森を守ろうとした銀髪の男が過去に戻そうとする軍隊好きの男に倒されそうになる話?最後にはチルドレンまで登場する・・・
もちろん政治ドラマではない。多分、自然破壊をなくそうというメッセージも含まれているアニメなのでしょう。しかし、主人公のモチベーションも弱く、過去の過ちについてもよくわからない。単純に映像や音楽だけを楽しめばいいアニメなのかもしれないし、ポスト・ジブリに名乗りをあげたかっただけなのかもしれない・・・月の絵は面白かったです。まるで溶血連鎖球菌に破壊された赤血球のような雰囲気でした。
良作アニメの寄せ集めという意見もかなり多いようですけど、ここでは宮崎アニメに限定して考えてみたいと思います。まず自然破壊というテーマや世界観においては、もちろん『風の谷のナウシカ』とそっくりな設定。森の底にしか生命の源である“水”がない。中立都市の人々はその水を汲み上げるのが日課となっているのです。また、シュナックや部下ジェシカの鎧も似ている。
『天空の城ラピュタ』からは、森との境界線で番をしてる爺さん、過去から来た少女トゥーラとの出会い、終盤の火山の中など・・・トゥーラという名前も海賊のばあさんドーラから取ったものかもしれません。『未来少年コナン』からは、トゥーラを抱きかかえて走るアギト、列車越しにみつめあう二人、親友カインはジムシーの性格にそっくりだ、などなど。『もののけ姫』からは、アギトの手が不気味な木になるシーン。『ハウルの動く城』からは、戦闘シーンや要塞が歩くシーン。森の番人みたいなゼールイ・ベールイ(?)の目は『となりのトトロ』に違いない(貞子という説も)。そして意外なところで、ヨルダというネーミングは『太陽の王子ホルスの大冒険』のヒルダからかもしれないし、銀色の狼から強化体の銀髪が生まれたのかもしれない。また、「なぜこんなところに列車が?」と思えるのは『千と千尋の神隠し』と一緒だ・・・
中にはこじ付け気味のものもありますが、“の”の字を入れてタイトルまで雰囲気を似せているほど宮崎アニメに多大なる影響を受けていることは明白です。しかし一方、決定的に違う点では「飛ばない」ことで浮遊感を味わえない、虫が出てこない(虫に似た装甲車はあったけど)、グロい部分がないことが挙げられます。ストーリーにおいても、平和のために軍隊は必要であるかのような考え方ではジブリ作品の域に達しないでしょう。なぜ昔の世界に戻してはいけないのかもわからないし・・・
★★・・・
もちろん政治ドラマではない。多分、自然破壊をなくそうというメッセージも含まれているアニメなのでしょう。しかし、主人公のモチベーションも弱く、過去の過ちについてもよくわからない。単純に映像や音楽だけを楽しめばいいアニメなのかもしれないし、ポスト・ジブリに名乗りをあげたかっただけなのかもしれない・・・月の絵は面白かったです。まるで溶血連鎖球菌に破壊された赤血球のような雰囲気でした。
良作アニメの寄せ集めという意見もかなり多いようですけど、ここでは宮崎アニメに限定して考えてみたいと思います。まず自然破壊というテーマや世界観においては、もちろん『風の谷のナウシカ』とそっくりな設定。森の底にしか生命の源である“水”がない。中立都市の人々はその水を汲み上げるのが日課となっているのです。また、シュナックや部下ジェシカの鎧も似ている。
『天空の城ラピュタ』からは、森との境界線で番をしてる爺さん、過去から来た少女トゥーラとの出会い、終盤の火山の中など・・・トゥーラという名前も海賊のばあさんドーラから取ったものかもしれません。『未来少年コナン』からは、トゥーラを抱きかかえて走るアギト、列車越しにみつめあう二人、親友カインはジムシーの性格にそっくりだ、などなど。『もののけ姫』からは、アギトの手が不気味な木になるシーン。『ハウルの動く城』からは、戦闘シーンや要塞が歩くシーン。森の番人みたいなゼールイ・ベールイ(?)の目は『となりのトトロ』に違いない(貞子という説も)。そして意外なところで、ヨルダというネーミングは『太陽の王子ホルスの大冒険』のヒルダからかもしれないし、銀色の狼から強化体の銀髪が生まれたのかもしれない。また、「なぜこんなところに列車が?」と思えるのは『千と千尋の神隠し』と一緒だ・・・
中にはこじ付け気味のものもありますが、“の”の字を入れてタイトルまで雰囲気を似せているほど宮崎アニメに多大なる影響を受けていることは明白です。しかし一方、決定的に違う点では「飛ばない」ことで浮遊感を味わえない、虫が出てこない(虫に似た装甲車はあったけど)、グロい部分がないことが挙げられます。ストーリーにおいても、平和のために軍隊は必要であるかのような考え方ではジブリ作品の域に達しないでしょう。なぜ昔の世界に戻してはいけないのかもわからないし・・・
★★・・・
日本でのアニメ作品はジブリを避けて通ることができなくなってるといったところでしょうか・・・
これから成功するアニメは脱ジブリしかありませんよね。
アギトもジブリ
見てて吐き気がしました
CGも下品でわざとらしかった
ブレイブストーリーはかなりの長編小説だそうですが、映画はその中の一部だけらしいです。そのため「端折りすぎ」という意見がかなり多いみたいですね~
ま、それでもこの「銀色の髪のアギト」よりは良かったと思いますけど、原作がいいからなんでしょうね・・・
銀色はホントに寄せ集め。
オリジナリティといえば、部分的に使った3Dアニメだけだったのでしょう。ただ、ピクサーとかのディズニー作品と比べてしまうとそれも見劣りしてしまう・・・
日本の2Dアニメの良さをそのまま伸ばしていってくれるほうがいいですよね~
もう細かいとこは忘れてしまいましたが。
いけにえとして霧の城に連れてこられた少年が
鳥かごの中に閉じ込められてた少女を助け出して
城から逃げようとする話だったかと。
もともとはPSのゲームだったんですが
宮部さんがゲームが出てから小説化したという。
・・そういえば「ブレイブストーリー」も
このひとじゃなかったですか?
