀マーク四つのカルト教団のおかげで徐々に加点・・・そして秀逸なラストシーンでもう一つ加点。匂いとともに生きていくことになったショーン・ビーンに乾杯。
★★★・・
そる様のブログ記事が詳しいです。
社会派要素のあるホラー映画は多いですね~
怖がる主人公の気持ちになってしまったら、なかなか見つけにくいものですけど、一旦幽霊の気持ちになってみれば社会派映画に見えてくる(笑)
ダークナースは良かったですよね~まぁ、ゲームを知らないので、幽霊キャラはみんな面白かったです。
リングはとうとうパチンコにもなってしまった・・・
ひ!!っと驚かせるシーンはなかったけど怖かったです
ダークナースは面白かったな^^
結構差別とかそういう社会派要素含んだ映画ってホラー
で多いですよね。何かリングとかもそんな感じだったし
後、CGは凄かった。結構おもしろかったですよ
ゲームファンの方は評価は高めですよね~
まぁ、俺もバイオハザードを満点にしてしまった手前、それは否定できません(汗)
最近特に多いですよね。続編があるのでは?というパターン。どっちとも取れるような作りがにくいですね~
ラストは続編に繋がりそうな気配たっぷりだったですね。勝手に期待したいと思います。
サイレントヒルのゲームをおやりになっていたのですね。俺も『バイオハザード』のときにはゲームをやっていたので、かなり点数が上がってしまいましたが、そういうものですよね。
ローズが死んだかどうかは続編を見るまでわからないですが、こうやってあれこれと考えるだけで楽しいものです。
でも、あの宗教団体だけは再登場しそうな予感がします。あのクリーチャーたちも・・・
サイレントヒルにTBさせていただいてます。
わたくしもローズたちは既に死んでいるんだと理解していたのですが、もしかして違うのかもしれませんね。
続編の噂もチラホラありますが、もしもローズが死んでいたら続編なんてありえませんものね。
それとも全く違うキャストでやるとか。
とにかくサイレントヒルはゲームで楽しんでいたので、ゲーム内容に違い映像が出てきて興奮を覚えたものです。
面白かったです…
では、また
コメントありがとうございます。
ローズは死んでいる説、読んでいるうちにその通りだと思えてくるほど説得力がありますね~
俺はむしろ、そちらの方に傾いてしまって・・・
続編が出るとすれば、それも明らかになるのかもしれませんが、死んだとしても、生き返ってしまうような、そんな期待を胸に、俺もじっくり待ちたいと思います。
いやー。面白かったですね。
自分はゲームは1と2しかやってないんですけど、サイレントヒルシリーズは「投げ出された」感が強くてとても気に入っているゲームです。
今作もローズが霧の中でたたずむシーンでひとりぞくぞくしてました。
みなさんの意見を聞くまではローズは冒頭で死んだんだと思ってたんですが、再考の余地ありですね。それも踏まえて、続編に期待です。
そうでしたか、ホラー嫌いなのにお疲れ様でした。
この映画に関しては、ホラーよりもSF的な要素のほうが印象に残りました。
息子さんが大きくなればなるほど、「自分でなんとか脱出しな」という態度もとれるんじゃないでしょうか。ライオンが子供をがけから突き落とすように・・・
夏休み。
映画を見るのも大変です。
昨夜は「ゲド戦記」を見るために、子供がいないような時間帯を選んでしまったし、1ヶ月は苦労すること間違いなしです(笑)
途中どうしようと思うほど怖かったのだけど、なんだか最後は面白かったです。
私もローズ並みに子供への愛情はありますが、「もしサイレントヒルへ探しに行かねばならない事になったら、腰が抜けてしまってとてもあんなに勇敢に探し回ることは出来ないよ、ゴメン」と息子に先に謝っておきました。
それにしても夏休みってなんだか身動きが取りにくくなるし、おまけに大作ばかりがシネコンを占領してて面白くないですね~。
包丁怖いんです・・・指を深く切ったことがあるので、無造作に振り回されただけで貧血になりそうです(笑)
みなさんのおかげで謎の部分もあるけど、かなり理解できたと思うのですが、タイムスリップについてだけは誰も指摘していないので間違いかと思います。
しかし、30年前の子供と現代の子供が同じ年齢というのはどうも引っかかりますよね・・・
