魚が獲れなくなったのはIWC(国際捕鯨委員会)のせいだろ!
この作品でもテーマとなっていた、人間=エイリアンが原因というのは間違いではないかもしれないけど、捕鯨を禁止されたせいでクジラが過剰になっているからだ。日本の鯨肉食文化は縄文時代からあったとされているほど馴染みの深いもの。それに美味しい。最近はちょくちょくスーパーでも見かけるようになったが、鯨肉を食べたことのない世代がいることも事実。生態系の変化による環境激変という警鐘があるものの、絶滅の危機に瀕しているわけでもない食用の鯨まで禁止するアメリカは京都議定書にも調印しないほど環境問題を無視している・・・しかも最近はクジラに殺された人も・・・
などといった問題はさておいて、冒頭から懐かしの洋楽のオンパレードにノックアウトされてしまいました。いきなりビートルズのカバーから始まるなんてしびれます。スティービー・ワンダーやEW&F、クイーンといったカバー曲で圧倒されたというか、もう涙が止まりませんでした。とは言っても最も印象に残っているのがロビン・ウィリアムズの「マイ・ウェイ」だったりします。早速サントラを購入しようと近所のツ○ヤへ行ったら置いてなかったので、今日のところは試聴サイトで我慢です。
ストーリーも音楽とダンスというモチーフを活かし、言葉は通じない動物であっても通じる部分があるというテーマに展開させたアイデアがいい。恋の歌が得意な皇帝ペンギンであっても、彼らの歌うメロディは動物がただ鳴いているだけにしか聞えない。自らの声帯ではなく、モノを鳴らしてリズムをとる。エイリアンと交信するために科学技術の粋を結集した方法をとるSF映画に比べると、なんと原始的で論理的なんだろう。音楽が言葉以上に生物の公用語となる夢のようなお話でした。
もちろん映像面においても、CGの最終進化形と評価してもいいくらい素晴らしいものでした。ペンギン描写の細かさや、南極の巨大な氷と人間の建造物。さらに海水ジャンプだとか、動きもぶったまげるほどの迫力で、落下を体感できました。もちろんペンギンダンスのリアリティはモーション・キャプチャーによって、実際には有り得ない動きをコミカルに演じている。人間は実写なのかわかりませんでしたけど、『トイ・ストーリー』での違和感もこの手法で解消されることでしょう。
「デイヴ・・・」などと『2001年宇宙の旅』のパロディのような台詞には笑ってしまいましたが、「質問は一つじゃ」という台詞なんてのは『A.I.』だったのか。もしかすると『未知との遭遇』リズム版という一面もあったのでしょうか。小ネタを探す暇もないほど夢中になってしまったのも事実。もう一度観たくなりました・・・
★★★★★
(字幕版)
この作品でもテーマとなっていた、人間=エイリアンが原因というのは間違いではないかもしれないけど、捕鯨を禁止されたせいでクジラが過剰になっているからだ。日本の鯨肉食文化は縄文時代からあったとされているほど馴染みの深いもの。それに美味しい。最近はちょくちょくスーパーでも見かけるようになったが、鯨肉を食べたことのない世代がいることも事実。生態系の変化による環境激変という警鐘があるものの、絶滅の危機に瀕しているわけでもない食用の鯨まで禁止するアメリカは京都議定書にも調印しないほど環境問題を無視している・・・しかも最近はクジラに殺された人も・・・
などといった問題はさておいて、冒頭から懐かしの洋楽のオンパレードにノックアウトされてしまいました。いきなりビートルズのカバーから始まるなんてしびれます。スティービー・ワンダーやEW&F、クイーンといったカバー曲で圧倒されたというか、もう涙が止まりませんでした。とは言っても最も印象に残っているのがロビン・ウィリアムズの「マイ・ウェイ」だったりします。早速サントラを購入しようと近所のツ○ヤへ行ったら置いてなかったので、今日のところは試聴サイトで我慢です。
