「子供は早く帰りなさい」と注意された女子中学生ユカリン(谷村美月)。「おじさん、海賊盤買ってるんじゃないよね?」と黒い涙を流して訴える・・・なんてシーンがあれば更に素敵。
江戸川区にゴミの山“黒富士”が出来てしまった。ゴミ環境問題・高齢化社会問題への警鐘?いや、そんな真面目な話ではない。ゾンビによって社会問題を訴えるなどといった高尚な映画ではないはずだ。しかし、世の中の不条理さや無機的になった人間感情を如実に表しているかのようなバカバカしいほどの脱力感。ゾンビによって東京は一度死んでしまってもいいのかもしれないとも思わせる。
今春からPSEマークの付いていない中古家電製品や中古電子楽器の売買が出来なくなる。「もったいない」精神とは真っ向から対立している矛盾もあるし、安易な買い替えにより今より家電ゴミが増加すると想像されます。もちろんリサイクル法も絡んでくるため、不法投棄も増大することでしょう。映画のような“黒富士”だって充分考えられる世の中になるはずです。もっともゴミが捨てられるのは郊外になんでしょうけど・・・
人間が捨てられることだって、今の殺伐とした世の中だと考えられる。老人医療の問題や介護問題。介護に疲れた人が増えてきているのですし、「みんなが捨てればこわくない」の考えになってしまったら、あの山へ登る人も続出するかもしれません。捨てられた電化製品は妖怪へ、捨てられた人間はゾンビへと変貌する・・・
そんな世の中の不条理は一切気にしないで、柔術という格闘技の素晴らしさにのめり込んだハゲとアフロの二人が主人公。懸命にゾンビと戦いながらも、格闘技の腕を上げるためにロシアへ向かう二人。のちに金持ちと奴隷とゾンビという腐りきったヒエラルキー社会になるものの、己の信じた道を進むのみ。純粋であるがゆえに彼らが清々しく映ります。でもフジオ(浅野忠信)は最初に人を殺しているので、ちょっとイメージダウンしてますが・・・
チャーリー・ブラウン佐藤佐吉監督の映画。目標としてるのは三池監督なのでしょうか?結構通ずるものを感じました。ハードチップルやカルピスといった小技も笑えたし、未だにしゃべらない娘もよかったです。持たざる者はゾンビとの格闘技か発電のための“ニギニギ”で体力をつけているので、カルピス野郎が現れなかったら、大きな反乱が起こること間違いなしですね。正しいB級映画鑑賞法で観ると、楽しめるかもしれません。
★★★★・
江戸川区にゴミの山“黒富士”が出来てしまった。ゴミ環境問題・高齢化社会問題への警鐘?いや、そんな真面目な話ではない。ゾンビによって社会問題を訴えるなどといった高尚な映画ではないはずだ。しかし、世の中の不条理さや無機的になった人間感情を如実に表しているかのようなバカバカしいほどの脱力感。ゾンビによって東京は一度死んでしまってもいいのかもしれないとも思わせる。
今春からPSEマークの付いていない中古家電製品や中古電子楽器の売買が出来なくなる。「もったいない」精神とは真っ向から対立している矛盾もあるし、安易な買い替えにより今より家電ゴミが増加すると想像されます。もちろんリサイクル法も絡んでくるため、不法投棄も増大することでしょう。映画のような“黒富士”だって充分考えられる世の中になるはずです。もっともゴミが捨てられるのは郊外になんでしょうけど・・・
人間が捨てられることだって、今の殺伐とした世の中だと考えられる。老人医療の問題や介護問題。介護に疲れた人が増えてきているのですし、「みんなが捨てればこわくない」の考えになってしまったら、あの山へ登る人も続出するかもしれません。捨てられた電化製品は妖怪へ、捨てられた人間はゾンビへと変貌する・・・
そんな世の中の不条理は一切気にしないで、柔術という格闘技の素晴らしさにのめり込んだハゲとアフロの二人が主人公。懸命にゾンビと戦いながらも、格闘技の腕を上げるためにロシアへ向かう二人。のちに金持ちと奴隷とゾンビという腐りきったヒエラルキー社会になるものの、己の信じた道を進むのみ。純粋であるがゆえに彼らが清々しく映ります。でもフジオ(浅野忠信)は最初に人を殺しているので、ちょっとイメージダウンしてますが・・・
チャーリー・ブラウン佐藤佐吉監督の映画。目標としてるのは三池監督なのでしょうか?結構通ずるものを感じました。ハードチップルやカルピスといった小技も笑えたし、未だにしゃべらない娘もよかったです。持たざる者はゾンビとの格闘技か発電のための“ニギニギ”で体力をつけているので、カルピス野郎が現れなかったら、大きな反乱が起こること間違いなしですね。正しいB級映画鑑賞法で観ると、楽しめるかもしれません。
★★★★・
おお~~すぐに原作って・・・すごい。
俺も読みたくなってきたぞぉ~
映画『東京ゾンビ』やられました!
