国立病院の書類整理係として働くハービー・ピーカーは、同人誌作家の友人に頼んで、自らを主人公としたコミック“アメリカン・スプレンダー”を創刊する。
ハービー本人も出演していたりで、設定は確かに面白い。自分と周囲の人間をおもしろ可笑しく描いた4コマ漫画のようなコミック。面白さの本質はアットホームな連続テレビドラマさながらなのだ。お宝レコードやコミックを集めているオタクぶりも、憎めない人柄を打ち出して、個人的にはすごく好感が持てるのである。映像の中にコミックを巧みに挿入して、下手なアニメよりも効果が高かった。
日本においては「実際にあった話」などの4コマ漫画が流行った時代もあり、今となってはそれほど目新しいことではないのだが、アメリカン・スプレンダーが当時社会現象となり、ハービーがTV番組の準レギュラーとして活躍するアメリカの土壌も日米文化の差が感じられて勉強になるかもしれない。
しかし、途中まではドラマ性が高かった作品なのに、終盤にきて、一気にドキュメンタリータッチとなってしまったのは、映画として失速感を生んでしまい、残念でしょうがない。ずっと納得がいかなかった部分として、定職もありコミックの原作者としての収入があるはずなのに、貧困層であるかのような映像があった。そして、ジョイスがアメリカの軍国主義を批判する内容も中途半端でした。ちょっと不完全燃焼だ。
ハービー本人も出演していたりで、設定は確かに面白い。自分と周囲の人間をおもしろ可笑しく描いた4コマ漫画のようなコミック。面白さの本質はアットホームな連続テレビドラマさながらなのだ。お宝レコードやコミックを集めているオタクぶりも、憎めない人柄を打ち出して、個人的にはすごく好感が持てるのである。映像の中にコミックを巧みに挿入して、下手なアニメよりも効果が高かった。
日本においては「実際にあった話」などの4コマ漫画が流行った時代もあり、今となってはそれほど目新しいことではないのだが、アメリカン・スプレンダーが当時社会現象となり、ハービーがTV番組の準レギュラーとして活躍するアメリカの土壌も日米文化の差が感じられて勉強になるかもしれない。
しかし、途中まではドラマ性が高かった作品なのに、終盤にきて、一気にドキュメンタリータッチとなってしまったのは、映画として失速感を生んでしまい、残念でしょうがない。ずっと納得がいかなかった部分として、定職もありコミックの原作者としての収入があるはずなのに、貧困層であるかのような映像があった。そして、ジョイスがアメリカの軍国主義を批判する内容も中途半端でした。ちょっと不完全燃焼だ。
TBさせていただきました。
私にとっては不思議な感覚の映画でした。
万人ウケしそうでもないけど、
なかなかの作品だったなーと思います。
この映画、なぜアメリカの賞レースを総なめにしたのかよくわかりません。
多分、アメリカン・ブラックなテイストが俺の口に合わないだけなのでしょうけど、実話を元にしてあるためか、色々考えちゃうんですよね。。。(恥)
一つ一つのエピソードは楽しめるのですが、
全体的には・・・
そして一番悩んだのが、「これだけ売れているのに、なぜ貧乏ネタを?」といったところでしょうか。
庶民派映画は大好きなんですけど。。。
の実情を見られてよかったです。
アメリカにも色んなオタクがいるんですねぇ。
捻くれた冴えない中年男の主人公の不器用な生き方
法外な報酬もあるかもしれないのに
地味なライフスタイルを継続していく。
淡々と過ごして行く主人公に共感しましたよ。
人生ひとりぼっちは寂しいもんですねぇ。
3番目の妻との出会いの最初の言葉がスゴイ。
「俺はパイプカットしてる。」・・・どんな
男やねん。不器用な奴、後は映画を見ての
お楽しみ。ニヤリとするようなシーンが多い
んでお好きなかたはどうぞ。
そっかぁ~BSで放送されたんですね。
どこの国にでもオタクがいると何故か安心できますよね。
俺も徹底したオタクになれば、収入の道が開けるのかなぁ~などと甘い幻想を抱いたりしますが、才能がないからやっぱダメかぁ。