包丁、怖かったですねー。
でも、エミリー・ローズのようにびくんっとはならなかったのでよかったですが。
全体的には楽しめたのですが、如何せんラストがわかりにくくて困りました。
kossyさんはタイムトリップ説ですね。
実は難解な映画ですね。
読ませていただきました~
ノベライズ本まで購入されるとは、もうサイレントヒルにどっぷり浸かっちゃいましたね。
あらためてシビルの存在も難しく思え、21年の空白というのもまた混乱材料となりました(汗)
この空白のおかげでまた自分のタイムスリップ説に傾いてしまいそうです・・・
とうとうノベライズ購読の後、本日(正確には昨日か汗)もう一回見てきましたw
それによってある程度明らかになったこともありましたので、また懲りずに考察などしてみました。
初見ではつい見逃していた箇所やノベルだからこその描写などがあって収穫も多かったです。
もしもお時間があれば、見てやってください(深々~
ただ、それでもなお“語られない空白”があるのはさすがというか、なんとうか…w
「答えが無い」
俺はアメリカのYAHOOまで行って記事を探してしまいましたが、それでも色々ありそうでした。(英語を読むと疲れるので、ちょっとだけですが・・・)
観終わった直後には、考え込むほどでもなかったのですが、人の感想を読んでると、疑問点がいっぱい見つかって・・・
「マトリックス・レボリューションズ」もかなり色んな説が出てきましたけど、それ以来かなぁ~
登場人物の死亡時期だけに絞って考えると、論理的に検証できそうですけど、そこまで考えるサイトが出てくるかどうか。リピーターも増えるのかもしれませんね。
で、頭がこんがらがって、昔見た映画「バニラスカイ」(トム・クルーズ主演)の時以来、ネタばれサイトを探してしまったのです。
上記、全て読ませて頂きましたが、やっぱりというか、無念というか、いやこれでいいのだ、というか、
「答えが無い」んですよね。
上映中は、あれっと思いながらもテンポ良く進むので、恐さもあり最後まで見ましたが、終った後に考え込む映画になるとは・・・・・
私としては、シックスセンス程度の謎解きにして欲しかったです。つまり、じっくり良く考えると、答えがきちんとわかるものにして欲しかった。
事故の段階で三人とも死亡説や、ラスト付近で教会内で刺された時に死んだのか、実は教会内の人も、最初から皆死んでいたかも説や、とにかく、それぞれの
登場人物の死亡時期が、いつなのかという視点で幾通りも考えられて、答えが出ず悩んでしまいます。
いろんな説が出る中で、どれも矛盾して説明しきれない描写が有ったり・・・・あぁ、今夜は眠れない。
どちらにしても非現実的なSFなのですが、どうもパラレルワールドのほうが的確のようです。ただ、パラレルとか異世界とかを考えると、本当の自分が他にもいるという矛盾だってあるわけだし、深く考えるとますます混乱します。
カルト教団を皮肉ってるような内容でもありましたが、ほんとにいやなものです。信仰のために人を殺すなんて、ばかげてますよね~
>キャスト様
色んな意見があって楽しい映画ですね~
実は現実世界以外は皆死んでいるという説もあったりして、それも面白いな~などと思っています。
原作ゲームは知らないのですが、続編があるならば、ショーン・ビーンを中心に作ってもらいたいです。
ショーン・ビーンは今後妻子の気配と共に生きていくんですかね。傍から見ればかなりアブナイ。
>30年前の同じ場所へタイムスリップ
そうなんですね(^_^;)私は同時に同じ場所に存在する異世界なんだと思ってました。私は怖かった。だってカルト集団は理解不能だけど、どうしてあの刑事さんもだけど何の罪もない人が死ななきゃいけないのか、戻れるかと思えば戻れないし・・なんかもやもやと気も悪かった(笑)
ゲームは卒業しました。
ドラクエ8も途中までやって放ったらかしです・・・(汗)
一応「バイオハザード1」はやりましたですよ。あれは面白いですよね。最初は何度も死にましたが、こまめにセーブすることを覚えて終盤は一気に!「バイオハザード3」は途中で諦めてしまってます。
バイオハザードもきわめてないのに、他のゲームまで手が出ません。FFも8で止めてしまいました・・・というかプレステ2を持っていません!
