【稼動とは】
作業内容は「稼動」と「非稼動」に分類されます。
(稼動)
・稼動・・・主作業をしている状態のこと
(不稼動)
・段取り作業・・・稼動を行うために必要な準備作業
・作業余裕・・・作業中に行われる機械の手入れや掃除など
・職場余裕・・・打ち合わせ、手待ち、不良品の手直しなど
・用達余裕・・・トイレやちょっとした休憩など
・除外・・・雑談、喫煙など
【稼働率】
稼働率は以下で求められます。
稼働率 = (稼動状態のサンプル数 / 総サンプル数) × 100
なお、稼動分析における稼働率とは「人の稼働率」のことを指します。
【ワークサンプリング】
「瞬間観察法」とも呼ばれています。
あらかじめ設定した時刻に観測対象を瞬時に観測し、不稼動項目の要因分析を行います。
その改善手順は下記のとおりです。
①稼動(主作業)、付随作業、段取り作業、作業余裕、職場余裕、用達余裕、除外に分類
②全体に占める不稼動要因を分析、不稼動要因に大きく影響すると思われる項目を絞り込む
③不稼動因の中で一番多い項目を細項目に展開
④問題点を明らかにし、改善方法を検討する。
次回は時間研究について整理します。
コメント一覧

kurogenkoku
最新の画像もっと見る
最近の「Web研修」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2004年
人気記事