咳をする度にカエルを吐き出すばあさん。そのカエルは何に使うんでしょ・・・
『シェルブールの雨傘』ほどではないけど、ミュージカル部分のノリがいい。フランスを代表する映画音楽の巨匠ミシェル・ルグラン。役者が歌い出すのも唐突なので気持ちいいのです。まだ20代の美しきカトリーヌ・ドヌーヴや茶目っ気たっぷりのジャック・ペランの爽やかな雰囲気もよかったし、とにかくポップな童話の世界なのです。
ディズニーが飛びつきそうな題材なのですが、おフランスでは色使いもおしゃれな感じです。どことなくティム・バートンが好みそうな原色中心の色使いだったり、モンティパイソン風のポップ感(ちょと違う)だったり、ジャック・タチ風のコミカルな描写があったり・・・フィルム・ノワールの時代が終り、対極を為すほどのカラフルさでシュールな世界を映画いてます。そして、ドヌーヴの衣装も派手過ぎて目がくらくらしてしまいます。
ストーリーは、うん○の代りに宝石を排泄するロバのおかげで裕福になった王様。王妃が亡くなり、再婚せねばならなくなったが、王妃の遺言で「わたしより美しい女性とならOKよ」などと言われたのですから、さぁ大変。王妃よりも美しい女性なんて・・・実の娘・王女しかいない!そこで王は娘に結婚を申し込むのですが、王に無理難題を押しつける王女。しかし、その難題を楽々クリアーしていくので困り果てた王女なのでした。そしてロバの皮を被って突如王女は姿を消したのです・・・
この王国は王族以外はみんな青。馬だって青だし、家来はみんな青色。王女が旅して行き着いた王国は赤。みんな赤色です・・・笑いたいのに笑うタイミングを逸してしまいました。終盤はなぜか「シンデレラ」のような展開なのですが、アンニュイな“間”がいいんです。女の子向けの映画だとは思いますが、機会があればご覧ください、シルブプレ。
★★★・・
『シェルブールの雨傘』ほどではないけど、ミュージカル部分のノリがいい。フランスを代表する映画音楽の巨匠ミシェル・ルグラン。役者が歌い出すのも唐突なので気持ちいいのです。まだ20代の美しきカトリーヌ・ドヌーヴや茶目っ気たっぷりのジャック・ペランの爽やかな雰囲気もよかったし、とにかくポップな童話の世界なのです。
ディズニーが飛びつきそうな題材なのですが、おフランスでは色使いもおしゃれな感じです。どことなくティム・バートンが好みそうな原色中心の色使いだったり、モンティパイソン風のポップ感(ちょと違う)だったり、ジャック・タチ風のコミカルな描写があったり・・・フィルム・ノワールの時代が終り、対極を為すほどのカラフルさでシュールな世界を映画いてます。そして、ドヌーヴの衣装も派手過ぎて目がくらくらしてしまいます。
ストーリーは、うん○の代りに宝石を排泄するロバのおかげで裕福になった王様。王妃が亡くなり、再婚せねばならなくなったが、王妃の遺言で「わたしより美しい女性とならOKよ」などと言われたのですから、さぁ大変。王妃よりも美しい女性なんて・・・実の娘・王女しかいない!そこで王は娘に結婚を申し込むのですが、王に無理難題を押しつける王女。しかし、その難題を楽々クリアーしていくので困り果てた王女なのでした。そしてロバの皮を被って突如王女は姿を消したのです・・・
この王国は王族以外はみんな青。馬だって青だし、家来はみんな青色。王女が旅して行き着いた王国は赤。みんな赤色です・・・笑いたいのに笑うタイミングを逸してしまいました。終盤はなぜか「シンデレラ」のような展開なのですが、アンニュイな“間”がいいんです。女の子向けの映画だとは思いますが、機会があればご覧ください、シルブプレ。
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この映画、普段は影を潜めている私の中の少女趣味心をかきたてられてしまいました~。
王女の作るケーキ、王子様はバクバクがっついて食べてましたね。(そんなにおいしそうには見えなかったが)
ケーキ作りの最中に王女のヒラヒラのお袖が材料に入りそうで「袖めくれ、袖!」とイラついたのは私がA型だからでしょうか。
それにしても、30余年前のカトリーヌ・ドヌーヴは、美しかったです。
結構おもしろい映画でしたよね~。
そうか・・・少女趣味の映画だったんですか・・・どおりで客も女性が多かったんだ・・・
あのケーキは巨大クッキーのような雰囲気でしたけど、作ったことがないものですから、何を作ってたのかさっぱりわかりませんでした(汗)
時代背景はいつだったんでしょうね~最後に変なモノに乗って王が登場しましたけど・・・
>ルナ様
笑いたいのに笑えませんでしたよね~ブラックな部分もあったからかなぁ・・・しかも、みなさん真剣になって観てたようですし、静かに観てました!
