年商5億ドルのモンダヴィ社。品質を高めるための味見は当然!「クチュクチュ、ぺっ!」と吐き出す映像を見てたら、「お口クチュクチュ、モンダヴィ」と歌いたくなった・・・
序盤はちょっとしたサスペンス仕立て。「モンダヴィ事件とは何なのですか?」とインタビュワーが次々と人に尋ねる様子でどんどん引きこまれていく。フランスのアニアーヌ地方において、アメリカのモンダヴィ社がワイナリーを子会社化しようとしたこと。村長が中心に大企業参入を阻止した事実を愉快そうに語られていき、ワインビジネス界におけるファシストだと皮肉ってるところは面白かったです。とにかく、なんでもかんでもグローバリゼーションなんてやってはいけないんですね。そうやって考えると、ホリエモンもIT界のファシストなんだなぁ~と、頭の中に3畳の独居房映像が思い浮かぶ・・・
このモンドヴィ事件を第一のテーマとして進み、次は1980年代から登場したロバート・パーカーが中心。ワイン評論家の登場だ。彼のつける点数のおかげで、業者の方針も左右され、売れるか売れないかも決まってしまうほど影響力のあるもの。「美味しんぼ」に出てくる父ちゃんみたいなものです。
日本においてもボジョレー・ヌーボーの話題や、自宅にワインセラーを作ったセレブの登場、赤ワインの健康ブームなどもバブル経済期あたりからワインブームが起こったように思う。だけど、このドキュメンタリー映画を観ると、同じ畑で採れたブドウでも場所によって味が違うんだとわかるし、ワインの利き酒なんてかなり適当なものじゃないかと思ってしまいます。しかもアニアーヌの村のワインは世界に向けての出荷はされてないんだし、現地で飲むことしかできないシロモノなのです。
やっぱりワインは楽しく味わうもの。吾郎ちゃんが演じた「ソムリエ」なんて、ウンチク豊富だったのでフランス料理店で飲みたくなったものです。このワインにはモンティーユ父娘の確執があるとか、フレスコバルディは700年の歴史があるけど大資本に負けちゃったとか、ヨーロッパをイメージしながら酔っ払ってみたい・・・
最後のほうは色んなワイナリーの歴史や継承絡みのインタビューなどでテーマがぼけてきて印象も薄くなってきたのですが、一箇所だけ強烈なインパクトあるシーンがありました。それは、男がパンツ一丁でブドウを踏み潰すシーン。あの、はみ出してるんですけど・・・
★★★・・
序盤はちょっとしたサスペンス仕立て。「モンダヴィ事件とは何なのですか?」とインタビュワーが次々と人に尋ねる様子でどんどん引きこまれていく。フランスのアニアーヌ地方において、アメリカのモンダヴィ社がワイナリーを子会社化しようとしたこと。村長が中心に大企業参入を阻止した事実を愉快そうに語られていき、ワインビジネス界におけるファシストだと皮肉ってるところは面白かったです。とにかく、なんでもかんでもグローバリゼーションなんてやってはいけないんですね。そうやって考えると、ホリエモンもIT界のファシストなんだなぁ~と、頭の中に3畳の独居房映像が思い浮かぶ・・・
このモンドヴィ事件を第一のテーマとして進み、次は1980年代から登場したロバート・パーカーが中心。ワイン評論家の登場だ。彼のつける点数のおかげで、業者の方針も左右され、売れるか売れないかも決まってしまうほど影響力のあるもの。「美味しんぼ」に出てくる父ちゃんみたいなものです。
日本においてもボジョレー・ヌーボーの話題や、自宅にワインセラーを作ったセレブの登場、赤ワインの健康ブームなどもバブル経済期あたりからワインブームが起こったように思う。だけど、このドキュメンタリー映画を観ると、同じ畑で採れたブドウでも場所によって味が違うんだとわかるし、ワインの利き酒なんてかなり適当なものじゃないかと思ってしまいます。しかもアニアーヌの村のワインは世界に向けての出荷はされてないんだし、現地で飲むことしかできないシロモノなのです。
やっぱりワインは楽しく味わうもの。吾郎ちゃんが演じた「ソムリエ」なんて、ウンチク豊富だったのでフランス料理店で飲みたくなったものです。このワインにはモンティーユ父娘の確執があるとか、フレスコバルディは700年の歴史があるけど大資本に負けちゃったとか、ヨーロッパをイメージしながら酔っ払ってみたい・・・
最後のほうは色んなワイナリーの歴史や継承絡みのインタビューなどでテーマがぼけてきて印象も薄くなってきたのですが、一箇所だけ強烈なインパクトあるシーンがありました。それは、男がパンツ一丁でブドウを踏み潰すシーン。あの、はみ出してるんですけど・・・
★★★・・
早速のTBありがとうございます。
あら、やっぱりチェックしていましたか(笑)
昔、町内会で海水浴に行ってスイカ割をしていたときに、おじいちゃんがはみだしてブランブランさせていたのを思い出しました。
ワイン好きの人たちはああやって作られたものを美味しそうに飲んでるわけですね・・・
僕は、最後に出てきたアルゼンチンのおっちゃんが作ったワインが飲みたいです
わが街でも『モンドヴィーノ』と『亀も空を飛ぶ』『そして、一粒のひかり』を上映していたのですが、どれも観そこねました。(涙)
一週間だけ・・・・正確には6日間だけだったんです。
『モンドヴィーノ』は、グラスワインとセットで観れたようで、なおさら残念。
派手な宣伝をしていない作品は、採算が取れないんでしょうね。
お好きなようですね~
俺はワインの味はさっぱりわかりません(汗)
南米のワインって美味しいのかなぁ・・・
>ナマケモノ様
その一箇所だけ見てしまったら、ワインを飲みたくなくなるかもしれませんよ(笑)
この映画はワインが好きな人なら観るべき映画だと思いますけど、裏事情ばかりなので、ワインを好きになることはないかもしれません・・・
ワインを飲みながら鑑賞すると、最後のほうは寝てしまうかもしれません・・・
それによって変わるのもなんですが、結構重要ポイントでもありますね。私は全然気づかなかったので、こちらで読んで、惜しいことをした! と思いました。皆さんも気づかれていたんですね。
この映画に出て来る銘柄のワインを飲みながら、ワイワイ観るのが楽しいのかもしれませんね。
若いほうです!
見えてることも気にしてないくらい楽しそうに踏んでましたよ(笑)あれでボカシなんかを入れると余計に気づいてしまいます。
ワイワイとワイン。飲みたいものですね~俺はしばらくすると眠ってしまうかもしれませんが・・・
そういえば、チリワインを一度だけ飲んだことがあるのですけど、名前がさっぱり覚えられません・・・というか、ワインの名前に興味がないだけなのかもしれないです(汗)
情報ありがとうございました。
わたしも、インパクト大のシーン、しっかり見てしまいました・・・
ワインの世界も、なかなか複雑ですね~。
ワインを飲みながら観られる劇場もあったのですか・・・
羨ましいけど、後半、かな~り眠かったので・・・
わたしは所詮、安物ワインしか手に入れられないので、
この複雑裏事情を知っても、選ぶワインを変えられません・・・