犬たちを救助したいことがテーマであるこの映画。リメイク権を買い取ることによって、ライブドア株で痛手を被ったフジテレビを救助する意味があったのかもしれない。
オリジナルの『南極物語』(1983)ではアザラシを食って飢えをしのいだ犬たちだったが、今作では食われそうに・・・と、思わぬところで日本版との比較ができました。飢えといえば、この映画のフランク・マーシャル監督は、飢えをしのぐために人肉を食った実話を描いた『生きてこそ』(1993)を作っているところが興味深い。ひょっとすると犬同士が共食いをしてしまうんじゃないかとわずかな怖れもあったのですが、杞憂も杞憂、ディズニーがそんな映画を作るはずがありませんでした。また、高倉健が「薬殺すればよかった」と悔やむこともテーマだったオリジナルの暗さも、明るいキャラのポール・ウォーカーにあるはずがありません。
ついでに比較してしまうと、置き去りにされた犬がドキュメンタリータッチだったオリジナルに比べ、今作では犬に演技指導していることが大きな違いらしいです。樺太犬からシベリアンハスキーに変わったこと、犬の数、海に落ちるのが犬から人間に変わっていること、兄弟犬があまり目立ってないこと等々、色んな角度から比較を楽しむことができる映画です。
犬の演技も良かったのですが、人間も良かったです。ポール・ウォーカーの日焼け具合もいいし、ケイティを演じたムーン・ブラッドグッドの白い歯もよかった。予告編で『パイレーツ2』のジョニー・デップの銀歯も目立っていたので、「芸能人は歯が命」ということを改めて思い知らされました。また、ひょうきん者のジェイソン・ビッグスは、エイドリアン・ブロディやライアン・ゴズリングに引けを取らない細長い顔!この細長さに感動でした(意味不明です)。
死んでいく度に犬の名前をテロップに出すような悲壮感はありませんが、逆に犬の名前がわからなくなるといった欠点もあるのかもしれません。生命力の強さという前向きに捉えたテーマだけにわからなくてもいいのかもしれませんが、マックス、(ボクの)マヤ、オールド・ジャックが印象に残りますよね・・・
★★★・・
オリジナルの『南極物語』(1983)ではアザラシを食って飢えをしのいだ犬たちだったが、今作では食われそうに・・・と、思わぬところで日本版との比較ができました。飢えといえば、この映画のフランク・マーシャル監督は、飢えをしのぐために人肉を食った実話を描いた『生きてこそ』(1993)を作っているところが興味深い。ひょっとすると犬同士が共食いをしてしまうんじゃないかとわずかな怖れもあったのですが、杞憂も杞憂、ディズニーがそんな映画を作るはずがありませんでした。また、高倉健が「薬殺すればよかった」と悔やむこともテーマだったオリジナルの暗さも、明るいキャラのポール・ウォーカーにあるはずがありません。
ついでに比較してしまうと、置き去りにされた犬がドキュメンタリータッチだったオリジナルに比べ、今作では犬に演技指導していることが大きな違いらしいです。樺太犬からシベリアンハスキーに変わったこと、犬の数、海に落ちるのが犬から人間に変わっていること、兄弟犬があまり目立ってないこと等々、色んな角度から比較を楽しむことができる映画です。
犬の演技も良かったのですが、人間も良かったです。ポール・ウォーカーの日焼け具合もいいし、ケイティを演じたムーン・ブラッドグッドの白い歯もよかった。予告編で『パイレーツ2』のジョニー・デップの銀歯も目立っていたので、「芸能人は歯が命」ということを改めて思い知らされました。また、ひょうきん者のジェイソン・ビッグスは、エイドリアン・ブロディやライアン・ゴズリングに引けを取らない細長い顔!この細長さに感動でした(意味不明です)。
死んでいく度に犬の名前をテロップに出すような悲壮感はありませんが、逆に犬の名前がわからなくなるといった欠点もあるのかもしれません。生命力の強さという前向きに捉えたテーマだけにわからなくてもいいのかもしれませんが、マックス、(ボクの)マヤ、オールド・ジャックが印象に残りますよね・・・
