私の知り合いに80歳を過ぎた方がいます。職業は夜勤の交通誘導警備員。恵まれた体格、上品で落ち着いた立ち振る舞い。笑顔が自然で魅力的です。組織のお偉いさん?って感じです。「立っちっぱなしのお仕事、腰とか痛くないですか」「武道やってますので大丈夫です。逆に気持ちが良いぐらいです」「実は協会の理事をやってますので昼は子供たちの指導や会議など何かと忙しいので夜仕事をしてます」との事。大変失礼かと思いましたが親しみ易い人柄に甘え根掘り色々質問してしまいました。「自分で言うのもなんですか色々と恵まれ比較的裕福な生活を送って参りましたが、女房の治療費で家も財産も無くなりました」
世間一般では「高額医療制度」で自分もしくは身内の者が多額の出費を伴う病気や怪我をしても大丈夫と言われています。愛する奥さんの為敢えて高額の医療を決断したのでしょう。
お陰様で私も家内も年相応に暮らしています。私達も将来大きな決断をしなくてはならないのでしょうか。
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