kurogenkokuです。
932冊目は・・・。
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経営の未来
ゲイリー・ハメル 著 日本経済新聞出版社
もうずいぶん前に買った本ですけど、よかったので夏休みの課題図書として再読。
近代経営管理の仕組みが、自由な精神を持つ人間を標準やルールに従わせはするが、それによって莫大な量の創造力と自主性を無駄にしてしまう。こんなところから未来の経営について考察。
「競争に勝ち残れるか否かは、次に来ると思われるものに備えて計画することより、むしろ次に来る可能性があるものを絶え間なく実験することにかかっている」
この一文がとても重くて、そんな企業の将来の可能性をどう評価するか、すなわち事業性の理解ということなのでしょうが、金融システムも含めた大きな変革が求められている、まさにいま言われていることだなぁと感じながら読んでいました。
ちなみに企業側が経営をイノベーションするための挑戦課題としては、以下の3点を挙げています。
①戦略変更のペースを劇的に加速させること
②イノベーションをすべての社員の日常業務とすること
③社員を奮起させ最高の力を発揮させる労働環境を築くこと
【目次】
はじめに
第I部 なぜ経営管理イノベーションが重要なのか
第1章 経営管理は終わったのか
第2章 究極の優位
第3章 経営管理イノベーションの挑戦課題
第II部 経営管理イノベーションの実行例
第4章 目的で結ばれたコミュニティを築く――ホールフーズ・マーケット
第5章 イノベーションの民主主義を築く――W・L・ゴア
第6章 進化する優位を目指す――グーグル
第III部 経営の未来を思い描く
第7章 束縛から逃れる
第8章 新しい原理を見つける
第9章 周縁から学ぶ
第IV部 経営の未来を築く
第10章 経営管理イノベーターになる
第11章 マネジメント2.0を築く
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