kurogenkokuです。
250冊目は・・・。
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井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室
新潮文庫
原稿用紙の使い方、題のつけ方、段落の区切り方、そして中身は自分の一番言いたいことをあくまで具体的に・・・などなど作文もそうですが文章を書く上で非常に参考になる良書です。
特に「は」と「が」の使い方についての解説が印象的だったのですが。
『理論的に「は」というのは、もう明らかになったことに付くんです。「が」は未知-まだわからないことに付ける。』
例えば「桃太郎」の冒頭
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むかしむかしあるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。
おじいさんは、山に芝刈りにおばあさんは、川に洗濯にいきました。
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物語の最初では、おじいさんとおばあさんは読者にとって、未知の存在だから「が」を使う。しかし紹介された後では、読者もう知っているので「は」を使う。
いかがでしょうか?
【目次】
一時間目
二時間目
三時間目
四時間目
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