カツヒコ・クマノスケ・タカハシ!
火星へ転送する“アーク”と呼ばれるゲートとか、“ナノウォール”、“C24”などといった設定は面白いのですが、『バイオハザード』や『エイリアン』をそのままリメイクしたんじゃないかと思える中盤までが退屈でしょうがなかった。転送の失敗で下半身の無い男もちょっと引いてしまうし、なんといってもコードネームと愛称が混在していることで混乱してしまう。その上、クマノスケである。ちょっとした歴史大河ドラマより名前が多かったかもしれません。
元はゲームから生まれた映画ですが、ストーリーを重視した『トゥームレイダー』や『バイオハザード』とは違い、ゲーム感覚で楽しめるような工夫をしてあったことは他と一線を画しています。したがって、怪物たちを退治して生き残ることがストーリーそのものというシンプル仕立てで、爽快感はあるかもしれませんが、後には何も残らない映画とも言えるのでしょう。そのクライマックスとなる主人公目線での大量殺戮を、どうせやるなら『ブレインデッド』くらいに殺しまくってしまえば、映画史に名を刻むまでの作品になっていたかもしれません。
この主人公目線となるまでは、もしかするとザ・ロックが主役か?などとも思ったのですが、この酷い性格のサージがだんだん嫌いになっていきます。「感染してない人がいても殺してしまえ!」みたいな反面教師的な扱い。このおかげで感情移入先を失ったことがのめり込めない原因となったし、カール・アーバンとロザムンド・パイクの確執もよくわからなかったことが残念でした。それよりも、「2026年にいきなりゲートが現れて火星に行けるようになった」って、最初に行った人たちは皆死んじゃったんじゃないか?!とずっと考えてしまったことがのめり込めない原因だったのかも・・・
★★★・・
(グロいのが好きな人におすすめ)
犬IQ:120
火星へ転送する“アーク”と呼ばれるゲートとか、“ナノウォール”、“C24”などといった設定は面白いのですが、『バイオハザード』や『エイリアン』をそのままリメイクしたんじゃないかと思える中盤までが退屈でしょうがなかった。転送の失敗で下半身の無い男もちょっと引いてしまうし、なんといってもコードネームと愛称が混在していることで混乱してしまう。その上、クマノスケである。ちょっとした歴史大河ドラマより名前が多かったかもしれません。
元はゲームから生まれた映画ですが、ストーリーを重視した『トゥームレイダー』や『バイオハザード』とは違い、ゲーム感覚で楽しめるような工夫をしてあったことは他と一線を画しています。したがって、怪物たちを退治して生き残ることがストーリーそのものというシンプル仕立てで、爽快感はあるかもしれませんが、後には何も残らない映画とも言えるのでしょう。そのクライマックスとなる主人公目線での大量殺戮を、どうせやるなら『ブレインデッド』くらいに殺しまくってしまえば、映画史に名を刻むまでの作品になっていたかもしれません。
この主人公目線となるまでは、もしかするとザ・ロックが主役か?などとも思ったのですが、この酷い性格のサージがだんだん嫌いになっていきます。「感染してない人がいても殺してしまえ!」みたいな反面教師的な扱い。このおかげで感情移入先を失ったことがのめり込めない原因となったし、カール・アーバンとロザムンド・パイクの確執もよくわからなかったことが残念でした。それよりも、「2026年にいきなりゲートが現れて火星に行けるようになった」って、最初に行った人たちは皆死んじゃったんじゃないか?!とずっと考えてしまったことがのめり込めない原因だったのかも・・・
★★★・・
(グロいのが好きな人におすすめ)
犬IQ:120
特に姉弟の性格は最後まで読めませんでした。
最後が殴り合いってのも何時の時代のアメリカ映画なのかと。
自分は思考が1回転半して笑ってしまいました。
感情移入できないところへ、徐々に本来の主役であるカール・アーバンがクローズアップされてきたわけですが、この作りは上手くありませんでしたね~
メインであるのは、一人称型(?)シューティングゲームの雰囲気を味わうところでしょうから、そこへ上手く繋げないといけないと思います。
ザ・ロックをどんどん憎く思えるようになる演出が欲しかったですね。
かなりゲームに精通しているようすで・・・
赤ダルマ、脱毛ゴリラってのが気になります・・・
本当にこわかったですねぇ。
ゲームしたことあるんですが、これは
よくうまく再現されていましたが、寿命が
1時間ほど縮まったと思います・・・。
実は、何度もこのホームページの評論を読ませてもらっています。観る前の人にも、観た後の人にも読んでもらえるよう、工夫された文章力だと思います。端的であり、感想文の如く、フレンドリーな筆力に感心します。読むというより、語ってもらっいてるような気分になります。
トラックバック、コメントに感謝。
あ~、ゲームもなさったことがあるんですね~
さすがにアメリカで売れたゲームだけあって、初登場1位という結果も納得でした。
やっぱりゲームを体験してると、怖さ倍増なんですね・・・
>冨田弘嗣様
こちらこそありがとうございます。
俺の稚拙な文章まで褒めていただきまして、恥ずかしいかぎりです。
それにしてもこの時期100本ですから、一日一本を超えてますもん。驚きです。ちなみに俺は3月までで73本でした(汗)。
今後もよろしくお願いいたします。
息子と見てきました。
ゾンビものはあまり見ないのですが、結構楽しめました!
あのお姉さん、弟には絶対に感染しないと信じてC24を打ちましたけど、もしモンスターになったらどーするつもりだったんだろー?
C24を打つときの心の葛藤はもっと慎重に描いて欲しかったですよね・・・なんだか悪い姉さんに思えてしょうがなかったです(笑)
ゲーム・コントローラーを持参すればもっと楽しめたかもしれませんよね!
ゲームファンの方の評価はどうなんでしょうか?
一人称型シューティングゲームの画面を再現したアクションシーンは良かったです。