人気ドキュメンタリー番組“真実の1時間”。司会者はスパイダーマンと戦ったドック・オク(アルフレッド・モリナ)だ!
この人好きです。アルフレッド・モリナ。彼が司会者を務めるならば、確実に毎週チェックしますよ。なんたって背中からアームが生えてきて、喋りまくるんですから、面白くないわけがありません。その番組の人気レポーターであるマノロを演ずるのはジョン・レグイザモ。警官になったり、ゾンビになったり、ナマケモノになったりで大忙しです。
そんな人気番組の中心は子供ばかりを狙う連続殺人鬼“モンスター”に関する内容。マノロ達クルーが犠牲者の少年の葬儀を取材中に交通事故をスクープするのですが、その被害者となったのは“モンスター”の犠牲となった少年の双子の弟。加害者は家族を愛する善き父親像を絵に描いたような聖書販売員のビニシオだったのです。怒り狂った被害者の父親は彼を殴り蹴り、ガソリンをぶっ掛けて火を放ち、ビニシオが逃げ出すと勘違いした村人たちによって集団リンチの地獄絵と化してしまいました。そしてその映像が番組で放映され、マノロは一躍ヒーローとして称えられるようになった・・・
とにかくこの前半の展開が凄い!『シティ・オブ・ゴッド』の衝撃や、パク・チャヌク監督作品の残酷描写にも劣らぬ迫力に圧倒されました。場内からは「うわっ」と声を上げる人も多く、悲鳴の臨場感も最大級。いきなり5点満点の評価を用意して集中していると、あれよあれよと評価が下がっていくのです。結局は、マスメディアの過剰報道や一人歩きした捜査と倫理の問題など、受け取る側で様々な提示された問題を考えさせられる映画なのでしょう。そして、「まさかあんなにいい人が殺人なんて・・・」とよく聞かれる犯罪者の二面性など、現実に起こっている事件をも想像してしまいます。個人的には、視聴率至上主義のマスコミ批判が印象に残りました。それと、情報源秘匿の問題ですよね・・・
★★★・・
この人好きです。アルフレッド・モリナ。彼が司会者を務めるならば、確実に毎週チェックしますよ。なんたって背中からアームが生えてきて、喋りまくるんですから、面白くないわけがありません。その番組の人気レポーターであるマノロを演ずるのはジョン・レグイザモ。警官になったり、ゾンビになったり、ナマケモノになったりで大忙しです。
そんな人気番組の中心は子供ばかりを狙う連続殺人鬼“モンスター”に関する内容。マノロ達クルーが犠牲者の少年の葬儀を取材中に交通事故をスクープするのですが、その被害者となったのは“モンスター”の犠牲となった少年の双子の弟。加害者は家族を愛する善き父親像を絵に描いたような聖書販売員のビニシオだったのです。怒り狂った被害者の父親は彼を殴り蹴り、ガソリンをぶっ掛けて火を放ち、ビニシオが逃げ出すと勘違いした村人たちによって集団リンチの地獄絵と化してしまいました。そしてその映像が番組で放映され、マノロは一躍ヒーローとして称えられるようになった・・・
とにかくこの前半の展開が凄い!『シティ・オブ・ゴッド』の衝撃や、パク・チャヌク監督作品の残酷描写にも劣らぬ迫力に圧倒されました。場内からは「うわっ」と声を上げる人も多く、悲鳴の臨場感も最大級。いきなり5点満点の評価を用意して集中していると、あれよあれよと評価が下がっていくのです。結局は、マスメディアの過剰報道や一人歩きした捜査と倫理の問題など、受け取る側で様々な提示された問題を考えさせられる映画なのでしょう。そして、「まさかあんなにいい人が殺人なんて・・・」とよく聞かれる犯罪者の二面性など、現実に起こっている事件をも想像してしまいます。個人的には、視聴率至上主義のマスコミ批判が印象に残りました。それと、情報源秘匿の問題ですよね・・・
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最初はすごい良かったのに、どんどん評価が下がっていきました。
あのリンチシーンとかは衝撃を受けたんですけどね。
もうちょっと脚本が練られていればすごい作品になったかもしれないのに、惜しいですね。
私も前半の凄さで見るエネルギーを使い果たし、後半があまり印象に残ってません。凄い話だけど、バランスが悪い。惜しい映画だと思いました。
「アイス・エイジ」は吹き替えでしか見ていないので、レグイザモの声が思い浮かばない・・。爆笑問題がすり込まれてる。
やっぱり皆さん似たような印象で・・・
ラストシーンだって、本来ならば「すげーっ」と唸ってしまような展開なのですが、テンションが下がってしまった後でしたから衝撃のラストにはならなかったです。
もう一本伏線が欲しいところでした。
おっしゃるとおり、バランスが悪い。
終盤にもひとつ衝撃を与える、モンスターが残虐な殺人をおかしてしまうとかの描写があればよかったですね~
爆笑問題が吹替えですか?
これで字幕版を観る決心がつきました!
全体に焦点がボケてしまった感はありますが、中々の力作だったと思います。
後味は悪いけど。
そうですね~~
いきなりの衝撃映像から始まりましたので、途中からの展開がかすんでしまったのが残念です。
後味はたしかに悪いのですが、これこそ社会派映画なんですよね。日本なんか過剰報道をもっと批判しなければならないんだけど・・・
報道のあり方もそうなんですが、「シティ・オブ・ゴッド」といい、中南米におけるキリスト教の位置づけを考えてしまいます。
なるほど・・・やっぱり最初のリンチシーンのおかげで随分感情移入も・・・
キリスト教なんて、スペインからやってきた侵略者の宗教ですからね~もっと土着の宗教のほうが信憑性あるというか・・・
でもブードゥー教なんてハマってしまったら、ゾンビ映画にもハマってしまいそうです(笑)
『イノセント・ボイス』も観たばっかりなので、絶対に住みたくありませんです・・・旅行するのでさえ怖いかもしれません。
ほんとに冒頭シーンのおかげですね~