kurogenkokuです。
266冊目は・・・。
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先送りできない日本
池上 彰 著 角川oneテーマ21
わかりやすく伝えることについて定評のある著者。
どちらかというと“解説本”が多かったという印象がありますが、今回は違います。いま日本が直面する課題について現実をわかりやすく伝えたうえで、著者の考えを“主張”しています。
著書はこれまで何冊も拝読させていただきましたが、そういった意味で今回は新鮮な感じを受けました。
相変わらず論理明快で楽しく読めます。
多くの話題を一冊に集約しているので、数値的裏づけは多くありません。そのため各論に対して賛否両論あると思います。でもkurogenkokuにとっては充分すぎるほど参考になりました。
p.s
被災地の復興のため、この本の著者印税はすべて日本赤十字社に寄付されるそうです。
【目次】
“第二の焼け跡”からの再出発―まえがきにかえて
第1章 ドアを開ければグローバル社会
第2章 TPPでどうなる、日本の農業
第3章 国が変わるということ―座して死を待つか、第三の開国か。舵を切るのは今
第4章 世界が知恵を絞る巨龍との付き合い方
第5章 ものづくり大国日本、新ステージへ
第6章 今か、未来か?明日を決めるのはあなた
「いい質問」から「いい答え」が出る―長いあとがき
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