今やポスト寅さんの国民的映画になった感のある「釣りバカ」シリーズ第15弾。かなり笑いましたよ!!
江角マキ子に経営コンサルタントは似合っていない。列車の中と吉行和子との会話シーンでの彼女はすごくよかったけど。。。
特に今回は、小津安二郎生誕100周年ということもあってか、『麦秋』をオマージュし、設定や雰囲気をそっくりに仕上げるほどかなり凝っていた。
不況とリストラという社会問題をもしっかり捉え、真の会社経営はいかなるものかというテーマを笑いの中で独自に展開していくという完成度の高さも窺えるのだ。そして筧と江角の恋愛関係を松竹黄金時代を彷彿させる憎い演出が光っていた。監督の言葉によれば、「負け犬組」という言葉をさらりと使い、今の世の中を軽いタッチで風刺しているという芸の細かさ、恐れ入りました。
見所は、浜崎家の壁に飾ってある鯉太郎の習字。「合体」・・・・(笑)
江角マキ子に経営コンサルタントは似合っていない。列車の中と吉行和子との会話シーンでの彼女はすごくよかったけど。。。
特に今回は、小津安二郎生誕100周年ということもあってか、『麦秋』をオマージュし、設定や雰囲気をそっくりに仕上げるほどかなり凝っていた。
不況とリストラという社会問題をもしっかり捉え、真の会社経営はいかなるものかというテーマを笑いの中で独自に展開していくという完成度の高さも窺えるのだ。そして筧と江角の恋愛関係を松竹黄金時代を彷彿させる憎い演出が光っていた。監督の言葉によれば、「負け犬組」という言葉をさらりと使い、今の世の中を軽いタッチで風刺しているという芸の細かさ、恐れ入りました。
見所は、浜崎家の壁に飾ってある鯉太郎の習字。「合体」・・・・(笑)
でっかいハートマークが出なかったなぁ。
小津映画にも合体はないので、
そういう意味もあるのでしょうか・・・