10月20日(日)に、チームカウンセラー養成講座の第2期が始まりました。
第1回目は、「認知のメソッド」です。
心理学の『交流分析』から、エゴグラムで自己分析を行い、
日々の自分の性格・行動特徴をつかみます。
その後、その結果と自分が理想とするカウンセラー像のエゴグラムを比較し、
カウンセラーに向けて自分のどの機能(詳しく知りたい方はエゴグラムのページへ)を改善していくかを検討しました。
午後は、同じく『交流分析』の「ストローク」の概念を学びました。
人は、ストローク(人との関わり、存在認知)なしでは生きていけません。
チームカウンセラーは、
人間関係の問題が起きる原因の一つとして、
ストローク不足に陥っている人が
人との関わりを求めて(ストロークを求めて)間違ったコミュニケーションを行ってしまい
周りが混乱してしまうためと考えます。
ストロークを学んだ後に
同じチームにいる人の対話や自分が行っている対話を分析する手法として
対話を視覚化できる「やりとり分析」を学び、
間違ったコミュニケーションをどのように修正してしていくかその手法を学びました。
1日5時間で、多くの心理学・カウンセリングの基礎を学んでいきますから、
参加された皆さんは、「頭がいっぱい」と話されていましたが、
学ぶだけではなく、人やチームを援助するカウンセラーを目指すなら
厳しさに耐えていくことも必要ではないかと思っています。
また、初めはわからないと感じても、
学びが深くなっていくと、気づきも増えていくのが心理学の特徴です。
第2回、第3回と学んでいくうちに、
いろいろな知識が結びついてきて、心理学の面白さ、
自分を知ることの面白さを感じていってもらえるのではないかと思います。
第2回は、11月3日(日)です。
その日までに、今回学んだことを踏まえてホームワークを行い、
知識の定着を図り、次の認知行動療法を学ぶ「行動のメソッド」に進んでいきます。
第3期の申し込みが始まっています。
カウンセラーを目指したい方はぜひご参加ください。
チームカウンセラー養成講座の詳細は→こちらから
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