Kumitsu式太極拳《室町武術文化を繋ぐ会》

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「私が・・」・・ではない⑤~⑨番 「Kumitsu 太極拳 原則」

2018年12月16日 13時47分01秒 | 天地人
⑴日常生活における護身
⑵太極拳の使い方
⑶加害者にならずにすむおさめ方

以上の3点は、九密式太極で教えている5番~9番のココロの原則を使いましょう。

(3)加害者側にならないために

 これは切実な問題ですね、煽り運転の男性を考えてみてください。

 「カチン! ときたけん」という言葉。これはこのセリフの前に冠がついています。

 お分かりだと思いますが

 「私が」という意識(こころ)です。

 つまり「わたしが カチン! ときたけん」やってやろうと感情の

 起こりがあり、とんでもない状態を引き起こしたものです。

 「わたしが」という意識、こころの働きが先にくると、相手が見えなくなってしまいます。

 「私が」ではないのデス。5番目から見ていきますと


 5番目の原則.「@@@意識を出しっぱなす」

 6番目・「@@のこころを知る」

 7番目・「@@との空間に心をくばる」

 8番目・「@@を大切に扱う」

 9番目・「@@との距離を意識する」 


 @@には、「私」という自分は当てはめません。

 「相手」へむけた意識、働きかけがはいります。「相手」を当てはめてみてください。

 5番目の原則.「相手に意識を出しぱなし~~」

 6番目・「相手のこころをわかろうとする」

 7番目・「相手との空間に心をくばる」

 8番目・「相手を大切に扱う」

 9番目・「相手との距離や時間を意識する」 


ねッ!!大分とかわってくるでしょう。






⑴日常生活における護身
⑵太極拳の使い方
⑶加害者にならずにすむおさめ方
これらの3つは、相手(ヒト・モノ・動物が対象)に向けていくことを教えています。

「私が」@@をやっているのに・・・と思っているから
 腹が立ったりするのであり、

「私が無視された・・」と思うから相手を恨んだりします。

「私が@@したのに」というように、わたしがまず第一の時って

自分を高めるための勉強とか、自主練の時はいいのですが(自己へ向ける意識の時)

それ以外の場合は、摩擦、軋轢、負の感情をうみます。

武術の使い方も同じですよ、相手があってのことですから、また技は相手にむけるのですから。

私があってはダメなんです。


世の中には、「私が悪くない・・・」などの"私"ということを

相手に意識的に、無意識的に押し付けすぎる例が多々あるものです。

相手(モノも含めて)のある仕事、サービス、武術、スポーツ等

「わたしが」と冠に意識が先立つ方は今一度考えてみてください。

車で相手を煽るのは、「私が」という意識が強いため、強い感情を処理できずに相手にぶつけちゃうんです。


腹が立つ、不愉快になる、相手にムッとされる、彼女ができない・・・・

相手に向き合わない事で

自分が招いた「その結果」はすべて「私が」という意識なんですよ。



 

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