kurogenkokuです。
678冊目は・・・。
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本田にパスの36%を集中せよ―ザックJAPANvs.岡田ジャパンのデータ解析
森本美行 著 文藝春秋
まず著者の経歴が面白い。
米ボストン大学経営大学院でMBAを取得。その後、米アジアコンテントドットコムの日本法人の社長兼CEOなどを歴任した後、スポーツデータの分析と配信を行うデータスタジアム社長に就任。現在は顧問を務めるが、サッカー選手としても読売クラブジュニアユース、三菱養和サッカークラブでプレー、Jリーグ横浜FC、ヴィッセル神戸のデータ分析業務のテクニカルスタッフなどの経験を持つ異色な人材です。
本書は岡田ジャパンがワールドカップ南アフリカ大会に臨むにあたりなかなか勝てなかったテストマッチ、またその後ベスト16に輝いた軌跡、ザッケローニ監督に変わりアジア大会を制覇。その各試合におけるデータを鋭く分析されています。著者が勝利のために必要なファクターとしてどんな指標を立て考察したのか、スペインやドイツといった強豪チームと日本との違いは何か、アジアにおける戦いとワールドカップでは何が違うのか、データと言う視点で読み解くと大変面白いものがあります。
なおタイトルの「本田にパスの36%を集中せよ」はあまり関係ありません。
【目次】
序 章 勝負を決める16秒
第1章 サッカーのデータ革命
第2章 Jリーグで最も速い選手は?
第3章 岡田ジャパン「接近・展開・連続」の苦悩
第4章 W杯4試合最後のピースは本田
第5章 ザックJapanアジアカップ優勝への軌跡
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