松の内も終わり、2015年も日常モードに入りましたね。
みなさま、お仕事お疲れ様です。
仕事といえば、
今年はお正月から、何人もの方の仕事ぶりに、
改めて関心している私です。
たとえば、
正月2日には、なんと給湯器が壊れて、修理をお願いしました。
どうしてもお湯が出ず
こりゃ、やっぱりダメだ、ということになり、
ガス台のそばに貼ってあったステッカーにある番号に電話。
(「お気軽にご連絡ください」って書いてあったので、
「お正月だけど、かけちゃおう」と、かけさせていただきました)
すると、やはり、基本インフラに関しては、365日対応なんですね。
ちゃんと応答してくれて、即日、
担当の方が来てくださいました。
そして、必要な箇所を点検して、サクッと原因を突き止め、
部品を交換。
すると、ちゃ~んと、お湯が出てきました
。
それは、当たり前のことなんですが、
素晴らしいのはこのあとです。
この方、実は、⚪︎ガスの関連会社の方だったのですが、
「お宅では、給湯器のメーカーの保障サービスに入っていて、
それが、今年の5月まで有効ですよ。
そのサービスで直せば、無料になるはずです。
うちだと、どうしても5千円はいただくことになります」
とおっしゃるのでした。
「え、そうなんだ・・・」
給湯器を取り替えたことなんて、かれこれ7年前だったので、
覚えてなかったし、
工事をしてくれた会社から、
そんなサービスについて聞いた覚えもなかったのです。
(↑ たぶん、私が忘れてるんだと思います)
考えました。
すぐにお湯が出た方がいいし・・・
明日、必ず直してもらえるとも限らないし、
もういい加減お風呂に入りたい!
でも、払わなくてもいい5千円を払うのは、
やはりもったいないなあ・・・
その方は、
「今日は来なかったことにしますよ。
明日に変更になったことにしておきます。
で、もし、明日、修理してもらえなかったりして
こちらの方で修理、ということになれば、
明日、来ます。
そちらのサービスで修理できそうなら、
明日、こちらはキャンセルしてくださって結構です」
と、おっしゃいました。
え〜、そんなあ・・・
本来なら、出張費だけで数千円お支払いしなくてはならないところです。
しかも、 正月早々から呼び出しておいて・・・
なのに、なかったことにするなんて、あんまり悪すぎないか?
今のこの時間と手間、もったいないなあ、と思いました。
悩みました・・・
でも、自分が当然受けるべき権利を持つサービスを受けるのは
やはり当然のこと、
そう思って、その方のお言葉に甘えさせていただきました。
そして結局、給湯器は
翌日、無事にメーカー保障のサービスで直していただきました
にしても、ほんとに良い方だったなあ・・・
こういうサービスをしていただくと、
次回は、こちらにお願いしたい、そう思うのが人情ですね。
お正月から心が温かくなりました。
お正月には、宅急便屋さんにもお仕事をお願いしました。
年末に片付けた本。
大学への寄付の仕組みを利用することにしましたが、
こちらもやはり三が日中にもかかわらず、
ネットで申し込んだら、普通に集荷に来てくださいました。
そして、今日は、
先日、着払いで届いた荷物の運賃を
その方の勘違いで6円多く払っていたとのことで、
配達の方が、6円を戻しにやって来てくださいました。
言われなければ、全くわからなかった6円。
その、たった6円のために、
おそらく、6円どころではないガソリン代を使って
わざわざ来てくれました。
上記の皆さんは、
当たり前といえば当たり前の仕事をしているにすぎない、
と言うことができます。
でも、当たり前を貫くって、やはりそれなりに大変なものです。
そうした仕事の仕方をしてくださる人たちの多い日本て、
やっぱりすごい国だな、
なんてことを考えたりしながら、
そうしたサービスを受けられることに、
そうしたサービスを提供してくださる気持ちを持っている人たちが
何人もいることに、
なんだか、嬉しくなったこのお正月でした。