みなさん こんにちは
名古屋市東区の「こう鍼灸院」です
みなさんは『ドゥケルバン病』って
聞いたことありますか?
☆ドゥケルバン病とは
ドゥケルバン病とは
コロナ禍で急増している
手の腱鞘炎(けんしょうえん)
狭窄性腱鞘炎のことです
☆ドゥケルバン病の原因
腱鞘炎になりやすい人の特徴として
・手をよく使う方(パソコン、スマホ、ゲームなど)
・楽器の演奏者
・テニス、ゴルフなど手を使うスポーツ
・妊婦さん(妊娠中、出産後)
・更年期以降
などがあげられます
基本的には使いすぎが原因です
コロナ禍が続き
スマホやパソコンを使用している時間が増えたことが
腱鞘炎急増の原因となっています
☆女性ホルモンと腱鞘炎の関係
では なぜ妊婦さんや更年期の方にも
多いのでしょうか?
妊娠期にはプロゲステロンという
ホルモンが盛んになり妊娠を
維持しようとする働きがあります
このホルモンは
腱鞘を収縮させる働きもあり
腱鞘炎の要因となります
また更年期には
エストロゲンというホルモンが
急激に減少します
このホルモンには
女性らしい体つきを保つほか
肌や髪の潤いを保ったり
関節や腱などを柔軟に保つという
働きがあります
このホルモンが減少することで
腱鞘炎の引き金になってしまいます
☆腱鞘と炎症反応
腱は骨と筋肉をつないでいる組織です
腱が通るトンネルのことを
腱鞘といいます
指を曲げ伸ばしする時には
腱が腱鞘の中を移動することで
円滑な運動ができる
仕組みになっています
ここに炎症が起こると
腱鞘炎になります
腱と腱鞘の運動が過多になれば
炎症のリスクが上がります
☆ドゥケルバン病の簡単検査法
『ドゥケルバン』は
短母指伸筋腱と長母指外転筋腱が
手首の背側にある腱鞘が炎症をおこす病気です
ここに炎症が生じると
腱鞘のところで腫れて熱を持ち
腱の動きが悪くなり
手首を動かすと強い痛みが
走るようになります
親指を中に入れてグーをつくり
そのまま手首を小指側へ
倒してみてください
この時に手首に痛みがでたら
腱鞘炎(ドゥケルバン)の
可能性があります
☆ドゥケルバンに対する鍼灸治療
ドゥケルバン病には
鍼灸治療が有効です
鍼灸では腱鞘炎に対し
消炎 鎮痛 腫脹の軽減
血流改善 修復
などを目的に治療を行います
当院では
・手術をするのが嫌だから
・整形外科や接骨院で治療しても良くならない
と感じ来院される患者さんが多いです
そして
何年も腱鞘炎で苦労してから
当院へ来院される患者さんが多いです
鍼灸治療が腱鞘炎改善への近道です
皆様の周りに腱鞘炎でお悩みの方がいましたら
教えてあげてください
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