鑑賞中、ジェイミー・フォックスが演じていることなどスッカリ忘れてしまっていた。途中で彼が演じているんだと気づいた時には、あまりにそっくりなので背筋がぞくぞくしたほどだった。
レイ・チャールズ音楽との出会いは“What'd I Say”からだった。それも本人のオリジナルではなく、吉田拓郎のカバーしたライブ・レコードから・・・。自分で初めて耳コピーしてギターで弾いたのもこの曲だったけど、当時はスティーヴィー・ワンダーなら知っているけどレイは知らなかった。むしろポップな曲を愛聴し、演奏するのはハードロックという青春時代にレイを見直す機会がやってきたのは映画『ブルース・ブラザース』だった。R&Bを好きになるきっかけもこの映画だったし、彼の独特のスタイルを知ったのもこの映画だった。次にレイ・チャールズに触れたのは1985年の「USA for Africa」による“We Are The World”で、この曲はコピーもして内輪のコンサートでレイのパートを歌わせてもらったという経験もある。
そう言えば、他のミュージシャンが数多くカバーしているため“Georgia On My Mind”が彼の歌っていたと知ったのもかなり後になってからなのだが、同時代的にレイの音楽を聴いてきたのではないことが残念でしかたがない。もし知っていたなら、映画にも登場する’79年の出来事に感動できたんだろうなぁ。
映画を見終わったとき、時間が152分もあったことに驚いた。若干長いと感ずるが、知っている曲が流れると時間が経つのを忘れさせてくれます。曲に飽いたらジェイミーの演技を注視するなど、見所がいっぱいあったからだ。妻の目を通して麻薬を中々断ち切れない苛立たしさも伝わってくるし、複数の愛人とツアーのため家庭に戻らないことへのもどかしさまでもが伝わってくる。そして、随所に散りばめられた幼少時代のトラウマと戦うレイの心が暗闇の中で響いてきた。音楽が好きならば、どっぷりとレイの歌に浸り、ジェイミー・フォックスの演技に惚れこんでしまう、至福の時間を過ごせるはずだ。
映画の余韻が未だ残ってはいるが、彼の恋愛、苦悩、そして人生のエッセンスが詰まっている音楽をしみじみと味わってみたくなった・・・訳詞付きで・・・
★★★★★(クインシー本人が出てくれば6点上げたくなる・・・)
・レイ@映画生活
レイ・チャールズ音楽との出会いは“What'd I Say”からだった。それも本人のオリジナルではなく、吉田拓郎のカバーしたライブ・レコードから・・・。自分で初めて耳コピーしてギターで弾いたのもこの曲だったけど、当時はスティーヴィー・ワンダーなら知っているけどレイは知らなかった。むしろポップな曲を愛聴し、演奏するのはハードロックという青春時代にレイを見直す機会がやってきたのは映画『ブルース・ブラザース』だった。R&Bを好きになるきっかけもこの映画だったし、彼の独特のスタイルを知ったのもこの映画だった。次にレイ・チャールズに触れたのは1985年の「USA for Africa」による“We Are The World”で、この曲はコピーもして内輪のコンサートでレイのパートを歌わせてもらったという経験もある。
そう言えば、他のミュージシャンが数多くカバーしているため“Georgia On My Mind”が彼の歌っていたと知ったのもかなり後になってからなのだが、同時代的にレイの音楽を聴いてきたのではないことが残念でしかたがない。もし知っていたなら、映画にも登場する’79年の出来事に感動できたんだろうなぁ。
映画を見終わったとき、時間が152分もあったことに驚いた。若干長いと感ずるが、知っている曲が流れると時間が経つのを忘れさせてくれます。曲に飽いたらジェイミーの演技を注視するなど、見所がいっぱいあったからだ。妻の目を通して麻薬を中々断ち切れない苛立たしさも伝わってくるし、複数の愛人とツアーのため家庭に戻らないことへのもどかしさまでもが伝わってくる。そして、随所に散りばめられた幼少時代のトラウマと戦うレイの心が暗闇の中で響いてきた。音楽が好きならば、どっぷりとレイの歌に浸り、ジェイミー・フォックスの演技に惚れこんでしまう、至福の時間を過ごせるはずだ。
映画の余韻が未だ残ってはいるが、彼の恋愛、苦悩、そして人生のエッセンスが詰まっている音楽をしみじみと味わってみたくなった・・・訳詞付きで・・・
★★★★★(クインシー本人が出てくれば6点上げたくなる・・・)
・レイ@映画生活
それよりもレイの女性関係にも注目してしまいましたね。
自伝というと美しい部分ばかり見せる自伝作品もあるけど、この作品はレイの陰の部分も描いていましたね。
マイナスイメージの部分がかなりありました。
これはレイ・チャールズ本人がぜひ入れるようにと熱望したようですね。
真のレイを知るためにはぜひ必要なこと・・・ですもんね。
公開は2月19日なのでまだまだ先です><
こういった実在の人物を題材にした映画だと
美化され勝ちですが
この映画に関してはレイの弱い部分、マイナスの部分がちゃんと描かれていると何かで読みました
待ちくたびれるっす><
一応参考までに。
何も流行に乗らなくても大丈夫だと思います。
ただ、オスカー授賞式の前に見ておきたいですね♪
>nikidasu様
ご指摘ありがとうございます。
かなりあやふやな書き方をしてしまって反省しております。何しろ自信がなかったものですから・・・今、調べたら確かにそうです。てなことで“歌っていた”と訂正させていただきました。。。。
TBありがとうございます。
確かに、映画は長かったですね。
でも音楽がたくさん盛り込まれていて、ノリノリになりながら最後まで観れました。
いろいろと考えさせられる映画でもあります。
で、演じてた彼も若手有望株で良かった。クインシーって結構若い頃からキュートだった。才能があって、憎めないやつだったのも彼の出世のコツ。良かったでしょうね。
楽しかったですよね。うまく作ってありましたね。
ジェイミー・フォックスの出来は素晴らしいです!
“Georgia On My Mind”オリジナルもいいですよ。
ほんと、ノリノリでしたねぇ~
俺が観た回は深夜で人も少なく、俺が一番前のほうでした。だから、他の人がノッていたのかどうか・・・
最後は拍手したくなった。
>ツボヤキ様
音楽伝記映画の特徴の一つだと思うんですよ。
カメオみたいに本物のミュージシャンがちらっと演奏するようなパターン・・・
一番好きなのは『ベニイ・グッドマン物語』のライオネル・ハンプトン。『グレン・ミラー物語』『五つの銅貨』のサッチモもいいですね。
と考えていくと、ピッタリくるのはクインシーしかいないんですよね・・・・
>MonDreamWorksさま
本物・・・だったんですよね。本物。
もう乗り移ったかのようでした。
こうして集まって語れるっていいですよね^^
音楽が流れる場面ではほんとに拍手をして
しまいそうな勢いでした
音楽ファンなら絶対楽しめる映画ですね