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日本農業新聞より

2017-08-17 18:52:37 | 地域のこと
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大分県豊後大野市朝地町綿田地区の地割れ災害は16日、発生確認から3カ月を迎えた。地滑りの危険性から立ち入りが制限され、田植えができなかった水田は今年、8.2ヘクタールに及ぶ。復旧工事に時間がかかるため来年度に作付けできるかは不透明だが、農家は再開を信じ、立ち入りが許可された一部の水田の整備に汗を流している。

 例年なら水稲が青々と育つ同地区の棚田の一部には今、雑草しか生えていない。その光景に心を痛めていた米農家の工藤良孝さん(81)は、立ち入り許可が出るとすぐに自身の50アールの水田に向かった。

 雑草のヒエに穂が付き、種が地面に落ちてしまうと来年以降、稲を作付けしても成長が阻害されてしまう。工藤さんは炎天下で刈り払い機を黙々と動かし「今の時期に作業ができたのは不幸中の幸いだ」と汗を拭った。

 地割れは、降雨で地下水が増えて地滑りが生じたことが原因。復旧には地下水の排出が必要となる。同市によると、排出は2018年度中までかかる見通し。地割れで傷んだ水田や水路の復旧工事はその後だ。そのため「来年、営農再開できるかは分からない」(総務課)という。

 工藤さんの水田は地割れの発生こそないが、水を引けない部分がある。それでも来年度の再開を信じて作業を進める。「今やっていることは無駄にはならない。後悔しないために、今できることをしたい」と願いを込める。

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