令和4年8月23日(火)~28日(日)
愛知県名古屋市民ギャラリーにて
第23回論古社選抜展
安藤豐邨先生門下生の論古社にて師範以上のメンバーによる展覧会が開催中です。
今年のテーマは『 風 』会員の多くは漢詩を学んでいるので自詠詩での作品も出品されています。
そこで、昨日の毎日新聞夕刊に私の作品が豐邨先生と一緒に出ましたので紹介させて頂きます、書風は現在学び中の『 石門頌 』の調子で。
早 秋
連日炎威漸漸収
雷霆一過断雲流
清風軽度芙峰麓
禾穂如波已早秋
連日の炎威も 漸く収まり
雷霆一過 断雲ながれる
清らかな風が 富士山の麓に吹き渡り
ススキが波の様に揺れて ここは既に早秋ですよ
※ 炎威:夏の燃えるような暑さ
※ 雷霆:雷のとどろき、それに伴う雨
たぶん今頃の名古屋は熱いでしょうね
こちら富士北麓の今夜は夏の終わりを告げる、『 日本三奇祭の一つ火祭り』で大いに賑わっています🔥🔥🔥
※ コロナコロナで三年ぶりの開催となり、道路の両側には子供たちが待ちかねていた露店も出たり、久し振りのお祭りに気持ちも高揚しています⤴⤴
夕方になるとなんとも気持ちのいい涼しい風、、、
そのうち窓辺では虫の音が🎵
明日は神輿が出て『 ススキ祭り 』
せめてこちらの涼しい風を、展覧会場に送りたい・・・^
という気持ちを込めて、今回はこの自詠の漢詩で作品を仕上げました。
追: 昨日、東京で日本刻字協会の会議があり、富士山駅から高速バスにて東京駅まで特急でGO🚌
その時、思わずカメラを向けていました、今夜の祭りを待つばかりの松明 🔥
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