・・つくづくゲーム好きなひとなんですね。
しまいにはどっかで見た映画をいくつ思い出せるか
「ウォーリーを探せ」状態になってしまい、
映画まともに見れませんでした。
いや、見てるんだけど味わうというより
まるで間違い探しのように別のこと考えてて。
冒頭のKOKIAの歌だって
とってもよかったのに
なんでか「攻殻機動隊」のオープニングソングを
思い出してたし、
最初の中立都市のシーンのBGMまでも
久石さんぽかったように聞こえてしまうし。
GONZOの映像のこだわりや完成度を
本来はすごいねっていうところが
「宮崎アニメってやっぱ偉大だわ」というとこへ
感想がおちついてしまって、トホホ・・・。
GONZOさんちはこれからですよね。
アニメのテクニック以外のところで減点対象となるなんて、最近のディズニーアニメのようです。
映画千円の日は有給とるべきです!(笑)
まったく同じ感想を持ちました。せっかくの有給休みを違うもの見れば良かったかもと思ってます。
いつもありがとうございます。
ヨルダって名前をアサダにすれば受けたかもしれません。まさかヨルダ・マオって名前じゃないだろうけど・・・
やはり『ナウシカ』『ラピュタ』『コナン』という意見が圧倒的ですね~
ICOってどんなゲームなんでしょ?最近ゲームからは遠ざかっているもので・・・
期待のわりに面白くありませんでした。
どうしても「未来少年コナン」の焼き直しだなという感じでした。
『ヨルダ』の名前の出典に関しては私はプレステのゲーム「ICO」が浮かんでしまいます。ゲーム中には名前はでてこないんですけどね。これは小説になって最近出版もされていますし。
ときどきTBさせていただいております。
これからもがんばってくださいね。
ありがとうございます。
恥ずかしいことではなかったのですね(汗)
“この歳で”という言葉を付け加えれば、リアリティを増したかもしれませんが・・・
誰もが宮崎アニメを思い出すということは、かなり似ているということなんですね~ホッとしました(笑)
>にゃんこ様
『ホルスの大冒険』は大好きなのです。『ナウシカ』の次にリピート回数が多い作品なんですよ(しかも公民館とか社会教育センターとかで)。
世代がわかっちゃいますよね。
>キャスト様
ストーリーさえ良ければこんなに辛い点数をつけなかたのにね。
「自然は大切だ」ということは皆知ってるものだという大前提で話しを進めていることが問題なんですよね、きっと。
近未来のケータイ“羅盤”なんて素敵なのに・・・
確かに「森が正しい。昔はダメ」という前提が
説得力をもてない展開でしたね。軍隊も存在感ないし。
森の番人のような双子は・・・貞子に大うけしたし
すみません^^;kossyさんの宮崎アニメ列記観てたら、
猫もほとんど網羅してるのに気づきました(笑)
TBどうもです。
>森の番人みたいなゼールイ・ベールイ(?)の目は『となりのトトロ』に違いない(貞子という説も)
貞子には笑わせていただきましたw
宮崎アニメは老若男女万人に認められている唯一とも言うべきアニメだと私は思っているので、「恥ずかしい」とか言われちゃうと困ってしまいまが(笑)
(横レスすみません)
いろいろ感想を見ましたが、どこも似たり寄ったりですね。宮崎アニメのタイトルが氾濫しています(爆)
いつもお世話になっております。
宮崎アニメ風でありながら、独自路線で魅了させる作品はむずかしいのでしょうね~
人物の周りをぐるぐる廻るカメラワークとか、実写っぽい演出もそれほど効果がなかった・・・部分的に使われた3DCGなんて、もっと効果的だったらいい映画になってたかもしれません。
何かに似てると感じさせた時点で失敗だったのでしょうか。
そうでした。
この映画には浮遊感がありませんでした。
そのため設定は宮崎アニメに酷似していながら
そのテイストはまったく違うものになっていました。
あまり偉大な先駆者を意識せずに
独自の道を…と思うのはアニメ門外漢の欲張りな望みでしょうか?
色々書いているうちに、俺って宮崎アニメをかなり見てるんだな~と、恥ずかしくなってきました
特にヒルダからヨルダなんて思いついたのは・・・
2Dと3DCGを巧みに混在させるなんて、映像はすごく面白いですよね~
製作陣は意識してないつもりでも、宮崎アニメを知ってる人が観たらそう思わざるを得ない所が多すぎるような気がします。
映像は文句無しなんですけどね・・・勿体無いです。