厚生労働省2022年人口動態統計によりますと同居期間が20年以上のカップルの離婚数が離婚全体の23.5%を示すと発表がありました。これは1947年以降の最高ということです。
つまり、私達シニアは熟年離婚の危険性が大きいということです。
私達は長い人生の中で短期間に恋人や配偶者を選んでおります。例えば学生時代付き合っていたカップルが卒業後に別れたり、環境の変化が
ターニングポイントとなるようです。学生時代は良きパートナーが社会人になってみたらお互い意見が合わなくなったようなことは多いように思います。それは結婚後も同じです。二人で暮らしていた時は喧嘩ひとつしなかった仲の良い夫婦が出産育児期に夫婦仲が悪くなったケースも多いようです。子供ができると無責任の離婚することもできず不満を溜める奥さんと仕事で気持ちの余裕がない旦那様。「子供が社会人になったら別れてやる」なんて考えている奥様と「何も考えてない」私達男ども。悲しい。根は深いようです。
最近は役職定年に合わせて「熟年離婚」も多いそうです。男性にとっては「地位が下がる」「給料が下がる」「奥さんに逃げられる」身から出た錆とは言え悲しすぎます。
「いやいやお金の管理は自分だから心配ない」と思っている「出来る男性」もいらっしゃると思いますがこういう男性が1番やばい。
奥様にしたら「熟年離婚」で自由に使えるお金が増えるのですから。旦那様が闘う相手は奥様ではありません。「百戦錬磨、離婚問題のプロ弁護士」ですから素人では太刀打ちできません。拗れて傷が深くなるのは得策ではありません。
シニアになっても悩み事は絶えないようです。
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