台風一家

神戸ルミナリエ 初見物

阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込めるとともに、都市の復興・再生への夢と希望を託し、大震災の起こった1995年の12月に初めて開催された『神戸ルミナリエ』。
都市と市民の「希望」を象徴する行事として、毎年開催されていると言う事だが、いまだに見たことのない私達一家。
今年、2013年で19回目を迎える『神戸ルミナリエ』を見に行くことを決意。

「スゴイ人で、大変!」と母に聞いていた私は覚悟を決めてナビに目的地をしっかり入れて、気合いを入れて出発である。

4時頃に到着し、手近に見つけた駐車場に入れることに。

駐車場がなかなか見当たらないと言う話を聞いたこともあって警戒していたが、無事に入庫。

店頭が早まったと言う事で、子供達と屋台で何やら食べたり、ウロウロとトイレに行ったり、忘れたカメラを車に取りに行ったり(?)している間に点灯時間が近づいてきた。

本来5時と聞いていた点灯が早まり、4時30に点灯することに。

終点である東遊園地のすぐ近くにとめた為、その場所からまさに点灯の瞬間を見ることに。

周りはまだ4時30で明るかったとはいえ、全ての電球が一斉に点灯する瞬間はやはり迫力!

私達のいた場所から言うと、奥から点灯する形になっていたのだが、まさに火が迫ってくるような迫力があり、思わず歓声がもれる。

伴侶は必至に小さな子供達がその瞬間を見られる様にと抱えていたので、点灯の瞬間は見ていないとか・・・うーん、ゴメンね。

つめかけて時間を待っていた大勢の観客たちも、全ての点灯を皮切りに写真を撮ったり、スタート地点に急いだり、と蜘蛛の子を散らすように散り散りになる。

私達も例外にもれず写真を撮る。

明るいので子供達の表情中心に、興奮を写真に収める。

少しずつ暗くなり始め、それと同時にルミナリエの明かりたちはさらに輝きをまし美しくなってきた。

さて、ここから入口まで長距離を歩くのだ。

何しろルミナリエ出口から入口までは逆走禁止。

一方通行の為、グルリと周り、おまけに大人数の観客をさばくため実に長い距離を迂回して歩くことになる。

すでに出口にいた私達はルミナリエのトンネルに入るため、ぐるぐると歩き回った。

街はすっかりクリスマスで、実に美しく、ルミナリエ以外の装飾も素晴らしい。

ルミナリエそっちのけでショッピングに繰り出したくなるような、可愛いお店や美味しそうな料理の並んだ食品街など、神戸を歩き回る。

バリケードに囲まれた道を進むため、指をくわえて眺めるだけの場所も多数あったが、綺麗な街を歩くのはやはりワクワクするわけで。

中でも途中で立ち寄った商店街内の肉まん屋が美味しくて、皆で舌鼓。

うーん、歩くのは大変だけど、めちゃくちゃ楽しいやないか!!

ここまで来たのだし、列に並ぼうと言った時は

「えー!!!帰ろうよ!!」と、初めの点灯だけで満足していたいっくんだったが、歩き回るうちに楽しくなってきたようで、率先して進む。

ヤター!!とうとうルミナリエ入口に到着。

ちなみに、立ち止まっての撮影は禁止、と言う事なので歩きながら根性で数枚だけ撮影。

普通に歩いている子供達をカメラをONの状態で狙って「3、2、1!」の一瞬だけ振り返らせて撮影するという、乱暴な撮影のため、ほとんどがブレていたっ。

そこらへんは他の方たちに迷惑かけないようにしないと・・・時々律儀。

喉が渇いて死にそうだったこいちゃん、ずっと退屈してたさくらちゃん。

ともに簡単なお食事。

ルミナリエの途中にあるローソンは大変な人で、売れまくっているせいか「ビールがぬるい!」とのつぶやきがきこえる程。

始めにいた終点に到着すると出発時よりも美しく夜空に浮かぶイルミネーション。

ルミナリエを抜けるのは一瞬だったけれど、迂回して、神戸の街を見回すのも楽しい時間であった。

募金をして、お友達にお土産を買ったりして復興に貢献(?)。

冷たい風にあたりながら、ここで起こった大地震から立ち直ったビルたちを眺めると、復興に携わった人々の底力を感じられるようであった。

初めてのルミナリエ見物、完了!!

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