毎月1回ずついろいろな心理学をお伝えしている
子どもと関わる人のための『実践心理学講座』の9回目。
『心のメッセージを読み取る』と題して、コラージュを体験してもらいました。
実施したのは、「マガジン・ピクチャー・コラージュ」と言われ、
雑誌から気に入った絵や写真や文字を切り抜いて画用紙に貼っていく手法。
カウンセリングの勉強をしていくと
自分や人の心が分かったような気になっていってしまします。
しかし、このコラージュをやると
『意識』とは違う『無意識』という世界があることを実感します。
コラージュは、1時間20分で行なっています。
落ち着ける音楽をかけながら、自分との対話が続きます。
その時間は、『マインドフルネス』の時間にもなっているのではないかと私は考えます。
私自身は、コラージュを終え、深い集中から解放されると、言いしれぬ爽快感があります。
しかし、初めて行なうと、自分でも気付かなかった悲しみや苦しみに触れる場合があります。
そんな時には、作成後のシェアの時間に、
参加者全員で丁寧に話しを聴いていき、その気持ちを本人が受け止めていく手助けをします。
そんなこともあり、コラージュを行なった後は、参加者全員の心の距離がぐっと近くなるのを感じます。
カウンセラーは、自分のことをよく分かっていないと、
思わぬところでクライエントを傷つけてしまいます。
そうならないためにも、コラージュなどの自己理解のセッションに積極的に参加することをおすすめします。
これは、私が7~8年前に行なったコラージュです。
画用紙いっぱいを緑で埋め尽くしています。
当時の自分は、迷走しており、癒やされたい気持ちでいっぱいだったのだと思います。
今年作成したものです。
ここのところずっとこんな感じのものをつくっています。
旅行や風景写真など外に出るものも気になりましたが、
やはりまだまだ自分の内面、自分づくりに目が行くようです。
一日の始まりの朝を大切に過ごしたい気持ちと
『爽快と自信を持っている人たちの中で いいエネルギーをもらいたい』
というメッセージが目に触れ、切り抜いて貼りました。
コラージュは、いつでもどこでも行なうことができます。
ぜひ、体験してみてくださいね。
今、最も必要とされている場づくりのスペシャリスト
チームカウンセラー養成講座3期生(2020年4~8月全5回)現在募集中
チームカウンセラー養成講座の詳細は→こちらから
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます