唐突に本物を出して、このタイトルシリーズを一時中断するスタイル。
(「○○と○○と私」というこの形式、とても好きなので絶対復活するから終わりではなく中断と書いておく)
かと言って、平松愛理について詳しいかといえば全然詳しくない。
3曲ぐらいしか知らないしな。
同じ3曲なら違った切り口があるのでそっちを書こうと思うよ。
こんな感じの曲。(あくまで僕の主観で選んだ3曲ですのでお気になさらずに)
三者三様色々あるね。
では早速。
さだまさし/関白宣言
これ系の曲の中で、僕の中では王者。
今のさだまさしからは想像もできないガリガリ。
奥さん曰く「こんな見た目だったらライブに行かない」とか。
こんな男(←失礼だな)に言われても納得できないよっていうご婦人もいるかな?
歌詞は僕の中では完璧なものだと思う。
突っ込みどころがないんだよね。素敵すぎる。
1番で導入。2番でお茶目な面を見せて、3番で泣かす。
凄いとしか言いようがないな。
でも今の時代、こんなこと言う男は皆無なんじゃないかな?
実際この「関白」さんも失脚することになるわけで。
「亭主関白」って死語になるかもね。もはやDVとか言われそうだよ。怖い時代だ。
今発売されたら、避難の嵐でヒットなんかしなかったかもね。
僕は男の立場のこういう曲をこの関白宣言しか知らないのです。
多分、もっとふにゃっとした感じで、なんとなく言ってる系のならあるのだろうけど。
バシッと男が言うと叩かれちゃうんだろうな。
では、お次。
平松愛理/部屋とYシャツと私
これ系の曲の中で、僕の中では女王。
タイトルの語感というかスタイルが好きで言いたくなる系。
歌詞はオチはあるけど、突っ込みどころも満載です。
満載は言い過ぎか。いくつかある。
ちょこっと書いてみるけど怒らないでね。
「飲みすぎて帰っても 3日酔いまでは許すけど 4日目つぶれた夜 恐れて実家に帰らないで」
まず「3日酔い」という言葉。
歌詞の中では3日間飲んだくれてもって意味合いに感じるんだけど、「3日酔い」は「2日酔い」の長い奴だからね。
どっちかというと、旦那さんの体調を心配してあげないといけない。危険な状態です。
それはおいとくとして、3日目までは許すけどってことは4日目は許さないってことでしょう。
なのに「4日目つぶれた夜 恐れて実家に帰らないで」とはいかに?
許されないのに逃げてはいけない。怖いっす。
4日目つぶれた夜にいったい何が起こるのだろう?
こういうことを想像させるのがいい歌詞なのだろうね。
もう一つだけ書かせて。
「あなた浮気したら うちでの食事に気をつけて 私は知恵をしぼって 毒入りスープで一緒にいこう」
この人は何がしたいのか?
自分も死ぬのに知恵を絞る必要があるのはなぜか?
殺人罪に問われないためかな。あと確実に二人とも死ぬためか。
確実に食事で殺すのは確かに知恵がいるかもね。
毒の入手先として手っ取り早いのはフグだけど100%の致死率はないしね。
旦那が死んで、自分が生き残ったら「殺人者」になっちゃうから知恵を絞るのかな。
まぁ、二人とも死んでもバレたら「殺人者」だからバレないようにしなきゃいけないのか。
なんか書いてて納得出来てきた。何でも書いてみるもんだね。
もう一つと言いつつもう一つ。
「だけどもし寝言で 他の娘の名を呼ばぬように 気に入った女の子は 私と同じ名前で呼んで」
二つ目の浮気の件、嘘をつくとき右の眉が上がる癖で見破るのだが。
ここは同じ名前で呼んでれば許すという事か?
嘘ついても右の眉は上がらないのかな?
気に入った女の子=浮気ではないという事か?
例えば会社に気に入った女の子がいたとして、その子の事を自分の妻の名前で呼んでいたらどう思う?
滅茶苦茶気持ち悪いだろう。
時代が時代だけにその女の子に「パワハラ」で訴えられちゃうよね。
奇しくも全部Bメロ?Aメロの二回目かな?つまり全部同じ個所でしたな。
浮気を見破る時に使う「右の眉が上がる癖」で最後に泣かせるのが素敵。
なんだかんだ書いたけど大好きな曲ですよ。
ザ・最後。
西野カナ/トリセツ
僕の中ではお嬢様。お姫様といった方がいいのかな。
世の中にはこんなこと言う女は嫌だ!面倒くさい!とか言う人がいるとかいないとか。
すげー可愛らしい歌詞じゃないですか。
そんなに高望みもせず、私を幸せにしてくださいと言っているだけなのに。
まぁ、「永久保証の私だから」は言い過ぎだけど。
不死身じゃないんだからね。死んだら交換とかそういう訳にもいかないし。
「死ぬまで保証」が妥当だろうけど、歌詞にするとダサいから仕方ないか。
実際。
僕の奥さんが事細かに「取扱説明書」を書いてきてたとしたら確かにひく。
そういう意味では面倒くさいかな。
でも、歌詞に出てくるぐらいの事なら当たり前に・・・
いや、手紙は書かないな。毎日LINEはするけど。
「たまには旅行にも連れてって
記念日にはオシャレなディナーを
柄じゃないと言わず
カッコよくエスコートして
広い心と深い愛で
全部受け止めて」
旅行に連れてってもらうのは僕だったり。
記念日のディナーはハングリータイガーだからオシャレじゃないし。
まぁ、広い心と深い愛で全部受け止めてはいるけど(←臆面もなくドヤ顔)。
理由は一つ。わかり切ってる。
うちの場合、奥さんが世帯主で僕が専業主夫なんだよね。
だから、僕が「トリセツ」を書く立場なんだよな。
そして、広い心と深い愛で全部受け止めているのは奥さんなんだよな。
いつもどうもありがとう。感謝感激雨霰。
「これからもどうぞよろしくね。
こんな私だけど笑って許してね。
ずっと大切にしてね。
永久保証の私だから。」
いや、先に死ぬのは絶対僕の方だから。
「何もいらない俺の手を握り
涙のしずくふたつ以上こぼせ
お前のお陰でいい人生だったと
俺が言うから必ず言うから」
これが出来たら本当に僕の人生、幸せだったと思うな。
足軽から関白にのし上がる、豊臣秀吉的人生で幕を引きたいと思います。
最後になりますが、敬称略システムでお送りしました。
ではでは。