ストーリーも音楽とダンスというモチーフを活かし、言葉は通じない動物であっても通じる部分があるというテーマに展開させたアイデアがいい。恋の歌が得意な皇帝ペンギンであっても、彼らの歌うメロディは動物がただ鳴いているだけにしか聞えない。自らの声帯ではなく、モノを鳴らしてリズムをとる。エイリアンと交信するために科学技術の粋を結集した方法をとるSF映画に比べると、なんと原始的で論理的なんだろう。音楽が言葉以上に生物の公用語となる夢のようなお話でした。
もちろん映像面においても、CGの最終進化形と評価してもいいくらい素晴らしいものでした。ペンギン描写の細かさや、南極の巨大な氷と人間の建造物。さらに海水ジャンプだとか、動きもぶったまげるほどの迫力で、落下を体感できました。もちろんペンギンダンスのリアリティはモーション・キャプチャーによって、実際には有り得ない動きをコミカルに演じている。人間は実写なのかわかりませんでしたけど、『トイ・ストーリー』での違和感もこの手法で解消されることでしょう。
「デイヴ・・・」などと『2001年宇宙の旅』のパロディのような台詞には笑ってしまいましたが、「質問は一つじゃ」という台詞なんてのは『A.I.』だったのか。もしかすると『未知との遭遇』リズム版という一面もあったのでしょうか。小ネタを探す暇もないほど夢中になってしまったのも事実。もう一度観たくなりました・・・
★★★★★
(字幕版)
主人公のマンブルよりも脇役たちの存在感が
ステキでした。ペンギンがあの体型で見事なタ
ップやダンス、歌を披露してくれたこと、CG
の出来映えの高さも相まって終始釘付け。
あー「A.I.」ですか!確かに、そー言われ
るとそんな感じしますね~。それにしても、ラ
ブレイス、ホントに苦しそうだったw
予測してましたがやっぱり(笑)
自分も全く同感ですごく楽しめました。
何度も鳥肌でしたよ~
サントラすぐに欲しくなる映画って結構
何度も見返すんじゃないかと思います。
吹き替え版ばっかりみたいですけど、
結構大人に見てほしい映画ですよね!
途中で登場する人間は実写なんじゃないかって思っちゃうほどの出来になってましたよね。
動物園でのペンギンの描写があまりにもリアル過ぎて、もう水族館でペンギン直視できません。
よくよく考えると、環境問題とミュージカルを掛け合わせた、2006年の映画のトレンドをふまえた作品なんですよね。
アカデミー賞受賞も納得。
もうアニメはアメリカの時代じゃなくなったね。
2回目鑑賞してきちゃいました(爆)
サントラ いいですよ~~~
観る前から散々聴いて、今日の映画館への行き帰りも
聴きまくって・・・映画観ちゃって浸りまくり(笑)
今日は吹替えでしたけど、ほぼ満足です。
でも、やっぱり字幕がいいなぁ~
ノーマ・ジーンがはじめてマンブルと会ったときに
魚を吐き戻してあげてたでしょ?
あそこの訳し方が違うんだなぁ~
まぁ、文字と音声だと、音声のほうが柔らかなニュアンス(笑)
やっぱりおこちゃまも観るので、考えたのかな~
と、思いました。
昔の給食の『鯨の竜田揚げ』は美味しかったなぁ~
あっ年がバレバレ。。。爆
なかなか楽しめる映画でしたね。
映像も綺麗だったし、歌とダンスも良かったです。
最後の展開はバタバタだと思いましたが。。。
一緒に観た子どもは喜んでいました~^^・
脇役たちもよかったですよね~
ロビン・ウィリアムズもほどほどの目立ち方だった。
ミュージカル仕立てになっていましたけど、
このくらいが丁度いい!
CGの技術も凄いものです。
他にも「AI」ぽかったところがあったんですけど、
「2001年」といい、キューブリックへのオマージュかな。
>kazupon様
いつもありがとうございます。
俺が高評価になるだろうだなんて、いつも読んでくださってるからわかるんですよね。そう言われるととてもうれしいですよ~
やっぱり音楽映画って最高!
