12月になってもどうかすれば20℃を超える日がある。今年の冬はどうかしている。まだ紅葉が見られることを幸せに思おう。ということで洛北に行った。叡山電鉄一乗寺駅で降りて白川通にむかい金福寺まで行った。時間の都合で拝観はせずに門の紅葉を見て楽しんだ。
北に上り一乗寺下り松。ここは武蔵が吉岡一門と決闘した場所で有名なのだが私は半信半疑だ。吉岡側の資料には決闘について何も残されていない。負けた側だからかもしれないが、それにしても触れられてないのは不思議、などと思っていると詩仙堂に到着。ここの紅葉は有名な場所で何度も来ているので素通り。ここにきて思うのは山門が簡素であること。もともと別荘であったことがその原因か。八大神社は参拝しよう。ここは下り松の古木がまつられている。
ここまでは来たことがあるがここから北は行ったことがない。少し北に行くと圓光寺がある。家康が作った学問所が前身。枯山水や水琴窟を楽しんだ。周りの紅葉もまたよし!赤い落ち葉が絨毯そのもの。
その後、細い道を歩いていくと景色の良いなんとなく落ち着いた町に出てきた。武田薬品の関係施設を抜けると曼殊院がある。詩仙堂や圓光寺とはまた違う雰囲気のある枯山水。なんとなく繊細で優美。
もっと北には修学院離宮があるのでせめて前を通ってみよう。途中音羽川という川というより水路。橋を渡ると離宮が近い。その前を過ぎると赤山禅院がある。都七福神の福禄寿を祭っている。ここは紅葉と商売繁盛で有名だ。商売はしてないが家計が繁盛することに越したことはない。
またぶらぶらして叡山電鉄修学院駅から帰途に就いた。
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