やはり、バイオには思い入れが。。。
あの動きは本当に最高だったと思います
kossyさんは全然ゲームはやりませんか?
私は、もうバイオハザードの1の最初でつまづきました。犬が飛びかかって来るわ、ゾンビが追いかけてくるわ・・・
「ひええええっ」と、飛び上がるほど怖かったんですよ~
なので反射神経を問わない、FFとかのがずっといいです!!
kkkの頭巾はピラミッドの形ですもんね。
さすがにでかい包丁じゃなくて、たいまつを持ってるイメージですが・・・
ヒップホップなどという新しい要素だったのかぁ。
ナース軍団はマイケル・ジャクソンのスリラーを思い出しましたが、元はロメロ・ゾンビですからね・・・
公式サイトって、探さなきゃわからないというゲーム仕様にしてあるのがグッジョブでした(笑)
自分たちで作ったものに自分たちが襲われる。
皮肉ですよね。
クリーチャーをよくよく見れば分かると思うのですが
あの動き、結構エレガントなんですよね。
特にピラミッドの動き、アングルはバレエに通じるものを感じました。
クリーチャーの動きって、HipHopとかブレイクダンスとか、その辺りの動きを合成したんだと思います。
特にナースの動きのすげー作り込み!!!
演出家の名前覚えておこうっと!!!
それと公式サイトは怖過ぎです。
怖くてキャスト紹介を読めません。
アホかと。
なるほど・・・気づかなかったです。静岡には・・・
う~む、JEFF様のすごい解釈を読んでいたら、引きずり込まれそうになりました。30年前に魔女狩りをやったものだからその贖罪を背負っていきる邪教の人たち。30年間ずっと許されないまま、またクリーチャーを作ってしまうのですね。
むむ、そういや「RING」にもいたか!
探せばもっと見つかりそうな気がしてきました。
ナインスゲートの本の中にも何かいなかったかなぁ。
ゲームもやっているのですが、今作はマトリックス並みに解釈が沢山あると思います。
僕はグッチのセリフや冒頭のシーンから、死亡説をとなえてます。
魔女裁判を見ていると、そこにダヴィンチコードの出発点に似た様なものを感じますね。
女性が主人公になったのは、母子愛を描くため、と、解釈する人が多いのですが、魔女裁判が絡んでいることから、女性がキリスト教と対立する存在だからと解釈する方が自然な気がします。
そして、この映画を見て思ったことは
僕は一生超能力を使う女性には関わらないということです(笑)。
貞子? 伽倻子? サマラ?
ダークゥオーターのあの娘?
よくよく考えてみれば、レッドピラミッドみたいな男性像、RINGで登場しているんですよね。
シャロン役は三役をこなしていてすごいですよね。
もともと悪魔の演技で話題になった子ですからね、今回の仕事は楽だったでしょう。
ジョデル・フェルランド、恐ろしい娘!!
わかりやすいのは、謎を謎として残しておくことが潔かったためですよ。
たしかにこの映画も室内灯が点くまで誰も席を立ちませんでしたね~
をををををッ!?
