kurogenkokuです。
1233冊目は・・・。
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【kindle版】
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NATOの教訓 世界最強の軍事同盟と日本が手を結んだら
グレンコ・アンドリー 著 PHP新書
ロシアとウクライナ問題を理解するうえで、非常にためになる良書です。著者はウクライナ出身の国際政治学者。
中国やロシアと対峙するうえで、重要なことは「NATO(北大西洋条約機構)の加盟国の本土は70年間、武力攻撃を受けたことがない」という事実です。独裁主義国家による侵略を防ぐには、軍事力の強化と併せて堅固な同盟関係の構築が必要です。
本書の製作日は2021年4月なので、この時点ではロシアとウクライナの戦争は起こっていません。NATOには適用の範囲内で加盟国が武力攻撃を受けた場合、全加盟国が該当国を守る義務があります。一方、適用の範囲外なら、守る義務はありません。もしウクライナがNATOに加盟できていたら、おそらく武力攻撃はなかったでしょう。加盟国の全会一致が、加盟の条件なので、ウクライナが加盟するのはもともと叶わなかったことなのかもしれませんが。
特にアメリカ第一主義をうたっていたトランプ大統領は自国にとってメリットの無いことはやらないので、日本を積極的に守ろうなど考えないでしょう。日本はアメリカが守る気にならなければ、安全面の保障なんてもともとないわけで、その点を踏まえて、いろいろな議論を重ねていくことが大切なのだと思います。
ちょっと薄っぺらい話になってしまいましたが、本書は勉強になりますよ。
【目次】
第1章 世界最大の平和維持装置
第2章 同盟における妄想と現実
第3章 平和ボケするヨーロッパ諸国
第4章 もし日本がNATOに入ったら
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