Q1.
武術ってなんでしょう。
A:
難しい問題です(伝えようとしたら)
では、
武術としての学びについて書きますと、
武術は、
型(形)を学ぶ、
間合いを学び、
意識を学び、
生死を現実として受け入れ
礼儀を学び
いたみをわかり
氣を学ぶ(本当は「氣」はあとの後でいいのです)
戦術を学ぶ、
極意を、口伝を手にする。
武術の入口を学ぶ、
武術の出口を学ぶ。
姿勢を学ぶ、
構えを学ぶ
これら全てバラバラにみえて
これらすべてバラバラに学んで
しかし、でも
全部を学ばない限り『武術』を学んだことにはなりません。
全てを手に入れないことには
武術とは言えないという事です。
学校教育(人間の子どもの学び)とは
教育としての学びは
算数・数学を学んで
理科を学んで
社会(歴史や地理、政経)をまなんで
体育をして
音楽や美術をならい
国語教育をうけ漢字を練習し
外国語をまなび
道徳の教科書をよまされ
先生に叱られ褒めら時にはゲンコツをもらい
それ全部が教育です。
ゲンコツばかりもらっていたら暴力でしかなく
数学ばかりだけでは世界は理解できず
社会だけじゃ客観性や論理性に欠け
全部学ばないと教育じゃないということです。
武術も教育もパッパッとインスタントではないということです。