「シモツケ、シモツケソウ」名前が似てるが木と草!花や植物の話!
花の名前には、似てる名前があります。
間違いやすいです。間違って覚えてしまいます。
間違って覚えた人が言うと、信じてしまいます。
それほどわずらしい名前があります。
シモツケ、シモツケソウ、カノコソウ、キョウガノコは
わかりにくい花の名前です。
花を見て少し違うのは、カノコソウと他の3種類です。
他の3種類は、花を見ても見分けがつきにくいです。
カノコソウ(鹿の子)は、つぼみを上から見ると、
淡紅色の蕾と咲きだした白い花が、鹿の子絞り染の模様に、
似てるから付いた名前です。
キョウガノコをカノコソウと覚えてる人もいます。
間違いです。別の花です。
自生で見つけることは不可能なので、
植物園で探して、見比べるしかありません。
シモツケとシモツケソウは山中にあります。
シモツケ、シモツケソウ、カノコソウ、キョウガノコは、
わかりにくい花です。さらにアスチルベが加わります。
シモツケは木です。シモツケソウは草です。
キョウガノコは園芸種です。自生はしていません。
カノコソウは、ハルオミナエシの別名があるように、
オミナエシに似ていて自生してます。
似てる花を、どうやって見分けるか。
葉っぱや茎を見るが、わからない場合は、触ってみる。
それでも咲いてる花を、ひと目で見分けるには難しいです。
キョウガノコは古くから園芸種として、
愛用され茶花や庭園にあります。
シモツケに似ているが、咲いてる姿と葉が違います。
また、シモツケソウに似ているが、大振りの花形で違います。
シモツケとシモツケソウの違い。葉っぱが違います。
シモツケの葉っぱは、細長い葉っぱです。
シモツケソウの葉っぱは、モミジの葉っぱに似ています。
花はアスチルベに似ています。
高山1500メートル位に行けば両方とも見られます。
遠眼ではわかりにくいですが、葉っぱを観察してください。
本当にわかりにくい花々ですね。
ゲンペイシモツケソウ
いかがでしたか?
花の楽しみ方は、色々ありますね。
自然界や植物を知る事も、そのひとつです。
シモツケソウは日本固有種です。
シモツケとシモツケソウは山中に行けば見られます。
伊豆ササユリ園にもあります。
山梨県櫛形山に多いです。
手前の甘利山にも、山頂近くの道の横に2つあります。
長野県池の平にもあります。
わかりにくい花も、その場でわかっても、すぐ忘れます。
それぞれ違った花と特徴を、
写真に写して保存するのが、一番いいかもしれません。
何年後かに、あなたは人生変わったと。花のある
素晴らしい、楽しい生活で人生を送ってください。
花を手で採るより、写真で撮りましょう!
写真家 高橋克郎より。
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