kurogenkokuです。
211冊目は・・・。
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名画で読み解くハプスブルク家12の物語
中野京子 著 光文社新書
世界史に疎いkurogenkokuでも楽しく読めました。
ハプスブルグ家650年の血みどろの王朝劇を、肖像画にこめられた「意味」を紐解きながら綴っている名著だと思います。
この肖像画が読者である我々に語りかけてくるような感覚こそ、この本の評価が高い理由なのでしょうね。
【目次】
第1章 アルブレヒト・デューラー『マクシミリアン一世』
第2章 フランシスコ・プラディーリャ『狂女フアナ』
第3章 ティツィアーノ・ヴィチェリオ『カール五世騎馬像』
第4章 ティツィアーノ・ヴィチェリオ『軍服姿のフェリペ皇太子』
第5章 エル・グレコ『オルガス伯の埋葬』
第6章 ディエゴ・ベラスケス『ラス・メニーナス』
第7章 ジュゼッペ・アルチンボルド『ウェルトゥムヌスとしてのルドルフ二世』
第8章 アドルフ・メンツェル『フリードリヒ大王のフルート・コンサート』
第9章 エリザベート・ヴィジェ=ルブラン『マリー・アントワネットと子どもたち』
第10章 トーマス・ローレンス『ローマ王(ライヒシュタット公)』
第11章 フランツ・クサーヴァー・ヴィンターハルター『エリザベート皇后』
第12章 エドゥアール・マネ『マクシミリアンの処刑』
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