自腹で見なきゃいけないと思いつつ貯まったポイントで観てしまった。「横山ホットブラザーズはこの時期にはもう活躍していたんだなぁ」と妙なところに感心しつつも、見事な青春映画に仕上がったと感じましたよ!
発売中止という措置を取られた「イムジン河」を二人の恋愛のメインに置いた、“ロミオとジュリエット”風に対立していた高校生の物語。単にヤクザな世界を描いてきた今までの井筒作品とは異なり、日本と朝鮮の歴史にも深く切りこんだ社会派作風にも思える。昨年観た佐々部監督の『チルソクの夏』は韓国と日本の関係を明らかにしていたが、この『パッチギ!』は南北朝鮮を同じ民族として捉えている。実際、我々日本人が朝鮮を考えるときに、北か南かなどとこだわりすぎていたのであろうか、祖国統一を願う彼らにとっては北も南も同じ民族だと考えていたのだと痛感した(今は知らないが・・・)。そのほか、通夜の席上、悲しみと怒りを露にしたおじいさんの台詞によって、生駒トンネル・淀川の強制労働など知らなかった事実を教えられました。
全体的にはケンカや下ネタのオンパレードであるが、朝鮮アレルギーのある人じゃなければ爽やかに映る不思議な感覚になりました。一部の人たちは「左翼映画だ」とかのオバカな発言をしているようですが、単に60年代の時代を懐かしんで熱くなれる映画だと思います。ラストまで2本のストーリーが絡み合って展開するクライマックスは感動しました。
※クライマックスで思い出したのは「はしだのりひことクライマックス」。フォーククルセイダーズに関しても「帰って来たヨッパライ」やはしだのりひこしか記憶にありません。
★★★★★(主演の塩谷くんが石川県出身だということなので甘め)
・パッチギ!@映画生活
発売中止という措置を取られた「イムジン河」を二人の恋愛のメインに置いた、“ロミオとジュリエット”風に対立していた高校生の物語。単にヤクザな世界を描いてきた今までの井筒作品とは異なり、日本と朝鮮の歴史にも深く切りこんだ社会派作風にも思える。昨年観た佐々部監督の『チルソクの夏』は韓国と日本の関係を明らかにしていたが、この『パッチギ!』は南北朝鮮を同じ民族として捉えている。実際、我々日本人が朝鮮を考えるときに、北か南かなどとこだわりすぎていたのであろうか、祖国統一を願う彼らにとっては北も南も同じ民族だと考えていたのだと痛感した(今は知らないが・・・)。そのほか、通夜の席上、悲しみと怒りを露にしたおじいさんの台詞によって、生駒トンネル・淀川の強制労働など知らなかった事実を教えられました。
全体的にはケンカや下ネタのオンパレードであるが、朝鮮アレルギーのある人じゃなければ爽やかに映る不思議な感覚になりました。一部の人たちは「左翼映画だ」とかのオバカな発言をしているようですが、単に60年代の時代を懐かしんで熱くなれる映画だと思います。ラストまで2本のストーリーが絡み合って展開するクライマックスは感動しました。
※クライマックスで思い出したのは「はしだのりひことクライマックス」。フォーククルセイダーズに関しても「帰って来たヨッパライ」やはしだのりひこしか記憶にありません。
★★★★★(主演の塩谷くんが石川県出身だということなので甘め)
・パッチギ!@映画生活
南北統一は日本国内では出来たんですよね。最後のシーンの決闘場所は 出町柳です。加茂川と高野川が一つになって鴨川になる合流点です。
南北統一も意図してここを決闘の場所にしたのかなぁと思いました。
他にも書きたいことがありますが、小出しに書いてゆきます。(笑)
普段、なかなか耳にすることのない朝鮮半島の南北の歴史も語られていたのが興味深かったです♪
ほんと、今回は井筒さんにやられちゃいました。
めちゃ気が早いのですが、今年の邦画No.1かも、と思ったりしています。
まだ観ていない人は是非観てほしい作品no.1だと思っています。
TB、理解できてなかったのですがこういう事だったのですね・・(汗
「パッチギ!」ほんとにいい映画でした。井筒監督って自分ではもう大した作品を撮れないくせに他の監督の作品を酷評ばかりして、やなヤツ!と思っていたのに、コロッと「やっばエエ監督やんか」と思ってしまいました。大衆は勝手なもんですが、ホント一人でも多くの人にこの映画は観てもらいたい。心からそう思います。
どこかで手順がちがったようで。
しかし、井筒監督がどっかのバラエティで言うていたように青春映画いや凄春映画でした。しかも在日の歴史もちゃんと抑えてあり、時代の文化もしっかり描いてある。
ここから歴史を学び考える契機になるでしょうね。私はにわか高校ラグビーのファンでもありますが、2年連続で大阪朝鮮高級学校2年連続花園に出場していました。
ワールドカップの北朝鮮(共和国朝鮮)は2月9日ですね。
私のと柄違い?(爆)でした~。
あはは♪親近感~♪
ちなみにヒューたま大好きな私であります^^;
私もゲロッパがダメダメ派でして…。
正直これも期待していなかったんですが、
今回は良かったです!
井筒節健在♪って感じがしました。
そして歴史の勉強にもなりました…。
この映画は、去年から強く押していたので、
世評の高まりがとても嬉しいです。
辛口のこちらでも評判がいいようでほんと幸せ。
私は『GO』も好き、『ゲロッパ!』は合いませんでした。皆さん感想は色々ですね、それでいいんですよね。
『パッチギ!』の編集についてはほかのページでも疑問の声が上がっていますが、あの暗転の多用はかなり意図的な演出だと私は思いました。最近あまり見かけないように思いますが、ああいうつなぎ方、私はけっこう好きです。
『ゲロッパ!』で、井筒さんこれじゃあダメじゃんと私はガッカリしてたので、本作はことに嬉しさ満開です。