ホラーだと思っていたら、復讐劇、友情ドラマだった。そういや韓国の学園ホラーもいじめを扱った映画が多いような・・・
前作は台湾ロケという予算の無駄遣いがあったけど、まだ金が余ってたのだろうか、今度は韓国ロケだ。“Final”だからといって、予想以上の興行収入が得られれば、番外編の中国ロケをメインにした続編もあり得るし、それでも金が余れば北朝鮮を舞台にした「着弾アリ-将軍様のテポドン」といった悪乗り映画が作られるかもしれない。
なんだかんだ言っても毎回似たような設定なのですが、今回の特筆すべき相違点は「転送すれば死なない」という新しさがあることです。日本人はよっぽど不幸の手紙が好きなのか、それとも『リング』が好きなのか、はたまたトランプのババ抜きが好きなのかはわかりませんが、回覧板がやってきたら、すぐに隣の家に回したくなる性質を生かしたのでしょう。そんなつまらないことを考えながら観ていると、転送は一回こっきりというルールがあるではありませんか。こうして、まるで7並べで最後に残った二人のような関係になってしまうのです。
また、ツッコミどころを無くすために綿密な携帯の設定。これは上手く考えてありますね。修学旅行を利用して、学校が生徒たちにレンタルの携帯を配り、教師、生徒とも全員に転送できるようにセッティング済み。レンタルだとメルアド変更も難しいのかどうかは知りませんが、携帯をぶっ壊しても復活するのだから、転送からはどう足掻いても逃げようがないのでしょう。とにかく人間関係がグシャグシャになっていく様子が面白かったです。
結局、またまた美々子ちゃんが絡んでくるのですが、なんと今回はパソコンの中に住んでいるようです。美々子を退治するにはパソコンをフリーズさせるんだ!と、突飛な発想についていけないばかりか、そのフリーズさせる手段も理解能力を超えていました。その方法でパソコンもフリーズするのか・・・プロバイダのサーバーはどうなるんだ?などと考える隙を与えないくらい勢いに乗った攻撃。板尾創路の狂ったような行動にクスっと笑ったために、このB級パワーには笑いを通り越して口をあんぐり開け唖然としてしまいました・・・
なるほど・・・いじめられて首を吊った子の名前は「パム」。そういうギャグだったのか・・・
★★・・・
※中高生向け
前作は台湾ロケという予算の無駄遣いがあったけど、まだ金が余ってたのだろうか、今度は韓国ロケだ。“Final”だからといって、予想以上の興行収入が得られれば、番外編の中国ロケをメインにした続編もあり得るし、それでも金が余れば北朝鮮を舞台にした「着弾アリ-将軍様のテポドン」といった悪乗り映画が作られるかもしれない。
なんだかんだ言っても毎回似たような設定なのですが、今回の特筆すべき相違点は「転送すれば死なない」という新しさがあることです。日本人はよっぽど不幸の手紙が好きなのか、それとも『リング』が好きなのか、はたまたトランプのババ抜きが好きなのかはわかりませんが、回覧板がやってきたら、すぐに隣の家に回したくなる性質を生かしたのでしょう。そんなつまらないことを考えながら観ていると、転送は一回こっきりというルールがあるではありませんか。こうして、まるで7並べで最後に残った二人のような関係になってしまうのです。
また、ツッコミどころを無くすために綿密な携帯の設定。これは上手く考えてありますね。修学旅行を利用して、学校が生徒たちにレンタルの携帯を配り、教師、生徒とも全員に転送できるようにセッティング済み。レンタルだとメルアド変更も難しいのかどうかは知りませんが、携帯をぶっ壊しても復活するのだから、転送からはどう足掻いても逃げようがないのでしょう。とにかく人間関係がグシャグシャになっていく様子が面白かったです。
結局、またまた美々子ちゃんが絡んでくるのですが、なんと今回はパソコンの中に住んでいるようです。美々子を退治するにはパソコンをフリーズさせるんだ!と、突飛な発想についていけないばかりか、そのフリーズさせる手段も理解能力を超えていました。その方法でパソコンもフリーズするのか・・・プロバイダのサーバーはどうなるんだ?などと考える隙を与えないくらい勢いに乗った攻撃。板尾創路の狂ったような行動にクスっと笑ったために、このB級パワーには笑いを通り越して口をあんぐり開け唖然としてしまいました・・・
なるほど・・・いじめられて首を吊った子の名前は「パム」。そういうギャグだったのか・・・
★★・・・
※中高生向け
言われてみると確かに
『リング』もこの方式でしたね。
まったく理由もなく(そこにいたと言う理由だけで)
取り憑かれるのは『呪怨』。
そう言う意味では、あの映画は新しかったのかも。
えい様のバトル・ロワイアルってのも心理面では言い当ててますよね。
自分に転送しないで!と実際起こったとしたらどんな状況になるか・・・考えるのもイヤだったりして(笑)
こうした設定だけでもハリウッドからすれば斬新なんでしょうね。
「着信アリ」がいつの間にか「メール受信アリ」になっちゃって
「転送アリ」になっちゃってるし。
kossyさんの記事の後半のツッコミは禁じ手では?
