デフォルメし過ぎじゃないかと思うほど変形させたキャラクターたち。直線がほとんど描かれてないのではないかと思うほど柔らかな線で人間味あふれる絵画を感じさせ、茶色を基調としたエキゾチックで不思議な映像が目の前に迫ってくるのだ。
人間よりも太った犬のブルーノが気に入った。おもちゃの電車に尻尾を轢かれて以来、電車が通りすぎる度に吠えまくる。家にいるシェルティもバイクが通る度に吠えまくるので思い出してしまいましたよ。
ベルヴィルに住む“トリプレット”という三つ子老婆のリズム感がすごい。おばあちゃんが叩く自転車の車輪をスチールドラムのように音楽に採り入れ、新聞紙、冷蔵庫、掃除機とのリズム音楽を奏でてしまうのだ。そして圧巻はエンドロール時に流れるジャンゴ・ラインハルト風ジプシー・スウィング♪音楽のセンスが光ります。
ストーリーは毒の効いた冒険ファンタジー。マフィアから孫を取り戻すために奮闘するおばあちゃんとトリプレットがかっこいい。途中出てくる自転車の実写場面はジャック・タチの『郵便配達の学校』に見えたんだけど、違うかな・・・
★★★★・
・ベルヴィル・ランデブー＠映画生活
人間よりも太った犬のブルーノが気に入った。おもちゃの電車に尻尾を轢かれて以来、電車が通りすぎる度に吠えまくる。家にいるシェルティもバイクが通る度に吠えまくるので思い出してしまいましたよ。
ベルヴィルに住む“トリプレット”という三つ子老婆のリズム感がすごい。おばあちゃんが叩く自転車の車輪をスチールドラムのように音楽に採り入れ、新聞紙、冷蔵庫、掃除機とのリズム音楽を奏でてしまうのだ。そして圧巻はエンドロール時に流れるジャンゴ・ラインハルト風ジプシー・スウィング♪音楽のセンスが光ります。
ストーリーは毒の効いた冒険ファンタジー。マフィアから孫を取り戻すために奮闘するおばあちゃんとトリプレットがかっこいい。途中出てくる自転車の実写場面はジャック・タチの『郵便配達の学校』に見えたんだけど、違うかな・・・
★★★★・
・ベルヴィル・ランデブー＠映画生活
ワタシ、フランス映画苦手なんですよねー。。。
アニメもだめでした、、、
ベルヴィルは、、、、キャラの顔が。。。
あ、でもフランス映画「奇人たちの晩餐会」はおもしろかったです
ジャック・タチにかなりお詳しそうですね。
俺はそんなに観てないので、かなり見当違いなことを言ってるだけかもしれません・・・
『のんき大将』は観てないのです・・・すみません。
こうなったらDVDが出たら確認ですね。
ただ、フランス語がわかんないからクレジットを読めるかどうか・・・
TBありがとうございました。
ジャック・タチの映像、わたしは『のんき大将』かと思ってたのですが、『郵便配達の学校』だったかもしれません。このあたり数本一気に観てしまったので記憶があいまいだったりするのですー。今度チェックしてみます。というか今考えると『郵便配達の学校』のような気がします。とほほです。
しかし三つ子のおばあちゃんがイカしてますよね、大好きです。
サントラは輸入盤がオススメです！日本版はCCCDなので。
やっぱりブルーノで決まりですね♪
「犬なのに深いトラウマ」って言葉に思わず笑ってしまいました！
リピートはTV放映を待ちます・・・
私もブルーノ、好きです。あのシュールな夢がなんともいえません。…犬なのになかなか深いトラウマを持って、ちょっと不憫ですが。
そして、密かにすごくすきなのが
ベルヴィルの給仕のお兄さん。あのへりくだり方には大爆笑でした！
ちょくちょくよらせていただきますね～
『トニー滝谷』は、こちらでは3月に公開されるかもしれません・・・
＞FLUFFY様
トリプレッツの声・・・すごく聞きたいです！
サントラ買おうかなぁ・・・
スウィングジャズの曲があと2曲くらい入ってれば絶対買うのでしょうけど・・・
ブルーノは助演男優賞クラスの演技でしたよね。
フィギュアとかあるのかなぁ・・・
＞祐さま
ツール・ド・能登！
坂が多そうなのは門前と輪島から狼煙の灯台に向けての道でしょうかね？コースもよくわかってないのでうかつなことは言えませんが・・・
フランス映画は評判のいいものだけ見たいと思います。
芸術的すぎてわからない映画もありそうだから・・・
＞とみー様
観客が多ければ笑いどころもハッキリしたのでしょうけど、
俺がみたときは5人くらいしかいなかったし・・・
マフィアの子分キャラもディズニーアニメに出てきたことがあったような雰囲気でしたね。ディズニーだとそんなに笑えないけど・・・
あたしももう1回行こうかと思ってます。
なんかもう曲がぐるぐる離れない…。
超かっこよかったですよね。
サントラ買っちゃいました。
映画館がずーっと静かだったんで
笑いをこらえてたんですけど、あの
「いや、それ変装できてないし！」
ってとこでとうとうふきだしてしまいました。
前歯、鼻の下についてたし。
地元ではツールド能登というサイクリング大会がありますが、あの手の坂はないですなぁ。
それにしても、彼らのゴールはどこなんだろうか。。（笑）
韓流も飽きてきたので フレンチでもはやらないかなぁ。（笑）