映画鑑賞後すぐ原作の漫画を買ってしまいました!
どうしようもない法律です・・・不法投棄が増大したら、多分廃止になることでしょう。
最近は建設業社もあちこちで倒産したりして、庶民いぢめの悪施策は家電メーカー擁護の方向になってるような気がします(地上波総デジタル化なんていい例だし)。
俺は音楽好きなもので、電子楽器の売買が出来ないってことに腹が立ってしょうがないです。
リサイクル業者の倒産も何件出てくることやら・・・
>もじもじ猫様
ヒーローじゃなくて、一般人の代表選手みたいなもの。
翔兄ぃだけはちょっとだけヒーローっぽかったけど(笑)
自警団を150人倒したって言ってましたけど、人間を倒してもなぁ・・・
ニギニギは凄い発想ですよね。普通なら自転車とか考えそうなものなのに・・・
にぎにぎ発電を、どうやって思いついたかが知りたい。タモリがよく言っている「ジャニーズの追っかけのジャンプで発電」に近い発想で、ステキだ~。
しかし中古~法は、悪法この上ないですね~。
ゴミは、この法律を提案した議員の家の横に捨ててやりたいです。
どなたか知りませんが。
こんな法律できたからといって、家電の売上あがるわけではないと思うんだが。
また外国から叱ってもらわな、あかんのか・・・。
ほんとにね~あのオバちゃま方は・・・
でも、あのあとゾンビに噛まれちゃったんじゃないでしょうか。そんな気がします(笑)
>はむきち様
彼があんなに流暢に司会するなんてビックリでしたよ~
闘技場は盛りあがりましたね。
『コアラ課長』って何?何?
古田新太がこんなに長く観れるなんて~~~!!
嬉しいです!!(笑)
それに、雰囲気が最高に笑っちゃいました。。
夜中に見た~~~い!!
今度は「コアラ課長」でも見ようかなと思う今日このごろです(笑)
翔アニイのハゲ頭だけで満足でした(´▽`*)
闘技場に落ちた金持ちのババアもゾンビになればよかったのに・・・
「社会問題を描いている日本の映画なんて、ほとんど見たことありません」というお言葉に同意見です。あるにはあるのですが、娯楽性が低くなりがちで、両立がとてもむずかしいのでしょうね。まぁ、映画監督というよりは映像作家が多いのかなぁ・・・
環境問題、高齢化社会、貧富の差の拡大・・・社会派映画的要素はいっぱい隠れてました。高尚とは、さすがにいいづらい・・・
楽しかったです。
最初は笑っていたのは俺一人だったのに、徐々に笑い声が増えてきました。
メカアフロってどんなんですか?
>後藤久代さま
哀川翔のヅラは見事でした。
生え際というか、境目が全くわからず、とっくみあいした後のシーンでようやく境目がわかる程度でした(笑)
オダジョーは忠信を目指してたのかぁ~
雰囲気は似てますよね。どうなんだろ・・・
>にゃんこ様
映画館でも、ずっと引いていた人が多かったような気がします。静かだったですもん。
ハゲ頭は素敵でした!
アメリカ映画は、逆ですね。どんなクダラない娯楽映画でも、たいがい「社会」を描いています。淀川さんも言ってました。社会問題を扱ってれば高尚というわけじゃないでしょうし、高尚なB級映画もあるでしょう。
この映画はゾンビ映画の世界観と倫理観をコメディとして踏襲したもの。ゾンビ映画自体を高尚と捉えるかどうかは人それぞれですが、あのゾンビでない観客の金持ちマダム(ヒマなオバサン)たちを見るにつけ、「高尚なテーマをもつ話」と考える人だって……結構いるかもしれませんよ(笑)。
翔さんのハゲ頭・・・強烈だったわ~
いきなりアップのインパクト最高!でした(笑)
浅野忠信のアフロと哀川翔のハゲヅラはただただステキでした。
有頂天ホテルのオダギリジョーを観るに、
やっぱりオダジョーは忠信みたいになりたいんだな、
とか思ってしまいました。
…違うか…。
ワタシもこれ、スキです。
「メカアフロ」も是非実写化してほしいなぁ。
その時はもちろんアフロは浅野で