しかも歌が上手くなっていくといった成長物語を想像してたけど、そうした期待を裏切るような展開も素敵でした。
大人にも観てもらいたいですね~特に音楽好きならば必見です。
>JEFF様
人間が登場したときには驚きました。
まぁ、CGなんだから、人間を撮影してコンピュータに取り込めばそっくりになるんだから当然なんだろうけど・・・
水族館のペンギンたちを見て、こんなに色んな種類のペンギンがいるんだ~と、ペンギンマニアじゃないために驚いてしまいました(汗)
なるほど・・・ミュージカルは最近のブームでもあったんですね。言われて初めて気づきました。個人的には『レント』は映画館で観たかった・・・
>にゃんこ様
おお~!!もう2回目!
俺はちょっと忙しくて、リピートが難しくなってきました。
これならサントラ買うよりDVDを待ったほうがいいのかな~なんて思ってもみました。
あと2回観ることができるなら、吹替えも体験してみたいところですが、吹替版を観た人の評判ってあまり良くないみたいですね・・・
最近では『ニモ』を字幕と吹替で比べてみましたけど、あれはどちらも良かったなぁ。ミュージカルがはいってくるとやっぱり字幕ですよね♪
>由香さま
鯨の竜田揚げ・・・ヨダレが出てくる・・・
家ではクジラの白身も味噌汁に入れたりなんかして、なかなか美味しいものなんですけど、やっぱり赤身がいいですよね。
もっと鯨肉が普及しないかなぁ・・・
CG映像と音楽。
これほど完成度の高いアニメはなかなか出てこないですよね。
私はブリタニーが不満で辛くなりました(^^;
CGは圧巻でしたね。
実写人が出たのはびっくりしましたが。まあ、それもありかなと。
椅子に座ってみる映画、というより、自分も踊ってみたら楽しい映画?
往年のロボコップがヒットしたとき、米の劇場では音楽に合わせてジャガジャガお客が踊り、いいシーンでは「ロボコップ!」と叫ぶ、という、妙な一体感あったそうです。
この映画は、もう少し穏やかな作品ですが、やっぱりノリノリ!で参加したくなる作品ですね。
自分もペンギンになる一瞬があったのでは?
楽しかったです。
で、総合は★3つにしました。
オープニングの「ゴールデンスランバー」でしびれて・・・メンフィスとノーマ・ジーンという名前にしびれて(笑)
ずっと面白かったんだけど、子どもには自然界において「異端」はやっぱ「排除」されるものだということをちゃんと教えてあげなきゃいけない映画だなぁって思いました。
人間が絡んできたので、一気に冷めちゃったんですよね(^^;
そうかぁ~読まれてたか(笑)
音楽映画に関しては俺の評価は参考にならないことがバレてしまいましたね。
この映画のオープニングから涙を流せる人なんて1%くらいしかいないんじゃないかと思います。
ブリちゃんのパートは誰なのかわかんなくて、さほど気にならなかったです・・・
>はなな様
そうそう!そうなんです。
館内は人がまばらだったために隣の人が足でリズムをとっていたのかどうかもわかりませんが、俺だけ頭でリズムをとってばかみたいでした(汗)
さすがに立ち上がる人はいなかったけど、やってみたかったなぁ・・・
『ロボコップ』でそんなに盛り上がっていたのかぁ~知らなかったな。俺は映画館で観たけど、そんな動きは全くなかったです。
帰り道タップダンスの真似をしてころんでいる人がいましたよ!(うそだけど)
>しんちゃん様
ストーリーはだめでしたかぁ~
まぁ、そんなにたいしたことはないのかもしれないけど、俺的には大満足でした(汗)
みなさんが書いてるような環境問題なんて全然思い浮かばなかったし、やっぱ音楽に夢中になってしまって・・・
ラップとかヒップホップなんてのも元々は異端の音楽から広まったものだと考えれば、こういう世界もありかな~なんて(笑)