やはりカトリーヌ・ドヌーヴは美しかった。この映画は初めて観たのですが、こんなに綺麗だとは・・・
ジャック・ペランとカトリーヌ・ドヌーヴのカップルは美しく素敵でした。ミュージカルとしては...ちょっとでしたが、ファンタジー映画は大好きなので堪能しました。
赤と青の国の描写が絶妙でしたね。ロワールのお城が登場するあたり...あぁ!!これってフランス映画なんだと変に納得した次第です。
ブラザーズ・グリムのカエルをなめるシーンの上をいきましたね!
リラの精のキャラもサイコーでした。
王女からは女のあり方を学び(→運命を受け容れる)
リラの精からは生き方を学びました。(自ら切り開く!)
ドヌーヴ、ペランの二人はほんとに素敵。特に最近のカトリーヌ・ドヌーヴからは想像もできないような美しさ。ちょっと驚きでした。
色によるイメージが強烈に残ってしまいました。やはりフランス映画は違いますね~~
>かえる様
そうでしたか・・・かえるの登場する映画は名作揃い!
今後も注目ですね。
リラの精は裏側でどういう作戦で王に接していったのか、ちょっと気になってきました。
色のはっとする美しさに目を見張りました。
綺麗なトリコロールになっていましたね。
映画館の粋な計らいで、愛のケーキを作って皆様に大盤振る舞い。ワイン片手にごちになった映画です。
ああいうふにゅらっとした映画はもう作れないでしょうな。ちょっと寂しい。
この映画、ちょっと不思議チックなハチャメチャなストーリーでしたけど、夢のような映画でしたね。
指を細くするために国中の女が四苦八苦する様とか、あと最後のあの乗り物もそうですが、妖精の家にベージュの電話があったのも笑えました。
ジャック・ペランさん、ちょうちんブルマがツボでしたが、若い頃は絶世の美少年だったらしいですね。
ドヌーブも本当に美しかったです。
とにかくファッションがゴージャスで、本当に夢のようでした。
最初から色の使い方に圧倒されてしまいました。
たまにはこのくらい派手な色の映画もいいものです。
あ、愛のケーキっていいなぁ・・・
しかもワイン・・・
カエルのシーンが終わってから食べたほうがいいですね。
まだまだ、ティム・バートンという人もいますから、色んな映画も作られると思いますよ・・・
>ルールー様
指を細くするための努力。ひょっとしてカトリーヌ・ドヌーヴの指が太かった!なんてオチまで考えてしまいましたけど、そこまでギャグにしなかったようです・・・
ちょうちんブルマかぁ・・・俺は何の違和感もなく・・コスプレ欲も沸いてくる映画だったかもしれません。しないけど。
衣装デザイン賞とか、取れなかったんでしょうかね~
「乙女心」をキュンと刺激するラブリーな一作でした。
あのドレスがすてきー!小物も超カワイイー!!といいつつ
一番ほしいなーと思ったのは、宝石ザクザクのロバですな。
…どこが乙女じゃ、自分(笑)