そんなコト言っちゃうから変なメールくるんですよ。
くれぐれもこっちゃんに転送しないでね。
メルアド変えとこっと。
なんちゃって
次の休みに見に行きますので期待してみます
なんちゃって
次の休みに見に行きますので期待してみます
メール受信なのか着信なのかさっぱりわかりませんでしたけど、配られた携帯は特殊なモノであったと勝手に解釈しました(笑)
禁じ手でしたか・・・気づかなかった。
それにしても、誰のパソコンだったんだろ・・・
>tm様
全国的な企業に勤めたはいいけど、あちこち飛ばされる会社員の物語・・・「転勤アリ」
こんなのは最後にしたいですよね・・・マイホームがあれば尚更・・・
サッカーやバスケットボールみたいに相手の陣地に攻め入って攻撃する・・・というのが苦手なのがよくわかります(汗)
そういや難民の受け入れ態勢が不完全な日本。
とにかく他にまわしたいんでしょう。
そうやってスポーツに喩えられるとわかりやすいですね(笑)
球を奪ってゴールに入れるゲームが苦手かぁ・・・でもパスも苦手なんですよね(笑)
元々美々子は電波によるネットワークに逃げ込んだので携帯から呪い殺していたんですよね。
それがインターネットへと逃げ込んで行った結果明日香のPCに辿り着いたという事なんでしょう。
フリーズの仕組みはクラッシュの原理ですね。
JAVAなどのスプリクトが仕込まれていると画面が・・・となります。
私も過去数回経験していますがPCは火花散りません。
ただウイルスに感染するとHDDが破壊される事はあります。
そういう原理から考えると美々子は電気や電磁波の霊だった事になりますけれどね。
結末を考えると美々子からこれで終わりにしてほしいといってほしかった面がありますけれどね。
こちらこそお世話になっております。
ケータイやPCなど、霊とハイテクという結びつきそうもないところを大胆な発想で作ったものだと感心させられます。
あれだけ色んなことができるのにメーラーを閉じることはできない美々子ちゃんはハイテク時代に生まれていなかったからなのでしょうね。それとも怨念の力が強すぎたためなのか・・・あまり深く考えないようにします。
自分で書いておきながら、よく思い出せないのが、「なぜパムという名前がつけられたのか・・・」
どうしてもスパムメールが気になってしまいました。
星空が何度か出て、天の川を見るたびに「チルソクの夏」のことを思い出しました。メールも携帯もない時代に韓国の人と交流するのもままならない時代だとこんな事件も起こらないのになぁと。。
もうすぐ7月7日です。 ぜひ その日に 1977年7月7日を思い出して 鑑賞してくださいな。
・・・何の話題なのだ。。。
そうそう、去年の7月7日は観るのを忘れてました!ビデオとったのに反省・・・
携帯がない時代が懐かしいけど、古い映画を観ると落ち着きますね。ただ、古いサスペンスなんかを観てると、ケータイでかければいいのに・・・などと思ってしまうわがままさ。
電源を切るということを忘れさせてるんでしょうね。
映画館でも切ってる人なんてほとんどいなくて、マナーモードばかりだから・・・
もし着信していたとしても、悪いやつが勝手にセンター問い合わせするんでしょう、きっと・・・(笑)
いくらでも続けて良いですから、逆襲でも何でも良いですから、
思いっきり怖いので、締めくくってください!
いやぁ~足腰立たないくらいに・・・脱力。
逆襲とかいって、また期待させて裏切られるんだよ~
その前にハリウッドリメイクのほうが楽しみかも・・・
現実的に考えてこの映画を観たら、有り得ない量のホコリが出そうですね・・(^^;)
明日香とえみりは親友なはずなのに、その明日香の事を『パム』と言うえみりって本当に親友なんでしょか?とも思ってしまったり・・・(汗
主演の2人はなかなか良かったとは思ってるんですが、肝心のストーリーの悪さが際立ってしまい、彼女達もとばっちり食らってるんじゃないかと思うと同情してしまいます・・・
まともに観ることのできたのが、「俺に転送するな~」のバトルロワイアル状態のところだけだったかもしれません。
元々えみりちゃんがいじめられてたんだし、みんなに同調することを選んでしまったのね・・・(涙)
若いアイドル的な女優さんなんて、自分で出演作を選べないんでしょうね・・・
おいらはそんな元気も失くすほど脱力状態です・・・。
しかし、ある意味で嫌でも記憶に残る作品でした(爆)
連続鑑賞だったのですね・・・それは大変お疲れ様でした。
三池監督の1作目だけは良かったんですけどね~やっぱり続編はダメでしたね・・・
第一作品の柴崎さんは、大学生。
第二作品のミムラさんは社会人。
ファイナルの堀北さんと黒木さんコンビは高校生。
それぞれ、電話着信、テレビ電話、メールと進化してゆくのは、面白かったけれど、ファイナルでヒロインが助かってしまうのは、どうなんでしょう…フリーズに協力した人達に反撃したり…柴崎さんやミムラさんを再登場させたり…美々子を本当に【成仏】させる方法をみつける方が、面白かったかもしれません。
児童心理学を勉強していた、ミムラさんには、期待したのですが…。
これを3作続けて観るなんて無謀!
まぁ美々子三部作ととらえればいいんでしょうけど、メディアの進化も時代に即して興味深いところ。
ジャパニーズ・ホラーって、どうも他国のホラーとは違いますよね。やっぱり怪談がルーツになってるせいか、奥行きが感じられないし・・・