★★★・・
さすがはディズニーですね~。
ポール・ウォーカーは見る度にだんだん厚着になっていきます。
「イントゥ~」では半裸、「ノエル」では制服、そして本作では極寒仕様のウェア・・・。
全く違うもの、と言うことで見るならよし、と思いました。(ボクの)マヤ、そして私は意外とショーティがお気に入り。
時折犬の名前を忘れてしまうこともありましたが(笑)
「四季の歌」に出て来るお母さんのような(ボクの)マヤには感服です。
ポールの青い瞳に苦悩が浮かんで眉間にしわが寄っているとこっちもつい悩みますね~~
ジェイソン・ビッグスは期待を裏切らないひょうきんものですよね。・・・ポールと並んでると更に二人とも(笑)
ティッシュもらってなかったら、どうなったやら・・・。
土曜の日本版を見て、寝ていた自分です。夏目雅子に呆然と感動してしまいました。
序盤の博士の行動が、どーしても
どーしても許せなくて。博士がスク
リーンに映る度にムカムカしてまし
た。
確かに犬の名前は、途中からマッ
クスとマヤ以外わからなくなってし
まいましたw
オリジナルも録画したので、近い
うちにチェックしよーと思います。
俺も同感。
あれ?救助が間に合ってしまうの?もう1匹くらいは死ぬんじゃないの?あれれ、助かっちゃったと不謹慎な考えがよぎりました。嬉しいやら肩透かしやら・・・もうちょっとスリリングにしてもよかったですね。
ポール・ウォーカーの厚着って・・・(笑)
>mahito様
ショーティ~~!
覚えがないんです・・・あの白いハスキーでしたっけ?
あのジェイソン・ビッグスの顔を舐める犬はなんという名前だったか・・・覚えられない~~
そしてポール・ウォーカーとジェイソン・ビッグスって、ディズニー向きのいいコンビとなりそうですよね~ファミリー映画向きというかなんというか・・・
>sakurai様
泣けなかった・・・泣くよりも何だかハッピーな気分になりました。やはり日本人は悲惨な結末を望むのかなぁ~比較すると、どうも日米における国民気質が根本的に違うような気がしてきました。
夏目雅子を見れるだけでも価値がありましたよね。オリジナル。
>たましょく様
オリジナルを最初に観たとき(テレビででした)には、どうも感動できなくて・・・まぁ、悲しくて少しは泣いた!という程度でした。動物映画って、どうやって撮ってるんだろう?などと考えた段階で感情移入が難しくなるんですよね・・・
しいていえば、日本版のほうがリアリティーがあっただけに・・・アメリカでは子供向けにはできなかったのでしょうね~(苦笑)
実話から離れすぎてう~む、と思うところもあった
のですが、犬好きなので可愛い犬を見られただけでも
まあ満足でした。
リメイクではリーダー犬がマヤっていう雌犬だったのも変わってましたね。でもオリジナル版のリキと同じくらい仲間思いなんですよね~♪
マックスがマヤの為に餌持ってきたかと思えば、それを受け取らずマックスに逆に渡すシーンなんて、ちょっとジーンときちゃいましたですよ。
この実写映画ほど「ディズニーだから」という感想が多いのも珍しいですよね。
「パイレーツ~もディズニーだよ」なんて言うと「うっそ~!」という応えが返ってくるので、自信がなくなったりします・・・
>PNU様
「これは実話だ」なんて言われると、ちょっと待ってくれと言いたくなりますよね。
俺も犬好きです。
うちの犬はとても寒がりです・・・とても南極にはやれません・・・
>メビウス様
マヤは良かったですね。
リキと同じような設定だったので、想像して涙が先走ってしまいました。
マックスとマヤ・・・二人は夫婦になるのでしょうか。それともポール・ウォーカーが・・・
>色んな角度から比較を楽しむことができる映画
比べるとオリジナルに思い入れがあると、ダメダメ感でいっぱいになりそうなので、比べないほうがいいかしら?って思った私です。
見事に文化の違いを感じますね。