あるクリスチャン理学療法士の思いつき日記

クリスチャン理学療法士の私
聖書のこと、日々ニュースに思うこと、大好きな野球の話など
気ままにアップしています。

新報道2001 憲法96条改正の是非

2013年04月30日 | 気になるニュース
2013年4月28日 新報道2001 憲法96条改正の是非
新報道2001見ました。
上記のサイトで、その映像が見られるんです。
見逃した方はぜひ見てみてくださいチョキ

なんと、ほとんどが「集団的自衛権」が論議の争点になってしまっていますが。
憲法9条や96条の改定から、最後には話がずれてきてしまっています。

ずれてはいないのですが、主に時間を割いているのが、
①それらの憲法改定があってもなくても、いまもし北朝鮮がアメリカにミサイルを
 撃ったら、集団的自衛権が発動できるという解釈か。
②集団的自衛権が(倫理的?)良いかどうか。
 親友がいじめられていたら助ける力があっても助けないのか?
 それでいて、自分が困ったときは助けてよ、と言えるのか?
③集団的自衛権が抑止力と見るのか、実際の軍事力発動と見るのか。
④国は日本の国民を守るのが第一。
 それなのに、集団的自衛権によって日本が(北朝鮮がアメリカに向けた)ミサイルを
 打ち落とすことにより、北朝鮮の矛先がアメリカから日本に移ってもいいのか?
 そこまでして同盟や集団的自衛権が大事なのか?

というような話になっていました。
憲法改定の話はどうなったのやら・・・と思いましたが、集団的自衛権については学べました。
選挙では集団的自衛権をどう考えているかをマニュフェストで見てみたいと思いました。
また皆さんからのご意見をお聞かせいただけたらと思います。


私の感想ですが、維新の会の松野さんの意見が一番「?」(疑問)でしたね。
憲法改定の話には「賛成」ってことで存在感はそれなりにあったかな・・・とは
思いますが、集団的自衛権の話になると、他の出演者にまったくついていかれな
かった感じでしたね。汗

維新の会は、「国政にはどうかな?」って思われても仕方がないような発言内容の
乏しさでした。
自分の意見ではなく、ほかの政党の方の追従であったり、
集団的自衛権の話の中で、なぜか「道州制」の話をしたりしていました。
これは国全体の問題でしょう・・・。ダウン

出演者の中では、伊藤真弁護士が一番国民の目線で発言しておられると感じましたねグッド!




理由、答えのない苦しみ 石巻工(宮城)・阿部翔人主将が行った選手宣誓 

2013年04月30日 | 気になるニュース

リハビリ室に一枚の紙が貼ってあります。
作業療法の一環で、患者さんが何かを見て各練習のために習字で書いたものです。
なんの文章かというと、第84回選抜高校野球大会の開会式で、石巻工(宮城)・阿部翔人主将が行った選手宣誓の全文です。

とてもいい文章です。私もリハビリ中に何度も見ます。(↓に記載しました。)
特に好きな部分があります。
「人は誰でも答えのない悲しみを受け入れることは苦しくてつらいことです。」
というところです。

病院でも、病気やケガについてよく考えさせられます。
確かに病気に原因はある。

しかし、病気に「なぜ私ではなく、あなたが?」という理由、答えはない。
(自分の不節制ということはあり得るが、不節制をしても病気にかかる人もいればかからない人もいる。危険性は高まるが、「必ずかかる」のではない。
喫煙をしても肺病にかかるとは限らず、その副流煙で病気にかかる人もいる。)

「自分が悪いことをしたからこんな罰(ばち)が当たったのかな。」と病気を悲しむ人が大勢います。
無意識なのかわかりませんが、何か「自分が病気にかかった理由」を探したいのです。

でも答え、理由のない苦しみばかりです。

関越道ツアーバス事故から今昨日で1年。
答えのない苦しみでしょう。私には分かりませんが、相当な苦しみでしょう。
家族を失った家族や、今も心や体に痛みや障害を負っている方々にとっては。
自分の責任で負った傷であれば、心は少しは違うかもしれません。
でも乗客には何の落ち度もなく、突然降りかかった災難です。

多くの方々の回復のために祈ります。



宣誓。
東日本大震災から一年、日本は復興の真っ最中です。
被災をされた方々の中には、苦しくて心の整理がつかず、
今も、当時のことや、亡くなられた方を忘れられず、
悲しみに暮れている方がたくさんいます。

人は誰でも答えのない悲しみを受け入れることは苦しくてつらいことです。

しかし、日本が一つになり、その苦難を乗り越えることができれば、
その先に必ず大きな幸せが待っていると信じています。

だからこそ、日本中に届けましょう。感動、勇気、そして笑顔を。
見せましょう、日本の底力、絆を。

我々、高校球児ができること、それは、全力で戦い抜き、
最後まで諦めないことです。
今、野球ができることに感謝し、全身全霊で正々堂々とプレーすることを誓います。

平成24年3月21日、選手代表、宮城県石巻工業高等学校野球部主将、阿部翔人