9人の女性がそれぞれの物語に登場するオムニバス。ダコタちゃんは9人の中に入れなかったのね・・・
それぞれ女性の名前の章立てになっているのですが、最初のSandra(エルピディア・カリーロ)のエピソードから強烈なインパクトがあって凄いんです。彼女は囚人。看守たちと話をして面会に来た娘と話そうとするだけなのですが、「何故こんな模範囚が・・・」と思わせておいてキレ方が凄まじくリアル。どのストーリーも短いのですが、もっと見たいと思っているところへプチっと映像が途切れ、次のストーリーに移る。ありゃりゃ・・・と思っているうちに、また次のストーリーにのめり込んでしまう・・・の繰り返しオムニバスだったのです。
第2話のDiana(ロビン・ライト・ペン)。スーパーで元カレとばったり遭遇するも、自分は妊婦。「今でも愛している」という男の言葉に動揺し・・・と、続きを見せろー!と言いたくなるところで次のストーリー。第1話から、ぶれることのないハンディカメラでワンシーンワンカットの映像が続くので、緊張感も持続。第3話のHolly(リサ・ゲイ・ハミルトン)にいたっては、父親を呼び出して拳銃を自分の口の中に入れるんだから・・・また途切れたら欲求不満になりそうだったのに、実際そうなりました。
こうして9話まで続くうち、徐々にストーリーも過激度が少なくなっていきましたが、他のエピソードに登場した人間が再び絡んできたりして、それなら先に教えてほしいと思っても後の祭り。実際には時系列もバラバラのようであり、みんな近所なのかと思えるくらい人物が交錯していました。7話のRuth(シシー・スペイセク)の話になると、その娘のエピソードの母親役だったこともあり、不倫相手のテレビプロデューサーの男教師が語る「人々の結びつき」によって、ようやくこの映画の全貌が見えてきました。個々の愛もユニークだったけど、こうして家族や友人、出会った人全てが繋がっているという世の中の普遍的なものを感じさせました。
ダコタちゃんとグレン・クローズの最終章だけはちょっと異質でしたが、墓参りに来て自分の人生を全て振り返ってみたような印象が残りました。寂しいけど清々しいような、だけど言葉に重みがあるような・・・全てが彼女の人生を投影したものだとすればもっと感慨深かっただろうけど、ちょっと変わったオムニバスを楽しみたい方におすすめかもしれません(邦題に騙されないように)。
★★★・・
それぞれ女性の名前の章立てになっているのですが、最初のSandra(エルピディア・カリーロ)のエピソードから強烈なインパクトがあって凄いんです。彼女は囚人。看守たちと話をして面会に来た娘と話そうとするだけなのですが、「何故こんな模範囚が・・・」と思わせておいてキレ方が凄まじくリアル。どのストーリーも短いのですが、もっと見たいと思っているところへプチっと映像が途切れ、次のストーリーに移る。ありゃりゃ・・・と思っているうちに、また次のストーリーにのめり込んでしまう・・・の繰り返しオムニバスだったのです。
第2話のDiana(ロビン・ライト・ペン)。スーパーで元カレとばったり遭遇するも、自分は妊婦。「今でも愛している」という男の言葉に動揺し・・・と、続きを見せろー!と言いたくなるところで次のストーリー。第1話から、ぶれることのないハンディカメラでワンシーンワンカットの映像が続くので、緊張感も持続。第3話のHolly(リサ・ゲイ・ハミルトン)にいたっては、父親を呼び出して拳銃を自分の口の中に入れるんだから・・・また途切れたら欲求不満になりそうだったのに、実際そうなりました。
こうして9話まで続くうち、徐々にストーリーも過激度が少なくなっていきましたが、他のエピソードに登場した人間が再び絡んできたりして、それなら先に教えてほしいと思っても後の祭り。実際には時系列もバラバラのようであり、みんな近所なのかと思えるくらい人物が交錯していました。7話のRuth(シシー・スペイセク)の話になると、その娘のエピソードの母親役だったこともあり、不倫相手の
ダコタちゃんとグレン・クローズの最終章だけはちょっと異質でしたが、墓参りに来て自分の人生を全て振り返ってみたような印象が残りました。寂しいけど清々しいような、だけど言葉に重みがあるような・・・全てが彼女の人生を投影したものだとすればもっと感慨深かっただろうけど、ちょっと変わったオムニバスを楽しみたい方におすすめかもしれません(邦題に騙されないように)。
★★★・・
今年は的外れな邦題が多いようです(笑)
美しいなんて、やはり主観的な言葉だからむずかしいんですよね。
生き方、生き様が美しく見えるってことはいいですよね~俺も目標にしなくては・・・誰をだ・・・
何で邦題がああなったんでしょう?
美しい・・と言うよりは9人の女性の生々しい生き様を見せられた気がします。
ご指摘ありがとうございます。
そうなってくると、かなり複雑な人間関係になりますね。
そっかぁ・・・などと思い出してみても混乱してます。
九つも話があるんだから、一つくらい眠ってしまってもいいのかもしれません・・・
ルースの不倫相手は 娘の担任の教師ですよん (まぁ 誰でもいいけどね^^)
私は ホリー・ハンターの時 途中まで寝てました(爆)
「彼女を見ればわかること」は残念ながら未見でございます。
揺れる女心は男にとってもどうにかしたくなる苛立ちなんかもありますね~それをわかっているのかいないのか、図々しいだけのような気もしましたが、男って勝手なものですね(笑)
>charlotte様
やっぱり第2話がインパクト強いんですね~
短いストーリーだったのですが、もしかすると男はずっと彼女を付け回してた可能性も否定できません。俺も偶然を装って昔好きだった女性に声かけようかな・・・もちろんスーパーで。
マルフォイパパ??
ハリポタですか?
すっかり元通りのkossyさん。
私も好きなのは2話ですー。マルフォイパパ(わかります?)、普段の方がかっこいいー。爆
『彼女を見ればわかること』のほうが好きだったかな~。
私が好きだったのはやっぱり第2話。
揺れる女心、分かるわ~(笑)
あとは大好きなエイダン・クィン、またふとってたような気がしました。
ホリー・ハンターのエピソードですかぁ~。今、内容を思い出すために公式ページを見てきました。自分が結婚したことないものだから、あまり印象に残らなかったのかもしれません・・・
ラストは綺麗で静かで切なくて、ぐっとくるものがありましたよね。
邦題は一流女優の競演ということをアピールしたかったため付けられたんでしょうか・・・
私は第4話のホリー・ハンターのエピソードがリアル感ありで結構気に入りました。
ふむふむこうやって他愛のないほつれ口から夫婦の溝って深まっちゃったりするわけよねぇ・・・なんて。
友人夫婦への思いやりなんてどこかへ飛んでましたものね。笑
とはいえラストのグレン・クローズのエピソードにはやられました。私としたことが不覚にも涙腺破壊でした~。
後半は眠くなっていたので、詳細には思い出せないのですが、動物番組を見ながら制作裏話をしていたときに言っていたような気がしました(勘違いかな・・・)
エイダン・クインでしたかぁ・・・そういやクレジットにありましたね・・・わからなかった(汗)
ルースの不倫相手って、そんな職業だったの?
私はてっきり娘の学校の進路指導のセンセかと思っていました。
ぱっと見、ごっつくなりすぎててエイダン・クインだとわからなかった~。