結構映画の中のシーン（ブルーノの鳴き声）とか
トリプレッツの笑い声とか入ってて面白いです。
買って損なんてしないですよー。
ブルーノといえば、アメだかキャラメルだかにつられて
タイヤ代わりに鳴ったり、船のモーター代わりになったりと
けなげ（？）な姿が印象的でした。
激しくデフォルメされてて、好みが分かれそうな絵だけど
私は好きですねー。パンフも凝っててよかったです。
リンクはらせていただきました。
また当ブログにも是非お出でください。
近々『トニー滝谷』について書く予定です。
それではまた。
コメントありがとうございます。
『ぼくの伯父さん』の額が・・・まったく気づきませんでした・・・しかもベルヴィルを見た後にBS2でやってたのを見てしまった。
かなりジャック・タチの影響を受けているのでしょうか、センスもそれとなく似ているような気がしてきました（さだかではない）。
※リンクはいくらでも貼ってください♪そのうちこちらの方からも・・・
＞うー様
犬の存在は大きかったですよね。
デフォルメきいてるけど、仕草とかがリアルだったなぁ。
サントラがなかったらDVDってことですかね・・・
私もサントラあるなら欲しいです！
三人のおばあさんのコーラスをもう一度聴きたい！
サントラなかったらDVDを買うしかないのかな。
犬もかわいかったですね～
そして孫のために一生懸命なおばあちゃんがまたかわいい！
それはありえないだろう
ネタバレ映画館さんはgooブログではいつも
アクセス上位にいらっしゃるので光栄です。
『ベルヴィル・ランデブー』面白かったですね。
あのエンディングはジャンゴ・ラインハルトふうだったんですか。勉強になりました。
「コンスタンティノープルには住みたくない、韻を踏みにくいから」って笑いましたよね＾＾
オマージュといえば、三つ子の住まいには
ジャック・タチの『僕の伯父さん』の額が飾ってありましたね。なかなか小技が効いていますよね。
…ところで、貴ブログにリンクをはらせていただいてもよろしいでしょうか？
説教くさくもなくファンタジーでもない、大人のアニメ！
良かったですね～
何度も観たくなるアニメでした。
＞かんの様
これは観ておくのが正解！
カエルが苦手な人は観ないほうがいい！とだけ言っておきましょう。
芸術的な映画だとも言えますので、自分の感性を磨くために観てきますというストレートな口実でもいいのではないでしょうか・・・
＞蒼井紅音さま
ツール・ド・フランスについて色々書かれた記事を拝見いたしましたよ・・・俺はさっぱりわかりませんでしたが・・・汗々
デフォルメはすごかったけど、妙なところでリアルでしたね～～
＞sachi様
日本人とヨーロッパの人との感性の差がでるのでしょうかね～
こういった芸術的なアニメが日本からなくなってきてるのでしょうね。元々無いのかもしれませんが・・・
パリのエスプリかぁ・・・
＞miya様
コメントありがとうございます。
あの音楽♪サントラも欲しくなってきますよね～
ちょっと短いような気もするのですけどね・・・
映画を観たら、また遊びにきてくださいね。
＞arudenteな米さま
まさしく一級品のセンスでした。
日本にも欲しいですよね。こんなアニメ。
あの音楽とリズム感、もう一回みたいです。
あ～ なんか思い出して来ました。
このブログ、面白そうですね(^^)
すごーく独特な雰囲気を持つアニメーションですよね。日本のアニメにはこんな雰囲気はないし、イギリスのアードマンとか一時期公開されてたチェコアニメなんかとも全然違うし。たかがアニメ、されどアニメって感じで感性の違いってやっぱり現れるものなんですねーとこの映画を見て思いました。
ちょこっとパリのエスプリなんかを感じつつ？（笑）
本当、センスの良いアニメーションでしたよね。
特に音楽は本当に素晴らしかったと思います。
キャラクターもみんな魅力的でしたし。
独特な世界観で、これはまた見たくなる映画だと思います。
リズム感がすごい？ 音楽のセンスがいい？
見逃したらものすごく後悔しそうですね(^^;;。
近場では銀座で、しかもレイトショー・・・
夜遊びする口実を一緒に考えて～！(笑)
絵のセンスといい、音楽のセンスといい最高にかっこよかったです。
ファンタジーファンタジーしていたり、説教くさいアニメは苦手なので、こういうのは大歓迎です。
書いているとまた見たくなってきました（笑）
平面的な絵画が続く中で突如現れる3D効果もすごかったですね。
もう一度観たいアニメ・・・です。
評価も・・・よい方なのかな？
細かーく見ていくと、いろいろとアメリカを風刺してあって、そんなもの探しのために２回目（いや、３回目か・・・？）を見たにやです♪
年月の表しを季節になぞらえ、電車の高架が家を斜めに差せているじゃないか！とか、「あんな（変な形の）船が走るのか！」というようなデフォルメされた独特な世界観に、ヨーロッパ（フランス）テイストらしい皮肉たっぷりのエスプリ♪
この作品のおもしろさは大人にしかわかんないよね♪
そんな贅沢な気分にさせてくれたアニメでした。
ではでは～♪