な、なんと恐れ多い…拙者には勿体無いお言葉(混乱
>読ませていただきました。
>とてもわかりやすかったので、他の人にも読んでいただくべく本文中にリンク貼らせていただきました。
ありがとうございました。
あのような受け止め方をしている人は、少ないかもしれませんけどね。
ただ、観賞していた人は一様に黙って──賞賛、不満を口にせず劇場を出て行くのが印象的でした。色々な意味で衝撃は各個人であったみたいですねw
読ませていただきました。
とてもわかりやすかったので、他の人にも読んでいただくべく本文中にリンク貼らせていただきました。
現場でもゲームをする大胆な監督だったのですかぁ。映画のためだから仕方の無いことかもしれませんね(笑)
超人的なヒーローが主人公であるよりは現実社会をしっかり見ているのでしょうか、同時期の「ウルトラヴァイオレット」とはえらく違いますね~
ダリアではなくローズを求めたのも絶望があったからか。そういやダリアだって娘を捜していたのにさっぱり見つけられなかったんだし、よっぽど嫌われてたのかな・・・
原作のスタッフが関心したほど、やりこんでいるらしいですねw
なんかビデオで制作をしたいと自分を売り込んだときにはどれだけサイレントヒルが好きか延々と語り続けたらしいし、現場の絵コンテにはゲームそのものの視点が指示してあったり、それどころか現場でゲームもやってたらしいですよ。
>女だらけにしたのは、単純にそういうことかもしれませんね。あの教団のマークに秘密があるような気がしたのは、単なる妄想でした・・・
そういう部分もあるんでしょうが、どうやら監督はゲムでの1の主人公像にどこか女性的な行動を感じたらしいです。あっちの感覚では“子どものために奔走する”っていうのはそういうものなのかもしれませんね。
事実、内容は母性というのがテーマだと思うので、個人的にはあれでよかったと思ってます。
叫んだり、泣いたりして…弱い“普通の人間”でありながら、それでも貫く力強さを表すには女性のほうが都合がいいんでしょうね。
教団のマークは十字が多数重なっているので、より神聖さ=より過激さを表しているんじゃないかなぁと思ったりしてます。
>実際の母親は霧の世界にいたのだから、そちらの方へは向かわなかったのかな。う~ん、またわかんなくなってきた(汗)
あくまで生みの親ということと、純粋に母として慕うということはアレッサの中では違うのかもしれませんね。ある意味、見捨てられた時点でダリアには絶望してましたから。
今後も娘として愛されたいと思ったから、ローズのほうを選んで…シャロンと同化したんじゃないでしょうか。
>だんだん、もう一度観たくなってくるではありませんか!
なんかそう言われると、こっちまでもう一度観たくなるんですがw
TBさせていただきました。しかし、内容が本当に長くなったなぁ…(遠い目
丁寧な解説ありがとうございました!
ゲームを実際にプレイしたことのある人の意見は参考になります。そうですか、監督は「原作のキモ」を理解してるのですね~
わかりづらいといえば、全くの予備知識がないと勘違いしてしまいそうでしたけど、皆様の書き込みのおかげでようやく理解できました。逆に、シャロンがいったいどうなったのか思い出せなくなりました(汗)
脱出できないエンドなんてのがあると、怖いですね~~
こりゃやりこんでしまうのも無理はありません。
女だらけにしたのは、単純にそういうことかもしれませんね。あの教団のマークに秘密があるような気がしたのは、単なる妄想でした・・・
原作1、2、3とやり込んでいる者です。
原作好きとして言わせて貰えば、制作されている方は俄か知識ではなくて「原作のキモ」を理解している方々のように思いました。
その上で変えても良さそうな所だけを変更しているので、元の話より解かり辛くなってしまったのかなと思います。
原作では生還エンドが2種類、死亡及び脱出できないエンドが2種類あるので映画でも示された伏線(事故死を匂わせるものなど)はどれを選んでもきっちり説明がつく形になっているのですが、映画はオリジナルのエンディングひとつに纏めてしまったので辻褄に不具合が出たものだと思われます。
>女だらけにしたのには深い意味があるのかも・・
原作をやる限りでは母親にする必要を感じなかったのですが、どうやらアメリカ人は「娘の為に奔走する母親」の構図が好きらしいですね…。
ラダ・ミッチェルのセクシーカットもありましたもんね。
原作ゲームは男が主人公?
女だらけにしたのには深い意味があるのかも・・
それとも「強い母親」が流行りなのかなぁ~
あのときにびっくりしたの(笑)
そうだよね・・・
ある種メチャ色っぽい映画だと思いました(^^;
肌の露出とかじゃなくってね
終わってみるとまずまずの出来だったので安心しました。
何の予備知識をももたずに観たため、SF的な世界にはびっくりさせられました。
詳しい方の意見を読ませていただくと、過去の人が出てくるのは、その人たちが異次元世界に閉じ込められたという感じですね。
>そる様
アレッサが作り出した世界だと考えると、もっと奥が深くなりますね~善と悪が分かれてしまったというところも納得です。
実際の母親は霧の世界にいたのだから、そちらの方へは向かわなかったのかな。う~ん、またわかんなくなってきた(汗)
だんだん、もう一度観たくなってくるではありませんか!
