3.11あのとき

私は3/11地震のとき、数十人の方と一緒にビルの3階にいました（現在、と或る講座を受講中）揺れがおさまったときに階段を使って外に出ました。
「地震、おさまったかな」と思ったので皆で部屋に戻りましたが、余震が来たので荷物を全て持ってビルを出ました。ビルの階段はひとりだけが歩ける幅なので、降りられるときに降りて外に出たかったのです。
建物のそばにいると落下物の危険があるので開けた場所で待機。待機中、何度も揺れました。
講座の事務局の方は「本部と電話がつながらない」とだけ何度も仰って、どこでどうしたら良いのか分かりませんでした。
地震後すぐ、携帯電話でヤフーサイトを見ることが出来て東北地方が震源の地震だったと分かりました。
近くのビル1階にあるテレビが窓ごしに外から見えたようですが、私は見ませんでした。不安でいっぱいになりそうだったので。
車で来ている受講生は、同じ方面の方に声をかけ合って帰りはじめました。
講座の先生が受講生の自転車を借りて本部へ行き（私たちが勉強するビルと本部は少し離れている）戻って来られた先生が「本部にはもう誰もいない。今日は解散にします。気をつけて帰ってください」と。
「電車は動いていないようだけれど、ひとまず駅に向かってみる」方、「喫茶店か何かを探してお茶をする」と言う方、
私は建物に入るのが恐かったのでそのまま外にいて、しばらくの間、花壇の縁に座っていました。気持ちが落ち着いたので「歩いて帰ろうかな」と。
帰る道中の為にコンビニで飲み物とせんべいを買いトイレをお借りしていたら、同じ講座受講中の方に迎えが来て車で送ってくださるとのことで、ありがたく乗せていただきました。
自宅のことが気になりましたが、実家の様子も気になったことと実家の方が学校から近かったので途中でおろしていただいて実家に向かいました。
夜になって携帯電話にメールが一気に届きました。夜10時ごろだったでしょうか。心配してメールをくれた友人らの気持ちが有り難かったです。ありがとうございました。
携帯電話からツイッターやいろいろなサイトなどにつながるようになって「自分のBLOGなどを持っている人は無事でいることを書くと良い」と言う文章を読み、日付はかわりましたがBLOG記事をUPしました。私も何人かの方のBLOGやツイートを読んで安心することが出来ました。