Kumitsu式太極拳《室町武術文化を繋ぐ会》

すべての太極拳共通のシークレット・テクニック伝授の教室ブログ

堺市中国武術=形意拳と九十九式太極拳その2.

2020年05月24日 09時42分50秒 | 形意拳

当会は、

九十九式太極拳(九密式太極拳PROと当会は呼称しています)を

ベースにして

武術の秘伝や極意を学ぶというスタンスをとっています

堺市の太極拳教室です。

 

今回は、形意拳の開式~三体式を学んだあとの話です。

形意拳では五行拳をまずは稽古するのがスタンダードなんですが

その中で一番初めにするのが、

劈拳(へきけん、ピーチェン)です。

この劈拳は、その1.ブログでかきましたように

開式と三体式の本質(秘伝つまり武術の戦略)が身についていないと

やる意味がないとはっきり断定して私は言っています。

そのまた、劈拳がやはり身についていないと

その他をやっても基礎力つまり理解力がないためダメだよと教えています(当会はですが)

さて、

劈拳は上から下へと

振り下ろすようにたたきつける。

そんな動作をします。

形だけではまず単純なんです。しかし開式をまじめにやっていきくほど

劈拳のホントウのところは「一番難しい」とおもいます。

本場の中国の先生(私の関わってきました師もたの先生方も)

こればかり何年も学ばないとダメと仰っています。

それはどういうことか、それはこういうことです。

劈拳でハッキリと形意拳の本質を理解してしまえーっ!! ということにつきます。

劈拳以外の他の五行拳も単純な動きです。

それは劈拳を習得していない限り、他の4つの拳が繋がらないのです。

繋がらないというのは、バラバラと捉えてしまうという事です。

これでは、連環拳どころじゃないということです。

ですから、そこまで進んで混乱するよりも(意識の混乱という意味)

その1.で実際にかきましたように

開式~三体式、そして劈拳を徹底的にまず第一として学びましょう。

ということなんです。

 

【当会では、動画配信はおこなっていません】

九密式太極拳のYouTubeはあります。

3年ほど前に、ある一人の生徒さんに頼まれて

形を覚えたいとの要望がありアップしたものです。それ以来動画は

加えてはいませんが、これからも

アップしないという意味ではないですよ。

練習風景など、和気あいあいとレッスンの風景を伝えたいとは

思っていますが

生徒さんの顔だしが難しい場合が多いため(今は100%NGです)

アップしていないだけです。

また、これからも

形など(太極連環拳や八卦連環掌など)はまずアップしません。

私は二次元映像を信じていないためと

動画をみて覚えるようじゃ決意(本気度)がたらないと

そういう理由からです。

当会の場合はまぁそういうことですから

套路を覚える努力は小さなことです。

そういう事で

九密式太極拳で言っていることは

極意をまず掴まないと、口伝を一つでも身につけないと(体現・体感しないと)

そういうレッスン戦略を描いているところ教室です。

 



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