もうちょっと待とうっと・・・
>rika様
おひさしぶりです。
事故で死んだということは、彼らがいる世界は「あの世」ということなんですね・・・これもなんとなくわかるけど、死体が見つからないと納得いきませんよね。
女性警官が殺されたことによって、タイムスリップものではないと確信しましたが、助けるとまた違った解釈も生まれてきそうで・・・・むずかしい・・・
看護婦集団はさすがにゲーム的なビジュアルで楽しめましたね♪
お久しぶりです。今日(正確には昨日)
見てきましたーー。
私はパラレルワールドかと思いましたけどーー
ヤフーの感想ではは事故で3人は死んだーーって
解釈している人もいました。
映画だけだと幅広く考えることができるかもーー
私はラストで主人公が教会に助けに来るところで
どうせなら警察の女性も助ければいいのにーー
と思ってしまいましたーー
まあとにかくキモイ映画でしたがーー
ただ病院のシーンで看護婦さんの
幽霊集団の動きはなんか笑えました。
スミマセン、改めて見直すと気持ちのまま打ったので自分でも読みにくい気がしますがー(汗
>3つの世界が微妙に重なっていたのですね・・・
それぞれの世界の重なりと断裂っていうのが、きっとひとつのキーワードなんでしょうね。特にローズは“現実”→“霧”と“漆黒”という世界全てに関わってますし。
ただ、恐らく現実には戻れなかったんでしょうけどね…娘を想いすぎたために巻き込まれたわけですし。そう考えるとラストは凄く切ないですよ。アレッサの“復讐の成就”と相まって「でも、それって哀しいな」とふと思ってしまいました。
>まぁ、霧の世界と漆黒の異世界はすぐに繋がりそうですけど、時間の差は無いってことなんですね・・・タイムスリップなんて書いたのは俺だけかも(汗)
でも、その辺りは明確になっていない部分が多いので、解釈は多くてもいいじゃないでしょうかw
>でも好きですね~~匂いとか気配がわかるなんて。
そこにいるのに“気付かない”っていうのはもどかしい気持ちにさせられましたね。
>アレッサは同化したままだったのでしょうか?昨日観たというのに、すでに記憶が曖昧になってきました。う~む、ちょっと哲学的。
シャロンは元々アレッサの“愛されたい、幸せになりたい”という願望であり、ダークアレッサが生まれた際に切り離した半身だったので、一体になってローズに愛されたい、一緒にいたいという気持ちがあったんじゃないでしょうか。
ラストシーンにちょっとカメラ目線になった部分にどこか“アレッサの顔”というのを感じました。そう考えるとやっと“ひとつになれた”のだと思います。
シャロンもそれを恐れずに受け入れたのではないでしょうか。冒頭で「サイレントヒルに帰りたい」と言ってましたしね。ずっと自分に欠けたモノ=置いてきたモノがあると思っていたんでしょうね。
…なんて色々考えると“ただのホラー”という枠には収まらない気がするんですよねw
そういった意味でも自分の中では評価はとても高い作品です。恐怖の中に深い母子愛と狂気(妄信)というテーマを感じました。
ああ、また長くなってしまったorz
最初に出てきた石炭の子供みたいなクリーチャーが一番怖かったです。
ところでローズたちが入り込んだ世界はタイムスリップなんでしょうか?
私はアレッサの呪いが作り出した、現世とあの世の狭間にある、異次元の世界なんだと思っていましたが・・・
丁寧な解説ありがとうございました!
