Kumitsu式太極拳《室町武術文化を繋ぐ会》

すべての太極拳共通のシークレット・テクニック伝授の教室ブログ

太極拳の目的 単鞭の世界その3

2017年12月21日 07時47分15秒 | 太極拳
王宗岳という傑出した武術家がいました。

その人には、

いろいろな話・逸話・歴史的遺産がありますし

エピソードなども残され伝えられているものがあります。

私もそれらで何が真実なのか

本当に王宗岳の言葉なのか真偽なのか分かりませんが

しかし王宗岳は、

太極拳の本質を語っているように感じます。

その根拠として平凡なもののように感じますが、一例をだしますと


『技をどんどん覚えることや、テクニックに走るのはナンセンスだよ。』
と仰っているように思えるのです。

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ということで、九密式太極拳P..R.Oでは

"単鞭"の世界を基本アレンジクラス③でしこたま実践指導します。

当会では

太極拳の動き・本質を

その世界観を分かりやすく4つの世界に分けて明らかにします。

一つが、ステディ

二つ目が、スロープ

三つ目が、攬雀尾のブロック

四つ目が、ウイズインGo(提手上勢のあれ)

単鞭や他のものもこの4動作が基になっています。ほとんど知られていませんが

(正確には教えられてはいますが重要視していないように思います。
その理由は、それほど時間を
かけて教えられていませんし、大切に扱って指導されていない、
書の中の文字の世界、つまり知識として
学ばれているような印象をもっています。)

これらの4つを経験し体現し理解しさえすれば

太極拳の技術をほぼすべてをカバーしているといっても過言ではありません。

そんなに大事なことなのかなぁと・・・

思われるかもしれませんが


単鞭を学ぶにもその順序といものがあります。

なんでもいいから学ぶ、とか教える。では

きちんと太極拳としての単鞭を取得できません。

太極拳では武術習得のセオリー"順"じゃなくて

常識とは180度の学び方があます。

ここが九密式でも採用している学びのシステムなんです。



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