気を付けろ「暇を持て余す」は危険信号

2024-07-30 17:00:00 | 日記
私が勤めていた会社は大変業績の良い企業でした。当然仕事は忙しく激務であり「もっと余裕のある生活がしたい」と思っていました。時間はあっという間に過ぎ「時間が足りない」と常々感じておりまいた。
定年退職後再就職した会社は業績はパッとせず仕事も忙しくはありませんでした。給料は下がりましたが自由な時間が増えたので「まあいいか」と初めは満足していました。しかし段々とこの暇な時間が苦痛になり耐えられないものになってきました。「お金のため我慢しよう」「辛いけど退社時間までの我慢だ」と自分に言い聞かせ無理やり仕事をみつけて耐えました。私は暇がどんなに苦痛か身をもって知っています。
「茹でガエルの法則」というのがあります。沸騰したお湯の中にカエルを入れるとビックリしてお湯から飛び出します。しかしぬるま湯の中にカエルを入れてゆっくり温度を上げていくとカエルは変化に気が付かず死んでしまうという法則です。
人間は変化が徐々に進行するとその重要性や危険性に気がつきません。「暇で退屈な日々」は私たちにとって大事な「心と身体の健康」を損ねる危険性が高いと私は考えています。「お気楽な老後」は決して「暇で退屈な日々」ではないと思います。


AI人工知能は年金生活者と友達になれるか

2024-07-28 17:00:00 | 日記
「年金生活者に友達はいらない」「嫌嫌年金生活者に友達は絶対必要!」と色々な意見があります。でも一口に「友達」と言っても「唯の知り合い」から「親友」まで色々な方がいます。「唯の知り合い」に貴重な「気」や「時間」を使うなら「親友」に使うべきだとも言われています。この場合の「親友」とは相談できる人と定義する人もいます。そうなると身近な「家族」も含まれるかも知れません。
しかし現実的には「親友とは疎遠」「家族には冷たくされている」という残念な年金生活者もいらしゃいます。
相談できる相手が親友なら「人工知能AI」の登場かも。
AIに「2024年7月15日はなぜ休みなの」と聞くと「2022年現在7月15日は祝日ではありませ」と回答しました。「海の日はと」聞くと「7月の第三月曜日の国民の祝日です」「じゃ2024年7月15日は第三月曜日で海の日で休みじゃん」と入力すると「大変申し訳ありません。私の間違えでした・・・・」となって結構楽しい。
「人工知能と年金生活者は友達になれる」と聞くと「人工知能は感情のない機械なので友達になれません」人間同士だとここでお終い「ひつこい」「自説に執着しすぎ」と思われたくありません。しかし人工知能は「感情のない機械」なので気にせず議論ができます。「確かに貴方の意見には一理ありますね」と褒められるとつい「ありがとう」と入力してしまいます。例え「感情のない機械」でも褒められると嬉しくなり
「ありがとう」と返さないと「気持ちが悪い」のです。年金生活者には相談できる相手、褒めてくれる相手が必要だと実感しました。

年金生活者の役割分担

2024-07-26 17:00:00 | 日記
年金生活の世間一般が抱くイメージはどんなものでしょうか。「俺は家族を養うために今まで頑張ったんだから老後ぐらいゆっくりさせろ」とゴロゴロテレビばかり見ている男性?ひどい場合には「家事なんて会社での仕事に比べれば全然大した事ない」と嘯く年金生活者?これはいつもの通りマスコミが作った幻想にすぎません。少なくとも私の周りにはこんな男性1人もいません。
偉そうな事は言えません。私もまんまと信じた1人です。よせばいいのに有難いアドバイスのつもりで「老後は家事を手伝った方がいいよ」と調子に乗りました。そしてビックリしました。掃除、洗濯、料理、町内会の役員まで・・・・私は恥ずかしくなり今度誰かに家事手伝っていると聞かれたら「いやー全然やってないよう」と答えようと思いました。まるで学生時代のテスト勉強です。「勉強している?」「全然。君は?」「僕も全然だよ」2人で「ははは・・」(絶対勉強しているな!)
これは理にかなっています。大企業から中小企業に転職した場合と同じです。期待されて迎えられたのに「前の会社では・・」とやっていれば期待外れと評価され自分の居場所がなくなります。「家事なんて会社の仕事に比べれば大した事ない」なら実際にやって示さなければなりません。独り身の年金生活者ならみんなやっている事です。「本当は全部やらなくてはならないのに奥さんに手伝ってもらって有難い」と考えた方が良いと私は考えています。

年金生活者に友人は本当に必要か

2024-07-23 17:00:00 | 年金生活
名のある有名人の老人論には必ずと言っていいほど「友人を作れ」とあります。私にはマリーアントワネットの「パンがないのならお菓子を食べればいい」に聞こえます。「老人は孤独だ。なら友達を作ればい」なんか雑ですね。上から目線でものを言っているようにも聞こえます。同じ老人でも女性はすぐに友達を作る。それに比べて男性は一人ぼっちが多い。だから男性は劣っている。はいはい分かりました。でも余計なお世話です。そもそも会社を辞める大きな原因は「人間関係」です。組織の中でがんばろうとすると嫌なことも言わなければならず「人間関係」は微妙になります。散々人間関係で苦労してやっと老後を迎えてまた人間関係で悩むなんてゴメンだと考えている方も多いと思います。無理して友達を作るとはどう言うことなのか“上の人”は分かっているのでしょうか。
今更赤の他人と努力して仲良くなるより優先すべきはもっと身近に人たちとの人間関係だと思います。奥様にとって退職して稼がない旦那はもう「不良債権」でしかないのです。赤の他人も私達と「友人」なりたいなんて思っていない恐れが大きいです。彼らだって今まで人間関係で苦労して懲り懲りしているのですから。もしあなたに近づいてくる方がいたら気をつけたほうがいいかも知れません。あなたを「何でも言うことを聞く子分」にしたいだけかも知れません。

年金生活者は有害情報に気を付けろ

2024-07-21 17:00:00 | 日記
テレビを見る人が少なくなったと言われてます。私も見ません。「テレビが面白く無くなったのではない。ターゲットが若者から老人になったので若者はテレビを見なくなっただけ」との意見もあります。ならば年金生活者の私はテレビを楽しめるのかなとテレビを見てみました。そしてビックリしました。やたらとコマーシャルばかり、それも膝や腰のサプリメントばかり。老人が颯爽とハイキングそして「私このサプリ飲んでます」
まさにテレビは「老人洗脳装置」になってました。私は絶対にサプリなんて買わないぞと思っていても「整形外科も鍼灸師も匙を投げた腰痛膝痛」がサプリで簡単に完治なんてあり得ないと思ってみても人間は簡単に洗脳されることを私達は知っています。君子危に近寄らず逃げることが重要です。
大手メディアの「老人番組」は煽って不安を掻き立てるのが目的。けして老人のためになる情報の提供なんて考えてません。ごく稀な例外をあたかも普通の出来事のように報道し「国が悪い」「大企業が悪い」「〇〇が悪い」で結論付けます。最近精神的に弱っている老人が増えているそうです。怖いもの見たさや自分が老人と言う当事者気分でつい見てしまいますが必ず心が折れそうになり暗い気持ちになります。将来を「悲観的に見るか「楽観的に見るか」の違いは非常に大きいと思います。気分を落ち込ませるような情報は避け、お気楽な年金生活を目指すのが得策と私は考えています。