3つの世界が微妙に重なっていたのですね・・・
まぁ、霧の世界と漆黒の異世界はすぐに繋がりそうですけど、時間の差は無いってことなんですね・・・タイムスリップなんて書いたのは俺だけかも(汗)
でも好きですね~~匂いとか気配がわかるなんて。
アレッサは同化したままだったのでしょうか?昨日観たというのに、すでに記憶が曖昧になってきました。う~む、ちょっと哲学的。
>しんちゃん様
白バイ野郎は女って、ガソリンスタンドでわかったじゃないですか~~(笑)
俺は「ポリスアカデミー」を思い出しちゃいました。
これは女性中心の映画でしたね。
カルト教団のマークが♀が4つあったし、ローズとシャロンそして善と悪のアレッサが融合して・・・などとわけわからないことを考えてました。
あの白バイ野郎が女性だったってことかな(笑)
あと・・・どの女優さんも変に色っぽかったな(笑)
クリーチャーのラインダンス?みんなスタイル良かったなぁ(^^;
もう少し怖がらせて欲しかったし、あのゴーストタウンをもう少しうまく利用して欲しかったかも(^^;
ちょっとパンフを観て自分なりの解釈を。
えっと完全に「これだ!」って言う答えがこの作品にはきっとないんでしょうけど…
劇中の“霧に包まれた世界”と“現実”は別世界であって、タイムスリップものではないはずです。
30年前に(明かされませんでしたが)恐らくアレッサの目覚めた暗黒面(汗)やら何やらの影響で、一部の人たちは“魔女狩り”が発覚した時期に異空間に閉じ込められたのだと思っています。怪物たちはその時に死んだ人のなれの果て。
明確には語られませんでしたが“何かが起こった”のは間違いないみたいで、この時に生き残った人だけはそのまま現実世界へ逃れられたのではないかと。
実際に“霧の街”の人も歳をとってますし、ラストのアレッサの容貌(どうみても魔女狩りから何十年も経っている)からして、独自の時間(それこそ実際に30年)が過ぎているのだと理解しました。
そこにさらにサイレンがなった時間だけ、そこにさらに“異世界”が侵食してくるのではないでしょうか。
ここに「なぜそんな面倒臭い設定?」という理由があってもある意味“ゲームがそうだから”つまり最後まで明確に説明しきらない、理不尽な部分がある…まあ、そういう想像の余地をあえて残しているのが“味”なのでしょうけどもw
えーと要は30年前の“とある出来事”をきっかけにもうひとつの霧世界が生まれてしまい、閉ざされた世界が出来てしまったのではないでしょうか。
“現実世界”と断絶された“霧に包まれた世界”それにプラス“漆黒の異世界”が存在するのではないかと。
クリスとのニアミスは空間の位相がすでに違うので“同じ場所”に居てもお互いを認識できないかった。
で、ラストは異世界に足を踏み入れてしまったローズと片割れであったアレッサと同化したシャロンはふたりだけで霧世界を彷徨うことになった…と解釈しています。
うう、これ以上は本当に長くなりそうなので、今週中には自分のブログでその辺も含めてやろうかと思います。
その際には是非ともTBさせていただきます。長文、失礼致しました。
(補記)この作品はゲームを元にしたオリジナルなのでリメイクとかではないでしょうね。
ゲームは少しおやりになってるんですね。
あの灰が降る町並はなかなかの効果。
美術的には満足でした。
看護婦クリーチャーも面白かった!
ちなみに俺もナオミ・ワッツと比べてしまいました。
あのテイストは渋くってよかったなぁと思ってます。
猫の中で、緊張感なくなったとこは、やっぱりサイレンと
(思い切り・・・え?これ『サイレン』だっけ?と一瞬呆然(笑)
看護婦クリーチャー'sでした。
気になりますよね~~
妻の気配と残り香。
娘を愛する強さよりも妻を愛する強さが目立っていました。
孤児院へ行ってからますます・・・
>bakabros様
観終わって帰宅すると、ホラー映画だったという印象が全く残っていません。カルト教団を糾弾するかのような主張と母は強しという家族愛の映画・・・SF映画のようなところは好きですね~
あのラストシーンのおかげで続編の匂いもするのですが、場内の照明が点くまで誰も席を立たなかったことからすると、みんなその続きを知りたかったのでしょうね。
>さえこ様
はじめまして。
ほんと、徐々に怖くなくなっていきましたね~
コピーにあった「死んでも帰れない」というのは橋が崩れ落ちただけなのか?と思わせる不思議なシーンから、夢みたいな世界を想像してしまいますもんね。
