今日から新年度。
私の立場は変わりませんが、外部機関ではお世話になった方々が数多く移動になりました。新たに配属になった方とのゼロからの関係づくりが必要になりますが、それが大変であったり楽しみであったり。
どうもkurogenkokuです。
先日、ある事業者の経営革新支援にお邪魔しました。前々から相談予約を受けていて、2か月待ちの巡回指導です。
最初に問い合わせの電話をいただいたとき「予約が殺到しておりまして、長いこと待っていただくようになってしまうので、よろしければ他の経営指導員を紹介しましょうか?」と申し上げました。それでも私がいいとおっしゃるので、いまになってようやくお会いできた次第です。
内容は経営革新支援と持続化補助金支援だったのですが、慣れないながらも自分なりに一生懸命書き上げてあったのでびっくりしました。これだけ努力する社長さんです。あらためて全力で応援しようと思った次第です。
さて本題。
社長のご子息がこの度、大学を卒業され、メジャーな外資系コンサルタントに就職が決まりました。
彼がこれから飛び込む分野は、私がやっているコンサルティングとは全く別世界。すさまじいエリート集団の中に飛び込んで、揉まれて、大きく成長していくのでしょう。
社長はおっしゃいました。
「せっかくコンサルタントを志望したのだから、中小企業診断士を取得してほしいと思ってね。実はそのあたりもkuroさんに相談してみたかったんです」と。
私は言いました。
「彼が飛び込んだ世界は、中小企業診断士なんてなくても大丈夫ですよ。もちろん勉強していただいてもいいのですが、それどころではないと思います。そこでの経験自体に価値ありますから、彼にすべてをお任せしたほうがいいんじゃないですか。中小企業診断士はいつでも取れるし、むしろ彼がその会社にいた経験は中小企業診断士なんて比じゃないくらい箔がつくと思いますよ。」
相談時間の半分は、そんな話で盛り上がりました。
社長がいいました。
「せがれが帰省したら、一緒に食事でもいかがですか」
「もちろん、いいですよ。ただ彼が帰省できればの話ですけどね(笑)」
こんな経営相談(?)もたまにはイイです。
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