Kumitsu式太極拳《室町武術文化を繋ぐ会》

すべての太極拳共通のシークレット・テクニック伝授の教室ブログ

タンベン

2018年11月29日 12時08分28秒 | 太極拳
・単鞭(たんべん)

 鞭として手を使い、敵上段へと掌打を放つ技ですね。

 用法はそうです。

 上級アレンジクラスやアブライト99式(来春予定)では、

 技として使う前の準備に時間をとります。

 つまり目と手(鞭としての手)の関係を理解して頂きます。

 そして、

 掌打を放つ逆の手の役割。

 以上の2点を先に学んでいただきます。
 
 しかしながら、これにも前準備があるのです。

 それは、武術の技がどうして相手に届くのか

 なぜ相手に効かせることができるのか?という問いへの答えを持っていない人に

 いくら教えても、理解すらできません。ここが肝心なのです。

 技は簡単に出すことはできませんよね。なぜかと言いますと

 反撃に会うからです。

 技をだす相手も、また自分に技を当ててくる、繰り出す相手だからです。

 技を使うには、技(単鞭など)の理解より前にやっておく操作があります。

 それが

 いつも言っているように”開太極”にその教えがあります。

 スイシュで相手を飛ばしているようにみえる技にも

 上歩打擠で相手をはね飛ばすのにも

 その前に体得していないと絶対に出来ない原理というものがあります。

 ただ力でやる場合はその準備は必要ありません。

 太極拳の前の、無極をいかに教えているかと言うところに価値があります。

 ここで書いている事は、簡単なことなんですよ(easyという意味じゃないですよ)

 簡単というのは、人間なんだから誰でも出来ると言う意味です。

 先生しか出来ないというのは、凡人にはいみをなしません。

 20年修行しなさいというのも当会では教えていませんし、言いません。

 ストレートにできるようになってもらうことを第一にしていますからね。

 何も隠していませんし、なかなかできない特殊な技は太極拳では教えていません。

 できないと言うのはね、つまらないことなんです。

 生徒さんができない原因の殆どは指導する先生にあるんですよ。

 
 

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