太極拳ベーシック14形をよむ【堺市のスペシャル太極拳】

《14の太極拳　型1.》
0.三體式 (さんたいしき)
1.開太極
2.上歩打擠（ジョウホダセイ）
3. 右琵琶勢
4. 攬雀尾
5. 斜単鞭
6.左右搬攔
7.堤手上勢
8.白鶴亮翅
9.楼膝拗歩
10.左琵琶勢
11.並歩進歩搬覧捶
12.如封似閉（にょふうじへい)
13.十字手

14の形をしれば
そこから無限に宝物を手に入れるという（表現はオーバーですが）
体験型、経験型太極拳。
それが
基本アレンジクラス(全4レッスンあります)です。

三體式 (さんたいしき)
この三体式から大きく3つの宝物が手に入れられます。

当会で「ステディ」・「スロープ」・「＠＠」と呼んでいる＠＠操作です。

これらの秘伝（口伝）は、身体を合理的に使えるよう
そのための入り口をおしえるものです。

ステディをしらないと、間合いに霧がかかったように
自分と相手との距離をしることができません。
また、
スロープをしらないと、技を出すときに迷いが生じます。

開太極

開太極を甘く見たら（軽視）後で痛いしっぺ返しをくらいます。
かいたいきょく＝開太極は、
相手を認識した瞬間に「どうしたらよいのか」の指針を与えてくれるものです。
ですから、
真っ先に塘路ではその意味を教えています。
どうして、膝を落とし込むのか？
合気道の原理と同じです。

どうして、正面を向いているのか？
（半身じゃないのか）
間合の＠＠ラインが一番外側であるからです。

当会では、開太極については基本アレンジクラスだけでなく、
上級アレンジクラスにおいてもレッスンで注意していきます。

右琵琶勢

武術的な構えがでてきました。
しかしちょっと考えてみましょう、
どうして
開太極のあとにでてくるのでしょうか？
それは、
琵琶勢の前にする構えがあるからです。
なぜ開太極がさきかというと
簡単に言うと、相手との距離、つまり間合の問題です。

また、開太極は相手を見つけた刹那にする準備に対して
右琵琶勢は、技を出す刹那や技の終点に戻すこと（リセット）に使います。