七草の何かを書いた時に、雑草が嫌いな雰囲気を出しました。
が
実は僕は雑草が好きです。
食べるのが嫌いなだけで、愛でるのは大好き。
今回は、僕のブッチギリで1番好きな雑草(雑草じゃないのかもしれないけど)である
コバンソウを題材にしてみました。
コバンソウ。
滅茶苦茶可愛いなぁって見る度に思うなぁ。
そして、主人公は女性ですが男脳を持った女性なので女性には共感されないかもしれないな。
そもそも誰にも共感されていないという噂の寂しいシリーズ。
そんな「こばな詞」をどうぞ。
--------------- キ リ ト リ ---------------
「コバンソウ様に」 詞 Kosuke Yamada
お花が目立たなくても雑草でも
少しは可愛くありたい コバンソウの様に
どんなに可愛く見積もってみても
鶴なんかじゃなく 掃き溜めの地味な雀
人生で主役を貰ったことなど一度もない
掃き溜め雀が目立つのには
どうしたらいいのかな?
髪を染めたりお化粧をしたり
もっと艶が必要かな?
お花が目立たなくても雑草でも
少しは可愛くありたい コバンソウの様に
一度は鶴にもなってみたいのよ
女の子だから可愛いと言われたいの
だから決意したの大学デビューをしちゃうことを
ライバルの少ない理工系の大学に入るのよ
私だけしか女子がいなければ
自動的に鶴になれる
お花が目立たなくても雑草でも
少しはチヤホヤされたい コバンソウの様に
相対的な価値観に逃げて
絶対的な戦いを回避しちゃう
小さい頃からの悪い癖だよね 改めなきゃ
中の中 いやいや中の上になるようにがんばるね
少しぐらいは努力をしないと
コバンソウに笑われちゃう
地味でも自信を持って可愛らしく生きたい
私の憧れ コバンソウの様に
--------------- キ リ ト リ ---------------
ちなみに僕の好きなランキング形式で「雑草ランキング」を晒してみる。
1位はコバンソウなので2位~5位を紹介。
第5位
エノコログサ。
あの
モンゴルマンの一件で「ねこじゃらし」=「エノコログサ」と全国の小学生に認識されたアレだ。
風体が可愛いね。
猫と本当に遊べるから実用性もあるよね。
遊び相手の猫がいないけども。
第4位
つくし。
至近距離で見ると結構グロいけど、やっぱり可愛らしい。
食用とされているが、絶対に食べようとは思わない。
第3位
ドクダミ。
臭いが嫌われる原因だと思うけど、僕はあの匂い込みで好き。
変態かな?
花も可愛いよね?
結構素晴らしい雑草だと思うよ。
第2位
シロツメグサ。
ラスカルの主題歌でも有名だね。
なんといっても「四つ葉」を探すのが楽しい。
昔はすぐに「四つ葉」を発見できる特技(2時間で30本ぐらい見つけた)があったのだけどね。
ちなみに葉っぱの枚数で一番多かったのは「十三つ葉」です。
見た目、もう違う植物だね。
なんか気持ち悪かったので、そのまま放置しました。
話を「四つ葉」に戻します。
「四つ葉」を押し花?押し葉?にして、その時々の彼女にプレゼントするというのが流行っていた(僕の中で)。
なんといっても消費MP(費用)が0なのに対して、攻撃力(効果)がかなり高いのがポイントだよね。
貧乏人には一番うってつけのプレゼントなのかもしれないよ。
余談ではあるけど、奥さんにもプレゼントしたのです。「四つ葉」の押し花。
喜んでいました。
でもそれっきり、僕から「四つ葉発見センサー」がなくなってしまったという都市伝説。
奥さんにプレゼントしたのを最後に僕は20年ぐらい「四つ葉」を発見してないのです。
僕にとって見つけるべき「四つ葉」は奥さんだったのかも?
最後はオカルトめいた、そしてのろけめいた変な話で締めてみました。
そういうのを「こばな詞」にすると良いかもしれないな。
ではでは。