タイトルをよく読まずにいたので、“理力の杖”のようなものだと思っていた。難病だって魔法使いの武器である杖によって治してしまうファンタジーのような・・・
予想は覆された。完全なラブコメだ。しかも「難病ものである」という先入観があるため、笑うに笑えない。ほとんどの観客は“難病=死”というイメージを持ってるはずなので、入院しているヘウォン(チェ・ジウ)を無理矢理連れ出したり、酒を飲ませたり、走らせたり、携帯を返さなかったりして、彼女の病状を悪化させることに対してやきもきさせられるはずです。原発性肺高血圧症という難しい病気・・・歩くことも困難で、24時間点滴しなければならない病気。患者本人も病院を抜け出すのが好きで、病院だってそれを黙認しているかのよう。しかも、完璧なラブコメタッチで描くものだから、「ひょっとすると会場を間違ったのでは?」と心配になってくるかもしれません。こんなことなら、難病ものと謳わずに「チェ・ジウ主演のラブコメですよ」という宣伝の方がよかったのではないでしょうか・・・どうせ騙すんだから。
騙すといえば、男の設定がゲームなどを開発する会社社長なので、どうしてもホリエモンを思い出してしまい、「こいつ粉飾決算で騙すんじゃないか?」などと要らぬ心配までしてしまいます。こんな詐欺師みたいな奴だったら、自ら死期を早める患者とお似合いなのではないか、などと徐々に2人がどうでもよくなってきました。むしろ、脇のギョンミン(チェ・ソングク)のキャラがとてもよかったので、最終的に彼が主役になることを祈る思いで見てしまったほどです。
先日観た『春が来れば』にも登場した、オービス、ラーメン、ケータイ等々、小道具の扱いを見ると、韓国映画もお互いにパクりあってるのかとも思いました。また、ちょっとした事故なども『私の頭の中の消しゴム』での扱いと似ていたし、メインテーマともなる連理の木も『猟奇的な彼女』の雰囲気そっくり・・・この映画のオリジナリティは一体どこにあるのでしょうか。車で手のひらを窓外の風に晒して「胸を触ってるような感触」というシーンだけかな・・・
★★・・・
予想は覆された。完全なラブコメだ。しかも「難病ものである」という先入観があるため、笑うに笑えない。ほとんどの観客は“難病=死”というイメージを持ってるはずなので、入院しているヘウォン(チェ・ジウ)を無理矢理連れ出したり、酒を飲ませたり、走らせたり、携帯を返さなかったりして、彼女の病状を悪化させることに対してやきもきさせられるはずです。原発性肺高血圧症という難しい病気・・・歩くことも困難で、24時間点滴しなければならない病気。患者本人も病院を抜け出すのが好きで、病院だってそれを黙認しているかのよう。しかも、完璧なラブコメタッチで描くものだから、「ひょっとすると会場を間違ったのでは?」と心配になってくるかもしれません。こんなことなら、難病ものと謳わずに「チェ・ジウ主演のラブコメですよ」という宣伝の方がよかったのではないでしょうか・・・どうせ騙すんだから。
騙すといえば、男の設定がゲームなどを開発する会社社長なので、どうしてもホリエモンを思い出してしまい、「こいつ粉飾決算で騙すんじゃないか?」などと要らぬ心配までしてしまいます。こんな詐欺師みたいな奴だったら、自ら死期を早める患者とお似合いなのではないか、などと徐々に2人がどうでもよくなってきました。むしろ、脇のギョンミン(チェ・ソングク)のキャラがとてもよかったので、最終的に彼が主役になることを祈る思いで見てしまったほどです。
先日観た『春が来れば』にも登場した、オービス、ラーメン、ケータイ等々、小道具の扱いを見ると、韓国映画もお互いにパクりあってるのかとも思いました。また、ちょっとした事故なども『私の頭の中の消しゴム』での扱いと似ていたし、メインテーマともなる連理の木も『猟奇的な彼女』の雰囲気そっくり・・・この映画のオリジナリティは一体どこにあるのでしょうか。車で手のひらを窓外の風に晒して「胸を触ってるような感触」というシーンだけかな・・・
★★・・・
ちょっと予想と違った内容でした(爆)
友人のギョンミンが俳優として目覚めていくのが一番興味深かったです。
風を掴むって「胸を触ってるみたいな感触??」
うっそだ~~。
ギョンミンが一番でしたね~
今後も脇役として活躍することを期待しています。
あの完成した映画も見てみたいですね。
チャングム系なのかな・・・
風の感触。
今度試してみよっと・・・
私の中ではちょっとダメダメ系でしたけど(笑)
展開などはまさしくベタ!
順番はどっちが先だろうな~?くらいで・・・
俺はとにかく前半がダメでした。
この映画はちょっと評判悪めですね。
監督さんが若いのでしょうか?
ちょっと物足りなかったです。
トラックバック送ります、宜しくお願いします。
>車で手のひらを窓外の風に晒して「胸を触ってるような感触」
日韓共通して言われてることなんだと再発見しました。
わての通っていた中学校の修学旅行で高速道路を走るバスの窓から何本も手が出ていました。
MPを吸い取られすぎないように気をつけてください。
まあ、只で見たから、文句はいえねーいえねー。
ちなみに風の逸話は私の学生の時からの定番のドライブ小物で、四半世紀は使ってるなあ。
監督さんのせいなのか、脚本家のせいなのかわかりませんけど、演技の上手い俳優を使えば何でもヒットするという思いあがりが感じられました(笑)
笑うに笑えないってのは苦痛ですよね・・・
>わてが丁稚の定吉だす様
日韓共通でしたかぁ・・・俺は知らなかった(汗)
中学生あたりまでの発想なのでしょうか。
悔しいので試してみようと思ってます(笑)
>へー太様
これは観なくてもいいと思います。
へー太様の酷評がどのくらいになるのか楽しみではありましたが・・・(笑)
「理力の杖」って誰も使わないですよね~
お宝じゃなく、お金で買えるし、魔法封じされることだって滅多にないし・・・
>sakurai様
俺が観た回は20人程度でした・・・初日なのに。
笑ってる人もそのうち静かになりました。
コメディ部分はギョンミンだけにしてほしかった・・・
風ネタが四半世紀も!!
そんなに有名なネタだったとは・・・(汗)
あらら…観てしまわれたのですね(笑)
わたしは試写会で観たのですが、途中で出ていこうかと思うくらいひどかったですね…
ギョンミンは可愛くて良かったんですが。
TBさせてくださいねー