首都圏約130カ所で行った放射能土壌調査の結果を、市民団体が公表/神奈川:ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞社
市民団体「放射能防御プロジェクト」は8日、参院議員会館で会見し、首都圏約130カ所で行った放射能土壌調査の結果を公表した。埼玉県内でチェルノブイリ原発事故での「一時移住区域」(第2区分)に相当する値が出たほか、横須賀市内で同事故での「不必要な被ばく防止のため設けられる区域」(第4区分)にあたる数値が検出されたと発表。首相や関係知事に、詳細な土壌調査や全食品の検査を行うよう要望する。
発表によると、調査したのはメンバーの自宅庭や公園などの土壌で同一方法で採取。メンバーが費用を負担し、同位体研究所(横浜市)に検査を依頼した。
放射性セシウム134と137を合計した最高値は埼玉県三郷市早稲田の植え込みで、1キログラムあたり1万4140ベクレル。横須賀市港が丘の庭では2236ベクレル(うち137は1185ベクレル)が検出。同市の2009年度のセシウム137年間平均値は4・6ベクレルだったという。県内での調査地点は21カ所で平均は293ベクレルだった。
(記事一部抜粋)
市民団体「放射能防御プロジェクト」による独自の土壌調査結果が波紋を呼んでいる。
上記の様に首都圏各地(東京・千葉・埼玉・茨城・神奈川)での土壌を測定し汚染度合いをチェルノブイリ時の基準に基づいた汚染レベルに当てはめている。
参考:チェルノブイリの区分
148万Bq/㎡~ (第1) 居住禁止区域 直ちに強制避難、立ち入り禁止
55万5千Bq/㎡~ (第2) 特別放射線管理区域 義務的移住区域、農地利用禁止
18万5千Bq/㎡~ (第3) 高汚染区域 移住の権利が認められる
3万7千Bq/㎡~ (第4) 汚染区域 不必要な被ばくを防止するために設けられる区域
サイト上で公表されている数値の中で特筆されている所は東京豊島区巣鴨での測定数値。セシウム134と137の合計がなんと6万ベクレル超だったと記述されていますが、表の中で江戸川区臨海町の"×64"での算出で24万ベクレルの方がすごいのではないかと思うのは気のせいでしょうか?
江戸川区と言えば、ここ最近で葛飾・江戸川区方面のゴミ処理施設からの焼却灰から国の基準値を上回る放射性物質が検出され、ゴミの一時保管措置がニュースになったばかり。
なのでそちらの方が巣鴨より汚染度は高いのでは?と思いがちだが、何もゴミ処理施設のある区が問題な分けではない。
隣接する区から集められて処理されるので、「基準値を超えた放射能=処理施設周辺又は区が高濃度」と誤解されがちだが、"どこから集められて来た?"かがミソ。言わずものがなですね。
なので、最近話題でもあったゴミ処理場周辺ではない所で高濃度の汚染が検出されても当たり前なのかな。3月の時点での風向きもあったでしょうが、最近では人的な汚染物質の流入も多いと思われる。
そういった事でもこの様な各区ごとの土壌調査は有効だと思う。
汚染された可燃ゴミの内訳を探るとなると、汚染物の流入は多方面・多カテゴリーで完全な特定は難しいのだが、少なくとも土壌の調査はこう言った高濃度の汚染元を探る一つの目安にはなるので良い調査結果だと思います。
あくまでもこの調査結果が正確で数値偽装がないのが前提ですがね。
市民団体「放射能防御プロジェクト」は8日、参院議員会館で会見し、首都圏約130カ所で行った放射能土壌調査の結果を公表した。埼玉県内でチェルノブイリ原発事故での「一時移住区域」(第2区分)に相当する値が出たほか、横須賀市内で同事故での「不必要な被ばく防止のため設けられる区域」(第4区分)にあたる数値が検出されたと発表。首相や関係知事に、詳細な土壌調査や全食品の検査を行うよう要望する。
発表によると、調査したのはメンバーの自宅庭や公園などの土壌で同一方法で採取。メンバーが費用を負担し、同位体研究所(横浜市)に検査を依頼した。
放射性セシウム134と137を合計した最高値は埼玉県三郷市早稲田の植え込みで、1キログラムあたり1万4140ベクレル。横須賀市港が丘の庭では2236ベクレル(うち137は1185ベクレル)が検出。同市の2009年度のセシウム137年間平均値は4・6ベクレルだったという。県内での調査地点は21カ所で平均は293ベクレルだった。
(記事一部抜粋)
市民団体「放射能防御プロジェクト」による独自の土壌調査結果が波紋を呼んでいる。
上記の様に首都圏各地(東京・千葉・埼玉・茨城・神奈川)での土壌を測定し汚染度合いをチェルノブイリ時の基準に基づいた汚染レベルに当てはめている。
参考:チェルノブイリの区分
148万Bq/㎡~ (第1) 居住禁止区域 直ちに強制避難、立ち入り禁止
55万5千Bq/㎡~ (第2) 特別放射線管理区域 義務的移住区域、農地利用禁止
18万5千Bq/㎡~ (第3) 高汚染区域 移住の権利が認められる
3万7千Bq/㎡~ (第4) 汚染区域 不必要な被ばくを防止するために設けられる区域
サイト上で公表されている数値の中で特筆されている所は東京豊島区巣鴨での測定数値。セシウム134と137の合計がなんと6万ベクレル超だったと記述されていますが、表の中で江戸川区臨海町の"×64"での算出で24万ベクレルの方がすごいのではないかと思うのは気のせいでしょうか?
江戸川区と言えば、ここ最近で葛飾・江戸川区方面のゴミ処理施設からの焼却灰から国の基準値を上回る放射性物質が検出され、ゴミの一時保管措置がニュースになったばかり。
なのでそちらの方が巣鴨より汚染度は高いのでは?と思いがちだが、何もゴミ処理施設のある区が問題な分けではない。
隣接する区から集められて処理されるので、「基準値を超えた放射能=処理施設周辺又は区が高濃度」と誤解されがちだが、"どこから集められて来た?"かがミソ。言わずものがなですね。
なので、最近話題でもあったゴミ処理場周辺ではない所で高濃度の汚染が検出されても当たり前なのかな。3月の時点での風向きもあったでしょうが、最近では人的な汚染物質の流入も多いと思われる。
そういった事でもこの様な各区ごとの土壌調査は有効だと思う。
汚染された可燃ゴミの内訳を探るとなると、汚染物の流入は多方面・多カテゴリーで完全な特定は難しいのだが、少なくとも土壌の調査はこう言った高濃度の汚染元を探る一つの目安にはなるので良い調査結果だと思います。
あくまでもこの調査結果が正確で数値偽装がないのが前提ですがね。
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