モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

【624冊目】外資系コンサルの知的生産術 プロだけが知る「99の心得」


kurogenkokuです。
624冊目は・・・。

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外資系コンサルの知的生産術 プロだけが知る「99の心得」
山口 周 著 光文社新書


著者について、「外資系コンサルタントのスライド作成術」のクオリティが高かったので本書も期待して読みましたが、前著以上に内容が濃く購入して正解でした。

【369冊目】外資系コンサルタントのスライド作成術
http://blue.ap.teacup.com/motokuni/3574.html


例えば、プロジェクトリーダーが部下に対し、情報収集で指示を出す場合、「指示は『行動』ではなく『問い』で出す」というのがありました。
具体例として「○○に関する資料を金曜までになるべくたくさん集めておいて」という指示を出すのはダメなリーダー、「○○に関して、この4つの問いに答えを出せるような資料を金曜までに集めておいて」と指示を出すのが優れたリーダー。違いは言うまでもありません。

その他にも「知的生産活動に従事する管理職の大きな役割は『ここまでやれば及第点』というラインを提示すること」とか、「知的生産物の構成要素はwhat、why、howの3つ」であるとか、腑に落ちる『格言』がたくさん詰まっています。


費用対効果の高い良書だと思いますので、企業支援業務にかかわる方には強くお勧めします。


【目次】
第一章 知的生産の「戦略」
第二章 インプット
第三章 プロセッシング
第四章 アウトプット
第五章 知的ストックを厚くする

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