シャロン役の女の子が善と悪の少女も演じたおかげで、演技力では彼女が一番良かったのかもしれません。
>baoh様
タイムスリップだと単純に考えるとパラドクスが目立ちすぎるので、パラレルワールドといった世界なのでしょう。ただ、30年前の住人がそのまま残ってるし、同じ建物でも汚れ方や腐敗度は過去の方が凄まじいので、ひょっとすると未来かな?とも感じました。
後半が面白かっただけに、前半のつまらなさが残念でなりません・・・
>tm様
サイレントと名のつく映画は面白い。気がする。
辛島美登里・・・なんと懐かしい名前を。
サイレントナイトに対して「サイレント昼」なんだったりして・・・
違ったサイレントイブだった
あれ?間違っているかな
わしゃサイレントイブの方がいいじゃ
あれってタイムスリップなんですかね?私としては現実とは別の「裏世界」のような存在だと勝手に認識してんたんですが・・・ま、こういう作品なだけに、細かいこと考えるのもナンセンスな気もしますが(笑)
「最初は☆1コで徐々に追加」同感です。前半はかなりしょっぱかったですよね(笑)ラストにかけての怒涛の視覚効果は目を見張るものがありました。
この映画、最初、少し怖かったんですけど、後半だんだん怖くなくなってしまいました。
時間も少し長かった気がします。15~20分くらいカットして凝縮したら、もっと締まった気がします。惜しいと思いました。映像に凝っていたのでカットしたくなかったんでしょうか・・・。
シャロン役の子が一番不気味で怖かったです。
ショーン・ビーンの抑えた夫役、良かったです。
ホラーともスプラッターともSFともつかない世界観と雰囲気、ラストの切なさもただのホラー映画とは違った面白さがあり、堪能しました。
皆さんのお話だと、続編があるのでしょうか?
それは、あまり期待しないでおきます。
妻の香水のどんな香りがしたのか・・・
気になります(爆)
あのエンディングは好きです。
上手すぎます。
なんだか他のタイムスリップ映画を思い出してしまいそうですけど、それが何だったか・・・
妻のローズを捜すストーリーだと、同じサイレントヒルというシチュエーションじゃないですよね?う~む、それも興味津々。
でももし続編を作るとしたら、上手い終わらせ方だったな~と自分なりに思ってますよ。
今度はショーン・ビーンがゲームの『サイレント2』のように妻のローズを捜すのか、はたまた別なキャラクターが出てくるのか・・色々出来そうですね♪
そっかぁ~サイレンと・・・
なんやかんやで、今年はゲームが原作の映画が多いってことですね~
やっぱり「バイオハザード」がヒットしたおかげなんでしょうけど、オリジナル脚本が不足してるってことなんだろうなぁ。
>メビウス様
驚き!
そうでもないか・・・
俺も「バイオハザード」を満点にしているし(笑)
ゲームが好きだったら思い入れも違うでしょうね~
あのエンディングはどうなんでしょう・・・ゲームでも不条理感漂う終わり方なのかな・・・それとも単に続編への布石なのか・・・
>祐。さま
すげぇ・・・千円だって・・・
こんなオマケがあるなんて知らなかったにょ・・・
もう売ってないんだろうけど、欲しくなってきた(笑)
前売り券 1300円で、この時計がついてました。
世の中、間違っていると思った。
http://page5.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/e59076529
なはっ( ̄▽ ̄;)自分満点つけちゃいますた♪(苦笑
小説の原作も同様なのですが、こういうゲームの映画化にしても、知ってる人と知らない人では賛否が大きく分かれるのは否めないですよね。
ゲームをプレイした事のある自分としては、その忠実さに驚いてしまいましたです。
観にいく前に公式見て初めて気づいたんですけど、変な先入観無くしてから観てよかったです。
オマケって何だったんですか?!
気になってきました(笑)
日本の「サイレン」はサイレンの音がやけにうるさかったですけど、こちらの「サイレントヒル」はそうでもありませんでした。
意味もなく驚かせる手法の最近のホラーとは違って、独自の恐怖感を味わわせることが新鮮だったりしましたけど、後半が面白かったですよ。
それほど怖くない作りも潔くて好感持てるかも(笑)
予告を見ていたら 同じだったので。。
「サイレン」は見てないのでなんともいえないけど「サイレントヒル」はおまけにつられて前売り券を買ったので、怖くても見に行くことにはなります。(笑)